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ブックマーク / www.cinra.net (8)

  • 新しい「ルパン三世」山本沙代監督インタビュー | CINRA

    2012年、4月深夜。仕事から帰り、ビールを飲みながらぼんやりテレビを眺めていた僕は殴られるような衝撃を受けた。盗みと快楽を肯定する背徳的な詩を朗読するハスキーな女性の声、反復するチェロの音色。耽美的な筆致で知られるオーブリー・ビアズリーや宇野亜喜良の絵がそのまま動き出したようなエロティックな映像。それらが突然テレビから溢れ出たのだ。アニメである。けれども、最近流行のどんなアニメにも似ていない。それが『LUPIN the Third 〜峰不二子という女〜』だった。 誰もが知る『ルパン三世』シリーズの27年ぶりのテレビシリーズとして生まれた同作は、紛れもなくルパン三世だが、同時に圧倒的なオリジナリティーを備えていた。峰不二子を軸に据え、1960〜70年代によせた舞台設定は、原作が持っていたエロティックでアダルトで出鱈目な世界観を現代に甦らせることに成功した。菊地成孔音楽を担当したことでも話

    新しい「ルパン三世」山本沙代監督インタビュー | CINRA
    kaworry
    kaworry 2019/01/29
  • 大谷ノブ彦×柴那典が語る2018年のBTS、そして音楽と政治 | CINRA

    CINRA.NETでリブートした、大谷ノブ彦(ダイノジ)と、音楽ジャーナリスト・柴那典による音楽放談企画「心のベストテン」。第2回となる今回は、メンバーが過去に着用していた「原爆Tシャツ」が物議を呼び、11月9日放送の『ミュージックステーション』への出演がキャンセルとなった、韓国のヒップホップアイドルグループ「BTS(防弾少年団)」について。 音楽政治の関係、K-POPを見習ったJ-POPの海外戦略の是非、BTS以降の新しい感性を持った国内アーティストの登場など、音楽トークをお届けします。 BTSについてメディアで何か語ることが腫れものに触れるような扱いが続くならば、それは今後10年、日音楽文化に大きな禍根を残すと思います。(柴) 柴:今回はBTS(防弾少年団)について語ろうと思うんです。 大谷:いいのいいの? 炎上しちゃうんじゃない?(笑) 柴:いいんです! だってこれは2018年

    大谷ノブ彦×柴那典が語る2018年のBTS、そして音楽と政治 | CINRA
  • 美大がビジネスを教える? 英セント・マーチンズが見据える未来 - レポート : CINRA.NET

    アートとビジネス。この2つの間にはかなりの距離がある。水と油とまではいかないが、歴史的に見ても、アートはビジネスライクであることを嫌ってきたし、ビジネスだって感性よりもロジックを信頼してきた。けれども最近、風向きが変わってきている。ビジネスの方からアートに歩み寄っているのだ。 最近ベストセラーになった『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?』(光文社新書)は、ビジネスコンサルタントである山口周が、これまでのビジネスのように論理だけを突き詰めていっても「正解がコモディティ化する」として、直感や感性の重要性を説き、アートこそがこれからのビジネスに必要であるとした。 同書でも引用されていた、英国屈指の美大であるセントラル・セント・マーチンズ(以下、CSM)は、2017年に美術大学として世界初となるMBA(経営学修士)コースを開設した。ジョン・ガリアーノ、ステラ・マッカートニー、アレキサンダ

    美大がビジネスを教える? 英セント・マーチンズが見据える未来 - レポート : CINRA.NET
    kaworry
    kaworry 2018/11/29
  • 久保ミツロウ原案、男子フィギュアスケート描くアニメ『ユーリ!!! on ICE』 | CINRA

    テレビアニメ『ユーリ!!! on ICE』のティザーPVが公開された。 『モテキ』などで知られる漫画家・久保ミツロウと、『LUPIN the Third -峰不二子という女-』などを手掛けた山沙代が原案の『ユーリ!!! on ICE』は、男子フィギュアスケートの世界を描くオリジナルアニメ。久保は脚原案とキャラクター原案を手掛けており、山は監督とシリーズ構成も担当している。 公開されたPVではメインキャラクターの勝生勇利、ヴィクトル・ニキフォロフ、ユーリ・プリセツキーらの姿が確認できる。登場人物たちの振付は、アイスダンスで『全日フィギュアスケート選手権』を連覇した経歴を持つ宮賢二が担当している。 なおアニメーション制作は『坂道のアポロン』のMAPPA、キャラクターデザインを平松禎史、音楽を梅林太郎、松司馬拓、音楽プロデュースは冨永恵介が手掛けている。声優陣には勇利役の豊永利行、ヴィ

