マンション情報を提供している「マンションレビュー」を運営するワンノブアカインドでは、定期的に全国市区町村別の中古マンション70㎡換算価格のランキングを作成している。 ランキングをみると、上位10位までは東京23区が独占し、11位の世田谷区に続いて、12位に神奈川県川崎市中原区が6091万円で入ってくる。中原区は超高層マンションが林立する武蔵小杉があるため、価格相場が高くなっている。 その後16位までは東京23区が続き、17位に東京都武蔵野市が5503万円でランクインする。武蔵野市には吉祥寺があり、各種の住みたい街ランキングで上位に入る人気の街で価格水準も高くなっている。 首都圏以外の市区町村としては、21位に京都府京都市中京区が5048万円で入っているが、やはり首都圏、なかんずく東京23区の価格水準が全国のなかでも際立って高いことが分かる。 その2023年10月のランキングで、東京23区の
大きな話題となったのが、麻布台ヒルズで供給される約1,400戸の住戸です。各棟に住戸があり、レジデンスA(14階~53階、320戸)、レジデンスB(6階~64階、970戸)、低層の麻布台ヒルズ ガーデンプラザレジデンス(6階~8階、31戸)、そして森JPタワーの54階~64階までの91戸のアマンレジデンス東京です。 アマンレジデンス東京は、ラグジュアリーリゾートを手掛けるアマンが初めて手がけた住居で、最上階にあるペントハウス3戸のうち、2戸は200億円以上の価格であるといった報道も出ており、どんな人が購入して住むのかといったことも耳目を集めています。 住宅エリアの「麻布台ヒルズレジデンス」は、高さも価格も日本一 東京の都心部を商圏にしている不動産会社・プレイヤーの間では、麻布台ヒルズの事業概要が発表された2019年には、すでに大きな話題になっていました。とんでもなく大規模な開発であり、供給
いまだあの「女子高生コンクリート詰め事件」のイメージが強い東京足立区・綾瀬。その綾瀬がなぜ公示価格・住宅地の上昇率ナンバーワンにまでなったのか。住宅の価格高騰から、庶民の手が届く23区最後の砦の一つともいわれる足立区エリア、そのなかでも綾瀬の魅力と今後の資産価値について紹介する。(マンショントレンド評論家・日下部理絵) たった1年で地価上昇率8%の「綾瀬駅前」 国土交通省が、最新の「公示地価」を公表した。公示価格とは、毎年1月1日時点の土地の価格、つまり標準地の地価のことを言う。東京都の土地の価格は、2年連続で上昇。その中でも目を引いたのが、住宅地の上昇率だ。 まず東京都・区部の住宅地の上昇率は3.4%。区として最も高かったのが台東区で4.8%、次いで豊島区4.7%、中野区4.6%と続く。そんななか、たった1年で上昇率8%と突出していたのが、あの綾瀬駅前『足立区綾瀬1丁目』である。 綾瀬と
流山おおたかの森の魅力は、都心への良好なアクセスと子育て環境 とはいえ、単なるターミナル駅というだけではなく、そこにプラスアルファの要素がないと、なかなか上位には上がってこない。そこで、上位の駅のその特徴について見てみよう。 トップの流山おおたかの森は、つくばエクスプレスの快速であれば秋葉原駅まで25分で、秋葉原駅ではJR山手線・総武線、東京メトロ日比谷線と接続しているので、都心の各方面に快適にアクセスできる。途中の北千住駅でも地下鉄各線に乗り換えが可能で、東武アーバンパークラインも利用できる。 また、駅周辺には高島屋ショッピングセンターや大和ハウス工業の新しい業態の商業施設・コトエ(COTOE)などもあって、生活利便施設が充実している。 さらに、流山市は子育て世帯への支援策が充実していることで知られ、2021年の人口増加数は全国1位で、人口増加率でも3位を誇っている。1学年10クラスの小
