山口県岩国市長選に当選した福田良彦衆院議員の辞職に伴う衆院山口2区補欠選挙(4月27日投票)をめぐり、安倍晋三前首相ら自民党の山口県選出国会議員と県連幹部が15日、党本部で対応を協議した。 福田康夫首相にとって初の国政選挙となるが、公認候補として有力視されていた林芳正、岸信夫両参院議員はともに出馬に難色を示しており、選考作業は難航。柳井市の河内山哲朗市長らの出馬も取りざたされたが、結論は出なかった。県連は公募実施も視野に月内にも結論を出す方針だ。 一方、民主党は前回衆院選で福田氏に敗れ、比例復活した平岡秀夫衆院議員が出馬の意向を表明している。