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ブックマーク / finalvent.cocolog-nifty.com (36)

  • 民主党公約、高速道路の無料化案について: 極東ブログ

    高速道路の無料化は民主党マニフェストの目玉商品とも言えるものらしいが、私は率直なところあまり関心がなかった。よくわからないというべきかもしれない。外国では公共道路は無料だし、日だけできないわけもないだろうと言われればそう思わないでもない。が、とにかくやってみたらという声には、いや、それは違うんじゃないのという感じはする。 私としては日には地方によってはまだ新設道路が必要だろうし、その財源を補う課金はあってもよいのではないか、あるいは一般財源でもよいのではないかとも雑駁に思っていた。 どうなのだろうか。問題を見ていくと、まず高速道路の無料化には日特有の課題もある。14日の日経新聞社説「多くの疑問がある高速道路の無料化案」(参照)でも触れていたが、日高速道路保有・債務返済機構が抱えた約34兆5000億円に上る債務の問題がある。これを返却するには有料でなければならないとするものだ。この話

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    kechack 2009/08/19
    小泉改革の民営化だと年月はかかるが、国債に転換され国民負担は避けられる。また、山崎氏が軽減しようとした金利負担は、単なる負担でなく間接的に郵貯などに投資をしていた国民の利益になるもので悪い借金でもない
  • 民主党政権で社会保険庁は存続だが日本年金機構は廃止の件: 極東ブログ

    社会保険庁は解体され年金業務は公法人の日年金機構に移行することは、法律第109号として2007年に7月6日公布され2010年1月に施行されることになっていたが、これを民主党政権は凍結するという報道が東京新聞に昨日流れた。大手紙やNHKでの報道は見当たらないのでどうなのだろうと疑問に思っていたがその後、共同でも流れた。その後の続報はというと見当たらない。拙速感はあるが、重要な問題でもあり、忘れぬ内にブログに庶民の雑感を記しておきたい。 当の東京新聞「年金機構 移行を凍結 民主検討 記録散逸を懸念」(参照)ではこう切り出されていた。 民主党は十四日、衆院選で政権についた場合、二〇一〇年一月に予定される社会保険庁から日年金機構への年金業務移行を凍結する方向で検討に入った。衆院選マニフェストで年金問題への取り組みを「五つの約束」の一つに掲げているが、年金業務を移行して社保庁を廃止すれば、年金記

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    kechack 2009/08/16
  • 自民党安倍政権が種を撒き、民主党鳩山政権が刈り取る: 極東ブログ

    自民党安倍政権が種を撒き、民主党鳩山政権が刈り取るの絵だなと思った。朝日新聞記事「民主、国家戦略局に民間人常勤 政治任用で30人程度」(参照)を読んでの印象である。他の報道では触れてないようだが、この件については民主党は、給油法や日米FTA議論のような愉快なブレはないだろうが、すでにその内実にはブレが含まれているようでもある。 以前の「極東ブログ:民主党の行政改革は、ようするに小泉改革じゃないのか」(参照)で触れたように、民主党の行政改革は、小泉改革及びそれを継いだ安倍政権の公務員改革と「瓜二つ」であり、むしろ大局的には安倍政権以降の自民党の混乱を小泉改革に戻すという流れに見える。 その目玉といえるのが、小泉内閣の時に設置された自民党の国家戦略部で、これが民主党鳩山政権では、国家戦略局と看板に僅かな違いがある程度の変更になる。が、この話、民主党政策集INDEX2009(参照)には、明示的

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    kechack 2009/08/14
    確かに民主党の方が、麻生自民党よりは小泉自民党に近い。
  • 民主党の行政改革は、ようするに小泉改革じゃないのか: 極東ブログ

    民主党の絶賛改訂中マニフェストβの行政改革のところを読んでいて、「これは、ようするに小泉改革じゃないのか」となんとなく疑問だった。世間一般というか、マスコミとかで吹かれている話だと、「小泉改革が諸悪の根源で、それを民主党が是正するのだ」みたいことになっているが、私は「違うんじゃないのか、小泉改革をダメにしたのが自民党自体なのではないか」と思っていた。 小泉改革を否定してしまった自民党と民主党が対決しても、潜在的な部分で対決になっていないどころか、潜在的な同型になってしまうのではないか。その同型の経済政策の面についてはすでに「極東ブログ:民主党マニフェストの財源論は清和政策研究会提言に似ているのではないか」(参照)で書いたとおりだが、行政改革についても、その同型性に触れておきたい。 この話、自分だけが奇妙な印象を持っているのかと思っていたが、3日のNHK時論公論「'09衆院選 官僚をどう使う