世田谷区は、多摩川や目黒川など12の河川が流れる自然豊かなエリアですが、同時に水害リスクも存在するエリアです。ここでは、世田谷区の洪水ハザードマップや駅の標高などから、浸水の危険性を探ります。また、川辺の住環境についても紹介します。世田谷区内で不動産購入を検討されている方は参考になさってください。(藤本惣平) 世田谷区の地域、河川、駅の標高 川はわたしたちにたくさんの恵みをもたらしてくれます。また河川周辺の地域は、河川敷や公園などが整備されており、子育て世代にも多大な人気があります。ただし、近年頻発する集中豪雨などによる水害リスクについて、よく知っておく必要があります。 本企画では、東京都内23区の川の流れや歴史を追うことで、水景に刻まれた都市の物語を読み解くとともに、水害リスクについても紹介していきましょう。今回は世田谷区です。 世田谷区は東京都内23区の南西部に位置し、都内では城西地域
板橋区の駅ごとの賃貸相場はいくら? 板橋区内にある各駅周辺の賃貸物件(アパート、賃貸マンションなど)の平均賃料と、1㎡あたりの賃料(平米単価)を調査し、賃料が安い順にランキングを作成した。板橋区内だと、どの駅の賃料が安いのだろうか?(データ提供:マンション情報サイト『マンションレビュー』) 板橋区の賃貸事情、住まいの環境は? 板橋区は東京23区の北西部に位置し、北は荒川を隔てて埼玉県と隣接する。鉄道は東武東上線を中心に、JR埼京線、都営三田線、東京メトロ有楽町線・副都心線が走っている。 緑豊かな公園があるのも板橋区の特徴だ。特に赤塚植物園は、自然を満喫するにはぴったりのスポット。園内には600種を超える樹木や草花が植えられ、四季折々の変化を楽しめる。 住宅地としては、商店街「ハッピーロード大山」が有名な東武東上線大山駅や、駅周辺にスーパーや飲食店が充実する同線の成増駅は生活がしやすく、ファ
荒川区の駅ごとの賃貸相場はいくら? 荒川区内にある各駅周辺の賃貸物件(アパート、賃貸マンションなど)の平均賃料と、1㎡あたりの賃料(平米単価)を調査し、賃料が安い順にランキングを作成した。荒川区内だと、どの駅の賃料が安いのだろうか?(データ提供:マンション情報サイト『マンションレビュー』) 荒川区の賃貸事情、住まいの環境は? 荒川区は東京23区のうちで2番目に面積が狭い区だ。区の名称となっている荒川は、実は区内を流れておらず、荒川区は隅田川に囲まれるように位置する。 荒川区は、昔ながらの下町の雰囲気を残す地域が多い。一部のエリアを除いて繁華街が少なく治安が良いため、子育て世代も安心して生活できるだろう。また、都内の中では家賃相場が比較的安い区なので、初めてのひとり暮らしにもおすすめだ。 荒川区内にはスーパーや個人商店は多いが、娯楽施設や大型商業施設は少ない。しかし、メトロやJRなど8種類の
中野区の駅ごとの賃貸相場はいくら? 中野区内にある各駅周辺の賃貸物件(アパート、賃貸マンションなど)の平均賃料と、1㎡あたりの賃料(平米単価)を調査し、賃料が安い順にランキングを作成した。中野区内だと、どの駅の賃料が安いのだろうか?(データ提供:マンション情報サイト『マンションレビュー』) 中野区の賃貸事情、住まいの環境は? 中野区は、新宿区や渋谷区といった都心部と隣接する便利な立地にある。閑静な住宅街が広範囲に広がり、落ち着いた雰囲気のある区だ。 区の中央をJR中央線が東西に走り、沿線は中野区内でも比較的栄えている。中でも中野駅は、中野サンモール商店街や中野ブロードウェイを中心に発展。グルメやサブカルチャーの発信拠点としても知られている。 中野区はほかにも商店街が非常に多く、それぞれに独自の魅力があり、地域の活性化に一役買っている。区内のどこに住んでも生活利便性が高く、暮らしやすい環境が
