写真:JR東日本E235系 編集部撮影 東京総合車両センターにて 2015-3-28(取材協力:JR東日本) JR東日本とJR西日本は,2024(令和6)年4月に覚書を締結し在来線車両の装置・部品共通化の検討を開始したと発表した. 写真:JR西日本323系 編集部撮影 近畿車輛株式会社 本社にて 2016-6-24(取材協力:JR西日本・近畿車輛) これは,旅客輸送量や労働生産人口の減少が見込まれる中でも,将来にわたり鉄道輸送事業を維持発展させ,利用客へ安定的な輸送サービスの提供を目的とするもの.共通化による車両メーカー・サプライヤーの製造プロセスの効率化や生産性の向上を図ることで,サプライチェーンの強靭化を目指す.これにより,効率的な装置・部品の調達が可能となる. 共通化は,主電動機(モータ),オイルダンパー,行先表示器,パンタグラフなどの装置・部品から検討に入り,事業者の独