国民民主党の玉木雄一郎代表は18日、山形県東根市の同党県連の会合に出席し、夏の参院選の勝敗を左右する改選1人区について、野党候補を一本化し、東北6県の選挙区で全勝を目指す考えを示した。会合後、報道陣に対し玉木代表は「いい候補者がたくさんいるので、調整が進んで絞り込めば、全勝できる可能性が十分ある」と述べた。 夏の参院選岩手選挙区(改選数1)では17日、共産、自由、社民の野党3党から推薦を受けた横沢高徳氏が正式に出馬を表明。一方で国民民主の元衆院議員の黄川田徹県連会長が出馬を検討中で、野党4党の候補者一本化にはなっていない。玉木代表は「県連が調整して一本化になると思う」と述べ、野党統一候補の一本化に自信を示した。