墨田区の駅ごとの賃貸相場はいくら? 墨田区内にある各駅周辺の賃貸物件(アパート、賃貸マンションなど)の平均賃料と、1㎡あたりの賃料(平米単価)を調査し、賃料が安い順にランキングを作成した。墨田区内だと、どの駅の賃料が安いのだろうか?(データ提供:マンション情報サイト『マンションレビュー』) 墨田区の賃貸事情、住まいの環境は? 墨田区は隅田川と荒川に挟まれた、東京都東部の区である。恵まれた水運のもと、古くから町工場が多く活気づいてきた。その名残で、現在も下町風情残る街並みが区内広範囲にわたって広がっている。 2012年、押上に東京スカイツリーが開業してからは近辺の開発も進み、タワーマンションなどの建設が相次いだため、人口も増加傾向にある。東京スカイツリーは、今やグローバルな観光地と化した。 墨田区にはほかにも観光名所が豊富だ。隅田川では春には桜祭りが開催され、夏は花火大会に多くの人が訪れる。
西武新宿線に住むなら、マンションを買うべき駅はどこ? こんな疑問に答えるために、中古マンションの騰落率と総合利回りのランキング【完全版】を作成した。マンション価格の値上がり・値下がり、賃料を含めた総合利回りなどで、魅力ある駅を探り出してみたので、マンション購入時の参考にしよう。(データ提供:マンション情報サイト「マンションレビュー」) 西武新宿線は都内と埼玉県を結ぶ、主要路線のひとつ 西武新宿線は、西武鉄道が運行する、西武新宿駅(東京都新宿区)から本川越駅(埼玉県川越市)までの29駅、47.5kmを結ぶ鉄道路線である。都内主要駅から、観光地としても知られる川越一帯までを結んでいる、西武鉄道の主要路線だ。 西武新宿線が開業したのは古く、1894年、明治時代にさかのぼる。最初に開通したのは国分寺駅と久米川駅間で、その後、駅の設置と廃止を繰り返しつつ順次開通していった。現在の形になったのは195
まずは上昇率ランキングの上位10駅を見ていこう。戸建て物件価格が、2018年とその10年後となる2028年で、どれだけ上昇または下落するかを推定したものだ。 東京北部・埼玉エリアで1位になったのは上昇率59%の南与野駅(埼玉県さいたま市)だ。さいたま市は2001年に浦和市・大宮市・与野市が合併を行い誕生(2005年に岩槻市を編入)。駅の所在地である鈴谷は中央区(旧与野市)の南部に位置し、付近一帯は農耕地であった。 1985年の埼京線開業により駅周辺には工場や駐車場が立ち並ぶようになり、人口の増加に伴い戸建て住宅を中心とした住宅地が増えていった。2003年からは「南与野駅西口土地区画整理事業」がスタートし、駅西口へのロータリーの設置、街路の整備が行われ、戸建て、マンション、アパート、商業施設の建設が進んでいる。 JR埼京線の駅で快速停車駅ではないが、新宿駅まで約30分、東京駅へは赤羽駅でJR
東京区部に隣接する川崎市は川崎区・宮前区・多摩区・麻生区も含めて全区が人口増加しています。一方で、横浜市は東京都心に近接する市内北部の都筑区・鶴見区・港北区・西区は増加しているものの、東京都心から遠い市内南部の金沢区他7区は減少に転じています。 明らかに東京都心への職住接近による都心回帰の傾向といえます。 人口が増加している区を見ると、大半が東京都心に電車で直結しています。 ・川崎市中原区と横浜市港北区は、横須賀線と東横線 ・川崎市高津区は田園都市線 ・川崎市幸区は、東海道線(京浜東北線)と横須賀線 ・横浜市鶴見区・西区は、東海道線(京浜東北線)・横須賀線・東横線・京浜急行 唯一、横浜市都筑区は、東京都心には直結していません。東京都心に出るには、横浜市営地下鉄(ブルーライン・グリーンライン)に乗り、途中で田園都市線か東横線に乗り換えとなります。これは、平成に入って開発の進んだニュータウンで
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