11月19日に行った大統領選の不正を追及する訴訟についての会見で、染めた髪から黒い汗を流すジュリアーニ Jonathan Ernst-REUTERS <動機は、過去のメディアへの怨念か、訴追逃れか、それともただの金目当てか> トランプ米大統領の私的な顧問弁護士を務めるルドルフ(ルディ)・ジュリアーニは、12月6日に新型コロナウイルスの検査で陽性とされ、入院したと報じられました。病状については軽症と伝えられています。同弁護士は、11月3日の大統領選以来、多くの州における「投票結果への異議申し当て訴訟」を担当し、記者会見などで繰り返し選挙結果を批判する姿は世界的にも有名になりました。 そのジュリアーニといえば、ニューヨーク市の市長時代が有名です。1994年から2001年まで市長を務めた際には、当初は市内の治安回復(それ以前の検事時代を含む)に功績があるとされ、また退任直前の2001年9月11日