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ブックマーク / kmiura.hateblo.jp (18)

  • 2008-07-07 - kom’s log - 民主と私刑

    毎日新聞の海外向け記事の件に関して藤代氏は私刑の主体がマスコミから”ミドルメディア”に広がり拡大している、目下の日が私刑化する社会であることの傍証であると7月7日付の記事で述べている。記事にリンクされた『インターネットと「私刑」化する社会』、という目下の日社会に対する藤代氏による年初頭の分析を眺めて、なるほどと思う。 しかしながら、私刑社会はいまさらはじまった話でもないのではないか、と私は考え直す。日の道徳規範は私刑にかしずく世間体であってきた(e.g.村八分)。「私刑化」というまでもなく私刑は日の社会システムの根源的な一部なのである。裁きの主体は裁判官ではなくて”みんな”。いじめ自体は日にかぎった話ではない。米国にもドイツにもある。しかしながら、私刑がシステムとして形を変えながら歴史を通じ今でも幅を利かせる部分に日に特有な部分がある*1。マスコミからネットへ、という藤代氏の指

    2008-07-07 - kom’s log - 民主と私刑
    kechack
    kechack 2008/07/08
    私刑は日本の社会システムの根源的な一部なのである。
  • 2008-05-26 - kom’s log - かつての日大闘争右翼学生語る。

    日曜にフランス対残りの全世界という草サッカーやったら肉離れ。空手と動かす筋肉が違うのだなあ。 pêle-mêleのid:yskszkさんがなくなった*1。はてなにサイトを持つ人の中ではもっとも古い人達の中の一人ではないかと思う。2004年ごろに議論が盛り上がるリリカさんのサイトで(svnseedsがそのころのことをこちらに書いている)、コメントをかわしたりした、という交流があった。このサイトにもいくつかとラバを打ってもらった記憶があり、ああ、読んでもらっているんだな、と思っていた。私にとっては力の抜けた感じながら鋭いコメントをする人、フランス語が好きなライターの方、というイメージでした。その後、はてなを出版されたときには、へーこんなこと企てていたんだな、と思ってちょっとびっくりしたりした。病院で亡くなられた、とのことだが、自宅のアパートの階段から落ちて頭を打った06年の事故からしばらく療

    2008-05-26 - kom’s log - かつての日大闘争右翼学生語る。
    kechack
    kechack 2008/05/27
  • フィンランドの教育 - kom’s log

    フィンランドの子はなぜ賢いのか 応用力が世界1位 http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200712060047.html 上の記事で重要だと思ったのは 「成功しているのは、教師がすべて修士号を取得していて質が高く、同じ学校で長く勤務して責任を持たせているためだ」。まねるだけではダメ、教師の環境を整えることが第一だという。 一方で日の文部科学省は、膨大な業務を教師に押し付け、教員免許を更新制にし、校長や教頭の権力を絶対的なものにして教師という職業をいかにも魅力のないものにおとしめている。そこにあるのは実のところ”教師の排除”という発想だけ。優秀な人間が(権力者のいうことをよく聞く教師という優秀さではないが)、そんな職業を選択しなくなっていくのは、あたかもしくまれたようでさえある。二度目の引用になるが … すべての教員養成課程を調べたわけではないし、あくま

    フィンランドの教育 - kom’s log
  • 「日本軍」から「空気」へ - kom’s log

    三省堂「日史A 改訂版」の場合 さらに日軍に「集団自決」を強いられたり、戦闘の邪魔になるとか、スパイ容疑をかけられて殺害された人も多く、沖縄戦は悲惨をきわめた。 ↓ さらに、追いつめられて「集団自決」した人や、戦闘の邪魔になるとかスパイ容疑を理由に殺害された人も多く、沖縄戦は悲惨をきわめた。 山川出版社「日史A 改訂版」の場合。 島の南部では両軍の死闘に巻き込まれて住民多数が死んだが、日軍によって壕を追い出され、あるいは集団自決に追い込まれた住民もあった。 ↓ 島の南部では両軍の死闘に巻き込まれて住民多数が死んだが、そのなかには日軍に壕から追い出されたり、自決した住民もいた。 以上、「沖縄戦の「集団自決」に関する教科書検定問題の資料」@世界の片隅でニュースを読む から転載*1。記述の変化は微妙である。しかしはっきりしている。要はだれがその行動を引き起こしたか、という点が曖昧になる