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    kechack 2009/08/07
    整理すると小泉時代になって自民党が90年代後半の民主党の主張をだいぶパクって自民党を変質させた。民主党は小沢体制になってから、民主党を地方や社会保障重視に路線修正。元々似ているのはみな承知でなかったのか
  • 鳩山邦夫総務相更迭、雑感: 極東ブログ

    郵政西川善文社長の再任を認めないとする鳩山邦夫総務相を麻生首相が事実上、更迭し、昨日は話題になった。 形式的に見れば鳩山前総務相に問題はなかった。日郵政株式会社法第九条に「会社の取締役の選任及び解任並びに監査役の選任及び解任の決議は、総務大臣の認可を受けなければ、その効力を生じない」とあり、社長選任の非認可は総務相の権限行使の正当な範囲である。問題があるとすれば、総務相の判断が政府を代表していない場合であり、今回はそれに相当した。首相は不適切な閣僚を任命したことになる。だが今回の騒動はそれだけで済むことではない。世論の一部は由々しき問題のように見ていたし、与党も野党も麻生内閣への不信といった構図で批判していた。鳩山前総務相の主張の是非が問われたかのようにも見えた。 鳩山前総務相は更迭されるにあたり、征韓論で敗れた西郷隆盛の「岩倉公、過てり」の故事を引き、麻生首相を岩倉具視に模し、自身

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    kechack 2009/06/16
    結局、財界の主流派は小泉時代と余り変わってない。政治の方だけ反構造改革派の方に大きく流れているが。財界に金をもらい、田舎者から票をもらう自民党の矛盾は昔からだが、財界も自民党を勝たせる為の妥協はしない
  • 小沢一郎公設秘書逮捕に昭和の香り: 極東ブログ

    私はずっと小沢一郎を支持してきたので今回の秘書逮捕の件に驚いたかといえば、驚きはしたが裏切られたという類のものではなかった。私は政治家に清廉を期待しない。政治家がカネにまみれるというのは民主主義のコストだと割り切っている。米国民もそう割り切っているのではないかなと、潤沢な政治資金で生まれたオバマ大統領を見ていた。 もちろん賄賂など不正なカネが政治家に渡ることを是とするものではないが、今回の小沢一郎の秘書が不正を行っていたかというと、私がざっとニュースで見たスキームからは、これは特段騒ぐほどのことではないように思えた。 で、私の理解。 まずルールだが、個人や政治団体が政治家に寄付をしてもいいけど、企業は政治家個人の団体に献金をしてはいけない、ということ。 西松建設という企業が小沢一郎に企業献金をしたというのなら、明白にアウト。しかし、そうではない。 ではどうかというと、企業が隠れ蓑のダミーの

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    kechack 2009/03/04
    だいたい政治に清廉さを求める人は最初から小沢なんて支持してない。
  • 麻生首相がやって来て小泉元首相が去った、で?: 極東ブログ

    麻生首相がやって来て小泉元首相が去った、で? 私には何の感慨もない。麻生首相に期待もない。いやまったくないわけでもなく景気回復につながる政策をしてほしいと思う。だけど与謝野馨経済財政担当相に増税以外の何が期待できるだろう。中川財務相金融相兼任の「兼任」って何かの冗談か。いやいや、”日銀、8日連続の資金供給…合計16兆円以上”(参照)とか効くかもしれない。 小泉元首相が去ったというか政界を引退した件についても何にも思わない。いやこれもしいて言えば66歳の引退は他の自民党議員に比べると若いようにも思う。が、当面無益な待望論を打ち消すにはよいか。というか、小泉元総理は長年の夢であった郵政解体以降すでに引退していたようなものだ。事実上安倍元総理がダメになるのを見越していたし、福田内閣にも関心はなかった。小池百合子にマジで期待していたとも思えない。 で? この件で何か、いやほんと何にもない。一応世相

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    kechack 2008/09/28
    小泉元総理は長年の夢であった郵政解体以降すでに引退していたようなものだ。事実上安倍元総理がダメになるのを見越していたし、福田内閣にも関心はなかった。小池百合子にマジで期待していたとも思えない。
  • ウォールストリートジャーナル曰く、政権交代は日本の災厄: 極東ブログ

