本日行われた麻生総理と田原総一郎氏との会談で、田原氏が「日本が欧米並みに豊かな国なり、冷戦が終結したことで自民との役割は終わった。ビジョンが何もない」としたところ、麻生総理は「そうなんだ」と応じた、と報じられています。 話の前後を見ていないので何とも言えないのですが、おそらくは総理としては単に口が滑っただけのことだと想像します。しかしそれでも、これも又これから新たな失言?のとして連日連夜報道されるだろうと思うと正直頭が痛い話ではあります。 そう言った政局がらみの話はさておき、田原氏の指摘に対しては、私であれば、次のように答えると思います。 「ご指摘の通り、日本の経済成長と冷戦の終結で、かつての自民党が目指したもののかなりの部分は達成できました。しかし、だからこそ、次の目標が重要になっています。 今の日本は、確かに豊かになりました。しかし、その『豊かさ』に社会制度が追いついていません。医療、