    久保ミツロウ原案、男子フィギュアスケート描くアニメ『ユーリ!!! on ICE』 | CINRA
  • 『WIRED』日本版編集長・若林恵が解任。テキストをCCで公開 | CINRA

    久しぶりに若林さんにメールをしたら、その返信が「実は辞めるんですよ」からはじまったものだから、打ち合わせ中に思わず「え!?」と発してしまった。 情報が、「何を言うか」と同じくらい「誰が言うか」が大切な中で、その発信元の主権がメディアから個人に移行したこの10年。その中でもなお圧倒的な「メディア力」を日国内で保持し続けてきたのが『WIRED』日版であったということは、少しでもメディアに関心がある人であれば納得いただける事実だと思う。そしてそれはやはり、編集長の才能と熱量があまりに強烈だったが故に担保されていたということも、同誌を愛するみなさんだったらご存知のはずだ。 かくいう筆者も、毎号毎号、若林さんが書く特集の前書きが楽しみで、(こんなこと言ったら怒られるかもしれないけど、どうしても時間がとれないときは)そのイントロダクションのページだけを読む号もいくつかあった。それくらい、この201

    『WIRED』日本版編集長・若林恵が解任。テキストをCCで公開 | CINRA
    kaworry
    kaworry 2017/12/22
  • 外から見た日本の文化 スコット・マーフィー インタビュー | CINRA

    3.11に日を襲った東日大震災のニュースは、言うまでもなく世界中に広がり、日を愛するアメリカ人の元へも届いた。2001年にバンドのメンバーとして初めて日を訪れたスコット・マーフィーは、日人の人柄と、アメリカともヨーロッパともまったく異なる日文化に魅せられ、独学で日語を習得、現在までに『GUILTY PREASURES』と題されたJ-POPのカバー集を多数発表している他、オリジナルの作品も発表している。今回はシリーズの最新作、アニソンをカバーした『GUILTY PREASURES ANIMATION』の発表に伴い、改めてスコットと日の関係を話してもらったのだが、やはり語気を強めたのは震災について話が及んだときだった。世界中が日を見守っていることを、僕らは今一度再認識すべきだと思う。 バンドでいろんな国に行ったけど、日に来て初めて、自分が外人だって感じて。 ―スコットは2

    外から見た日本の文化 スコット・マーフィー インタビュー | CINRA
  • 日本の音楽が、自由をくれた スコット&リバースインタビュー | CINRA

    最近目にする機会の増えた「洋楽不況」という言葉が事実であるなら、それは由々しき問題だ。なぜなら、「洋楽を聴く」という行為は、異文化を理解しようとする行為であり、それは結果的に自分自身を理解することにもつながる、とても大切な行為だからだ(少なくとも、僕自身にとってはそうだった)。自然災害や近隣諸国との軋轢によって、国内に目が向きがちな状況ではあるだろうが、そんなときだからこそ、外側に対する開かれた目線を決して忘れてはいけないと思う。 言わずと知れた世界的ロックバンド、WEEZERのフロントマンであるリバース・クオモと、ALLiSTERのフロントマンであり、J-POPをカバーした『GUILTY PLEASURES』シリーズでも知られるスコット・マーフィーがユニットを結成し、なんと全曲日語のオリジナルアルバム『スコットとリバース』を完成させた。日に対する深い愛情を持った二人は、声を大にして「

    日本の音楽が、自由をくれた スコット&リバースインタビュー | CINRA
  • 菅野よう子×神山健治×渡辺信一郎『音楽がアニメーションをどう変えるか』第1部 | CINRA

    音楽がアニメーションをどう変えるか』というテーマのシンポジウムを行うべく集まったのは、もはや二度と見ることはできない(?)超豪華メンバーたちだ。数々の名作アニメーションやゲーム音楽を作曲・編曲してきた音楽家・菅野よう子。テレビアニメの話題作『東のエデン』を手がけ、劇場公開映画も待機中のアニメーション監督・神山健治。そして『カウボーイビバップ』など独特のセンスが光る作品で多くのファンを持つアニメーション監督・渡辺信一郎。この三氏に加え、司会には脚家の佐藤大を迎えたイベントでは、「その場でアニメーション映像に音楽を付ける」というかつてない試みが行われることとなった。その興味深いコラボレーションを、できうる限り再現した原稿、ぜひじっくりとお読みいただきたい。 菅野よう子 SMAP、今井美樹、小泉今日子、Crystal Kay、元ちとせといったアーティスト達への楽曲提供/プロデュースワー

    菅野よう子×神山健治×渡辺信一郎『音楽がアニメーションをどう変えるか』第1部 | CINRA
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