    昨日のエントリ「フィナンシャルタイムズ曰く、変化が必要なら政権交代しろよ、日」(参照)でフィナンシャルタイムズの福田首相辞任の社説に触れた。なかなか英国風味の微妙な味わいがあったが、ついでにあまり味わいのないウォールストリートジャーナルの社説についても触れておこうかな。言うまでもなく、ウォールストリートジャーナルなんでタカ派なわけで、結論はある程度決まっていて、標題のように、「政権交代は日の災厄」というオチになる。つまんないといえばそうだけど、ブログなんてつまんないもんじゃね。ってことでひとつ。 その前に。このウォールストリートジャーナルの社説については、2日付けの日経新聞”「さらばミスター福田」 首相辞任、海外各紙が社説で非難 ”(参照)でこう言及されていた。 海外各紙は2日、相次ぎ社説で福田康夫首相の辞任を取り上げた。米ウォールストリート・ジャーナルは「さらばミスター・フクダ」と題

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    kechack 2008/09/04
    ウォールストリートに嫌われる国になりますように。
  • フィナンシャルタイムズ的には、ごく簡単に言うと、福田首相は小泉流にやれ、と: 極東ブログ

    来年が間近に迫ってまいりましたぁ。日はどうなるのか、どうあるべきか、福田首相はどうするべきか。やはりあれか、朝日新聞がご指導するように、中国に行って未来のために歴史を語れってことか。 クリスマス・ボケはさておき、19日付けフィナンシャルタイムズが日への期待というか、よりスペシフィックに福田総理への期待の社説を書いていた。”Japan needs to revive consumption”(参照)である。これ、どっかで翻訳するでしょと思っていたけど、その後、なんとなく見かけない。私が見かけないってだけかもしれないけど、スルーってことと私には区別が付かないので、ちとこちらのブログに備忘メモを兼ねて書いておこう。 フィナンシャルタイムズはイコール英国的というわけでもないし、そもそもメルトダウン状態のブラウン首相を担いでいる英国が何か言う?みたいなわけもない。ので、この社説は欧米のごく普通の

  • 安倍首相辞任で思い出すこと: 極東ブログ

    安倍首相辞任の印象について、ごく簡単にであれ、書いておくべきだろうと思う、というくらいの話だが。 なぜ、安倍首相が突然辞任したかについては、一部予想が当たったとかいう話もあるのかもしれないが、大勢にとっては突然の出来事で、殿様の時もそうだったが、お坊ちゃんもやるなという感じだろう。私は、当初健康の問題かなと思ったし、一部では遺産相続のカネがらみのスキャンダルかという噂もある。ようするに、なぜ安倍首相が辞任したのかはミステリーといった趣向になる。 こういうときは、話をシンプルに考え直すのが私のクセなので、ちょっと別件の忙しさが一息ついたので、緊急会見の全文(参照)を読み直してみた。案外べたに辞任の理由が書いてあるのに、みんな気がつかないということもある。これは全文コピーしてもいいだろうし、後になって、えっと小泉政権の後に1年短命の政権あったよね、ああ、これこれだよね、のために。 日、総理の

  • 極東ブログ: 三角合併攻防戦の背後にある動き

    国民が汗水垂らして貯めた財産を組織的に巻き上げるグローバリズム経済の魔の手がまた伸びてきたようだ。だが、日にはそれを迎え撃つ民族の知恵がある。 日を愛するという一点で従来右派と左派に分かれていた政治勢力が連帯し、過激ともいえるノーモア小泉運動によってグローバリズムの手先小泉純一郎と竹中平蔵を日政治の表舞台から手段も選ばず引き下ろし、危険な一手「三角合併」をかろうじて一年間凍結した。日国経済を支える諸団体も、「三角合併」の実質的な手続きを完膚無きまでに骨抜きすることに専念し、さらに小泉支持勢力による王子製紙によるTOBもなんとか阻止し、製紙業界の株価も国内的に妥当な水準に安定させた。なのに、その善戦の陰で次なる恐るべき一手が進められていたのかもしれない。 三月二八日付け日経新聞”三角合併の課税繰り延べ、外資の「準備会社」容認・財務省方針”(参照)で報道されたように、封じておいた悪

  • 死刑確定囚が常時百人の時代: 極東ブログ

    極めて難しい問題なのでスルーしてしまうか少しためらったのだが、気になることは気になるので取り敢えず時代のログとして書いておこう。話題は、死刑確定囚が常時百人の時代となったようだ、ということ。 大手紙などジャーナリズムでこの問題がどう取り上げられたのかいまひとつわからないのだが、ネットのリソースとしては二月二十日付けアムネスティのアジアニュース”日:死刑確定囚が100人となる ”(参照)が新時代の到来日について明確にしている。 日、日で死刑確定者数が100人となった。アムネスティ・インターナショナル日は昨今、特に2000年以降、死刑判決が増えている現状を憂慮する。 ただしアムネスティのニュースは実際にはニュースというより死刑廃止の主張に近いので事実認識の上ではもう少し距離を置いたほうがいいのかもしれない。なので、ネットを探すと、アムネスティを受けた形で二月二六日付けクリスチャントウデ