    「日本軍」から「空気」へ - kom’s log
  • 2007-08-29

    walkinglintさんとかが指摘しているようだけど、文化の再生産について。 主に教育と社会階級について分析。単に裕福な家庭の子が進学で有利というだけでなく、文化(上品で正統とされる文化教養や習慣等)の保有率が高い学生ほど高学歴であることを統計的に証明した。またその子供も親の文化を相続し、同じく高学歴になることも統計的に証明した。彼はこれを文化的再生産と呼んだ。特権的文化の世代間継承と、学校がそれに果たす役割を解明。社会構造が再生産され変化するメカニズムについて考察し、現象学的主観主義を発展させることも目指した。これらの研究は、自己を他者から区別する「卓越化」が構造化される過程の分析から、階級闘争まで触れた著書『ディスタンクシオン』としてまとめられた。社会的地位の再生産に関する、マルクス主義とは異なる新しい理論として、ヨーロッパだけでなく日アメリカでも注目された。 とり

    2007-08-29
  • kom’s log - ラスト・サムライの虚妄

    いま”自由史観派”は一体どんな心理状況なのか。東京未来大学教授で精神科医の冬月武彦氏はこう言う。 「“慰安婦問題は自分のせいじゃない”“運が悪かった”という気持ちが強く、いわれのない批判を浴びているという被害者意識が強いのでしょう。秦論文をはじめいくつも実績は上げているのに、自分の考えが世界にうまく伝わらない。そのイライラ、もどかしさが見て取れます」 精神科医の吉眞氏も同意見で、「例えて言えば、裏カジノの雇われ店長のように、警察に摘発される時だけ矢面に立たされるという理不尽な思いが強いのかもしれません」と”自由史観派”の追い詰められた心理を分析する。 テレビのドキュメンタリーや研究者による多くの報告にもかかわらず、子供っぽく短絡的に反論するのは、「精神的なゆとりのなさの表れ。きつい口調で問い詰められた時に、とっさのアドリブがきかず感情的に反論してしまうのは人間的な経験の差が大きい。物事を

    kom’s log - ラスト・サムライの虚妄
    kechack
    kechack 2007/07/16
    裏カジノの雇われ店長のように、警察に摘発される時だけ矢面に立たされるという理不尽な思い
  • 2007-05-25

    以下は昭和18年の閣議決定である。1943年。64年後の現内閣や一部知識人・文化人が言っていることとあまりかわらない。 勤労青少年補導緊急対策要綱 昭和18年1月20日 閣議決定 第一 目標 国力ノ基幹タル勤労青少年ノ不良化傾向ノ増大ニ鑑ミ一般勤労青少年ニ対スル補導ヲ徹底シテ其ノ不良化ヲ未然ニ防止スルト共ニ不良化セル勤労青少年ニ対スル教化錬成ヲ充実シテ之ヲ健全ナル勤労青少年ニ指導育成スルモノトス 第二 一般勤労青少年ニ対スル補導 一般勤労青少年ニ対シ概ネ左記対策ヲ講ジ之ガ不良化ノ防止ニ努ムルモノトス 一 工場事業場ニ於ケル補導横関ヲ充実整備スルコト 二 勤労青少年ニ対スル錬成ノ徹底ヲ図ルコト 三 勤労青少年ニ対スル生活指導並ニ貯蓄指導ノ徹底ヲ図ルコト 四 勤労青少年ニ対スル厚生施設ノ拡充強化ヲ図ルコト 第三 不良化セル勤労青少年ニ対スル補導 不良ノ性行アル勤労青少年ニ対シテハ概ネ左記対策ヲ

    2007-05-25
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    kechack 2007/06/14
    伊藤純子はネトウヨの慰安婦
  • kom’s log-こりゃニュースだ

