オウム真理教の主流派団体「Aleph(アレフ)」から分派した団体の施設がある金沢市昌永町の住民組織「金沢オウム真理教対策協議会」と石川県警、公安調査庁、金沢市は23日、市役所で4者会議を今年度初めて開き、団体への監視を引き続き行うことを確認した。 市危機管理課によると、団体はアレフの元女性幹部が活動を始め、女性の名前から「山田らの集団」と呼ばれている。信者は約30人で、東京都武蔵野市にも拠点があり、金沢市の施設には少なくとも1人が常駐し、10人程度が出入りしているという。 法務省は先月、地下鉄サリン事件などオウム真理教が起こした一連の事件で死刑が確定し、東京拘置所に収容されていた7人を他の拘置所に移送した。裁判が終結し、刑の執行に焦点が移る中、教団の先鋭化が懸念されている。 同協議会では、団体の施設へパトロールを行うなど警戒を続けている。畠善昭会長(71)は「信者の思想を変えることはできな
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