普天間代替 国頭村長は安波案拒む 政治 2011年5月19日 09時45分Tweet(10時間10分前に更新) 【国頭】米軍普天間飛行場の移設問題で、国頭村安波地区の一部住民が高速道路整備などの地域振興策を条件に、代替施設の受け入れ案を政府に伝えたことについて宮城馨村長は17日、村議への説明で「受け入れ反対」を表明した。 宮城村長は同案について、6日に区民から計画を聞いたと報告。「どんな条件が出てきても移設は受け入れられない」と述べた。 同村議会の大城武議長は「議会は24日の区民総会の決定を待って判断する」としながらも、結果次第では「反対決議なども検討していく」と語った。村は区民総会前日の23日に緊急区長会を開き、宮城村長が各地区の区長に受け入れ反対を伝える。必要があれば村民大会を開き、反対の意思を示していくという。