    AP電を曲解した産経新聞古森さんの記事が、やっしゃんさん@美しい壷日記の指摘により公式に訂正された。経過はやっしゃんさんのサイトでどうぞ。→産経新聞が古森義久記者の捏造記事を謝罪訂正することに決定したよ 訂正前:占領時、米軍も「慰安婦」調達を命令 ホンダ議員「旧日軍は強制」言明 訂正後:占領時、米軍も「慰安婦」調達を許可 ホンダ議員「旧日軍は強制」言明 - ちなみにこの古森さんという人は産経新聞ワシントン特派員で、昨年8月にワシントンポストでクレモント記者に次のように指摘された記者。 What's alarming and significant about today's intimidation by the right is that it's working -- and that it has found some mutualism in the media. Sankei

    kom’s log-こりゃニュースだ
  • 2007-05-19

    うちの街のオーケストラのヴァイオリン弾きの人に糠を床わけしたら、来週の演奏会に招待してくれた。でもクラッシックって柄じゃないんだよなあ。うーむ。 教育法が改定されたのを受けて、下位法がじわじわと制定されつつある。 教育関連3法案、衆院通過 午後の会議で 可決されたのは、文部科学相に教育委員会への指示・是正要求権を与える「地方教育行政法改正案」▽副校長や主幹教諭を新設する「学校教育法改正案」▽教員免許に更新制を導入する「教員免許法改正案」の3法案。 教員免許を更新制にするというのは、教員に対するコントロールを強めて教員のクオリティをあげようという工場の管理のような発想なのだけど、このことはそもそも教員になる人間が減少しているのに、それに輪をかけるような圧力をかけてどうするんだね、というのは前に書いたのだが(『現場の枯渇』、『教員免許の国家試験化 』)、更に志望者の質を下げることになるだ

    2007-05-19
  • kom’s log 従軍慰安婦問題のひとつの解決法

    気温低下。 フィンランド人、ドイツ人、スコットランド人とわたしというメンバーで飲んで、そのままうちになだれ込もうとしていたら、路上で知り合ったドイツ人のストリートギャングっぽい若者二人組みと、バックパッカー少年が一人、一緒についてきた。ドイツ人やフランス人は飲んだ後にべたくなるのがなぜか玉子焼きで、しかしながら私は日人によくある麺類をたべたくなる。飲んだらラーメン、なので7人でビールの続きをのみつつラーメンずるずる。世界に広がるラーメンの輪。若者二人組みはパカパカとビールを開けてへべれけになり、その後もつれあうように去って行った。バックパッカーの少年は彼女に会いにやってきたのだそうである。え、なんで彼女のうちに泊まらないの?と私は聞き返してから、愚問、まだ若いんだ、と頭の中で思い返した。バックパッカー少年はその後正体もなく床で眠りこけて、次の日にも二日酔いでふらふら。おなじくうちで寝て

    kom’s log 従軍慰安婦問題のひとつの解決法
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    kechack 2007/05/11
    アメリカが日本を非難している、というよりも、人権意識に敏感な人たちが鈍感な人たちを非難している
  • kom’s log - ■右傾化文脈と改憲

    国民投票法の成立確実に 与党修正案、13日に衆院通過 以前何度かここにもメモしたが、折々の発言などからアベはウルトラ右翼のタカ派、リヴィジョニストとしてのイメージが欧米で形成されている。こうした海外の報道を”反日”と1940年代タームで罵倒したつもりになっている人々もいるのだが、はたからみたら自分で喧嘩売っておいて反応があると”反日”レッテルを貼ってなにやら満足するというのはどうみても頭の悪いチンピラである。 先月に慰安婦に関する発言で米国の議会の猛反発をらった背景にも、右傾化を強化するアベ首相の施策に対する警戒感がある。醸成した対外イメージの線上にあるのであって独立ではないのだ。憲法改正ももちろんこうした線上に置かれることになる。改正するならば、明確で正当性のある説明が日にのみならず海外に向けても行われる必要がある。右傾化とは排外の姿勢だからだ。むろん「美しい国」ではますますダメであ

    kom’s log - ■右傾化文脈と改憲
  • 2007-04-05

    「今後5年間の展望について来週ディスカッションしよう」と研究所の偉い人がいってきたのだが、それって私がここにもう5年いるって前提なのだろうか。うーむ。アイデアだしてくれってことだと思うことにしよう。重要さを強調するためなのかなんなのかいきなりなんたらミリオンってな巨額なお金の話がその口からずらずらとでてきた。1000ユーロ以上の金額に感覚が消失して「おなかいっぱい」になる私としては判断不能。というか、金の潤沢な研究所なのに頭下げたくないばかりに金のかからない研究ばっかりしてきた。おかげで貧乏性なのである。 世の中いろんな人がいます、ということなのだが なぜ石原を支持しちゃうオバサンがいるのか(もしくは左派に関する考察) この疑問に対する私の答えは、イシハラ将軍が都知事だから。イシハラ将軍がどんな人間か、なにを発言したか、いかなる思想傾向をもつか、というコンテンツではなくて、彼が都知事である