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    kechack 2007/03/03
    3流マスコミ人とチープな大衆世論の極刑熱望潮流をなんとかせい
  • フリー・ハグ(FREE HUGS): 極東ブログ

    フリー・ハグ(FREE HUGS)。直訳すると「無料の抱擁」だろうか。「ただで抱いてあげる」という感じもある。フリーという言葉には自由の意味合いがあるので、「ご自由に私を抱いてくれ」という感じもあるか。街中で、二行で書いたこのプラカードみたいのを掲げて、見知らぬ人が同意したら、そのまま(もちろん着衣のまま)抱き合う、という社会運動だ。言葉でうまく説明できないのだが、ユーチューブの映像を見ると誰でもすぐにわかると思うので、このエントリの末につけておく。 なぜ見知らぬ人が抱き合わなければならないのか。それ以前に社会運動? いやそれはちょっと違ったかもしれない。ウィキペディアを見ると、Free Hugs Campaign (参照)としている。英語の「キャンペーン」という言葉だとちょっと軍事行動的な意味合いもあるかもしれない。ウィキペディアの解説だと、なぜ?の理由は、Random act of k

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    kechack 2006/11/02
    日本人はすぐにいかがわしい宗教だと嫌悪しそうだ
  • [書評]もう一つの鎖国―日本は世界で孤立する (カレル・ヴァン ウォルフレン): 極東ブログ

    私はカレル・ヴァン ウォルフレンについて「日 権力構造の謎」(参照上・下)以来の愛読者で考えてみればもう十五年以上にもなる。当時の空気を思い出すと、市民派の新しい理念の可能性を秘めながら、改憲や差別問題にも屈しない姿はすがすがしく思えたし、小沢一郎を明確に支持したのもスジが通っていた。彼は日史・東洋史についての知識は乏しいものの、逆に欧米人の考え方の根幹のようなものをくっきりと見せてくれた。彼から私が学んだ最大のことは、市民と社会が敵対するとき国家が市民を守らなければならないということで、それまで私は吉隆明風に国家という共同幻想は曲線を描きながら死滅することを理念とすべきだと思っていた。が、まさにその曲線の部分で自分なりに西洋の考えかた特にルソーの一般意志論などを考えなおした。今思うと九〇年代だなと思うし、三十代の尻尾で自分もぶいぶいしていたと思う。 ウォルフレンについての私の違和感

  • 極東ブログ: 高学歴になるほど就職しづらい

    今週のニューズウィーク日語版のカバー「学歴難民クライシス」が面白かったといえば面白かった。高学歴になるほど就職しづらいという話だ。「就職できない一流大卒が急増 ブランド校を企業が警戒する理由」と補足されている。記事のほうの標題は「世界にあふれる高学歴難民(Overeducated & Unemplyed)」。リードはこう。 有名大学や大学院を出ても企業から冷たくあしらわれ事務職や短期雇用に甘んじる「学歴でっかち」が増殖している まあ、そんな話。 いきなり個人的な述懐になるが、自分もいつのまにか大学からはるか遠く離れ、かつてそこで学んだものがビジネス的にはなんの役にもたってないなとはっきりわかるので、こうした話にそれほど違和感はない。 では大学での学問になんの意味がなかったかというと、それはそれなりにそうでもなく、世界の眺め方が変わったなとは思う。いずれにせよ、済んだことは良いように解釈し

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    kechack 2006/05/31
    結局日本国内にそう付加価値の高い仕事がない。実業界は安くてマニュアル通りにきちんと働く人材にニーズがあるということでしょ。
  • 「はてな」からココログ(TypePad)へ: 極東ブログ

    昨日、「はてなダイアリー」からこちらに引っ越しをした。ブログを開始する当初、MTにするかちと悩んでいたが、やはりブログの主流はMTになるだろうから、MTベースがいいだろうと考えていたので、早々に移転した。リファラや統計の情報は得られないが、仕事でもないしいいだろう。ちょっと残念なのは、はてなの旧「極東ブログ」でPageRankをある程度まであげ、もう一歩でフレッシュクロールかというところだったが、それが消えることだ。しかし、もとからはてなのほうはキーワードリンクが多く、Googleにひっかかりやすいリンクファームの趣が強いので、それはそれでこのあたりで引き上げておいたほうがいいのだろう。あまり有名になってもろくなことはないという感じもする。それにしても、特に意味もなく保持していたニフティの会費がこんなところで生きるとはねである。 MT移行については、ちと「うざったいコメントが嫌になったか」

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    kechack 2006/01/02