フォーサイト COVER STORY 日本勢が受注獲得を目指す米カリフォルニア州南北縦断高速鉄道のイメージ図。[加州政府提供]【時事】 ジャーナリスト 新田賢吾 Nitta Kengo (このコンテンツは9月19日発売のフォーサイト10月号に掲載されたものです) アメリカ、中国、インド、ブラジル……。世界で鉄道建設計画が目白押しだ。二十一世紀型インフラとして見直される鉄道の魅力とは何か。 「日本の新幹線は最も速く、最も安全で、輸送能力、効率性にもすぐれた高速鉄道システム」。 年初に発足したオバマ政権も落ち着きを見せ、選挙キャンペーンではない本格的な政策が次々に打ち出され始めた六月末のワシントンで、JR東海の葛西敬之会長が米政府関係者や鉄道専門家を前に、こう熱弁をふるった。 新幹線を世界に輸出しようという日本の戦略からすれば、当たり前の活動と思いがちだが、自動車王国の米国はこれまで高速鉄道に
![時事ドットコム:Foresightコンテンツ−新潮社ニュースマガジン 「鉄道新時代」がやってきた](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/0f531a6f769312f8083773f9891098097d5cb1df/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.jiji.com%2Fnews%2Fhandmade%2Fspecial%2Ffeature%2Fv4%2Fphotos%2Fforesight_00008_20091008%2Fforesight_photo00008-01_310.jpg)