    2007-04-05
    kechack
    kechack 2007/04/06
    そのような精神において選挙とはどのような意味を成すのか。忠誠の意思表示か?
  • 2007-03-30

    韓国の世間は既に日への謝罪賠償請求に同意して一体化していますが、日の世間は売春婦を性奴隷と捏造したことには同意できないと考える割合が日に日に増え、むしろ毀損された日の名誉を回復しなければと考え出しています。女権伸長と同様に、名誉権感覚や法感覚も伸長しています。行為当時に不道徳ではあっても犯罪ではない行為を、現代の価値観から過去に遡及して犯罪として糾弾処罰することに違和感を覚える人たちが増えています。 野原さんの07年3月25日付コメント欄、中道右派さんのコメントから 上記私がボールドにした部分がかなりのポイントだと思う。違和感を覚えるか否か。違和感を覚えてそれを批判する立場もあれば、そうでない立場もある。たとえば また問題が当事国でなく米国で火が付いたことで思い出したのは、ゼミで聞いた国連人権小委員会委員の横田洋三さんの話だった。 元慰安婦らが求める請求権は国家間の平和条約や2国間条

    2007-03-30
    kechack
    kechack 2007/03/31
    あやまるぐらいいいなじゃない? 謝罪する行為に屈辱感を感じる人はビジネスマンにはなれない。一生ニートやってなさい。
  • 2006-11-15

    ”日教組粉砕”が教育法の改正を支持するもっとも一般的な背景だろうというようなことをこのところ何度か書いていた。その後もこんなページのコメント欄をみていても、やはりそうなのである。実際には日教組の影響力なんて低下しているんじゃないの、という印象が私にはあったので、実際にどうなのかと調べてみたら文科省に数字があったので、組織率の経年的な変化をプロットした。文部省にPDFもあるんだけど、個人的にはあまり美しくないプロット(エステティックにということだが)だなあと思ったしPDFを見る人もあまりいないだろうということで、描きなおした。使ったのはHTMLに載っている数字テーブル。 1957年から2005年までの調査の結果で、赤丸が日教組。1989年末に日教組は分裂して、社会党系が残り、共産党系の全教(全日教職員組合)が結成されたので、1990にがくっと減っている。赤三角が全教の割合。日教組の%と

    2006-11-15
    kechack
    kechack 2006/11/16
    日教組はスケープゴートとしてその存在を恣意的に誇張する必要があった。→それを鵜呑みにしている人大杉
  • 2006-11-09

    妙に暖かい日。教科書をこの一週間ほど書いている。研究関係だと集中できるのに、教科書となると注意散漫になってしまう。Write like you talkなんて念仏唱えるけど、性にあってないんだな。 戦前の教育勅語 → 現行の教育法という流れに関して注目している。教育法を改定しようという立場の政治家は、教育勅語がまずかったのは、それが勅語であり天皇を中心とした教育のありかたを示した内容だったからまずかったんで、天皇の代わりに国家をすえればよい、となんともあさはかな考え方をしている。頭をすげ替えりゃいいんでしょ、という発想である(引用1の項を参照してほしい)。教育勅語の理念自体にたいしては「あれはよかった」。この認識があまりに間違ったものであることを書いてみようかと思っていたら、昨日8日付の名古屋市公聴会における高橋哲哉さんによる意見陳述のトランスクリプトが出たのでひとまずリンクする。

    2006-11-09
    kechack
    kechack 2006/11/10
    そうそう。現政権追認者というサイレントマジョリティが常に存在
  • ”志”は理念ではない - kom’s log

    安倍晋三の政策は、日米軍事同盟の実質化、すなわち日がブレア政権下のイギリスのようになることを中心にすえているとを念頭に眺めると実にわかりやすい。この方針は1960年5月に警官とやくざを国会に招き入れて新安保の強行採決をした祖父・岸信介の遺志を直接継ぐものでもあるので、まったく単純明快というか、わかりやすすぎるほどである。具体的には憲法改正を伴う日の軍事立国化が目標となる。その片翼として教育法の改正が重要な目標として掲げられているのは周知のとうり。06年9月29日付の所信表明演説(デファクト施政方針演説)では次の部分だ。 私が目指す「美しい国、日」を実現するためには、次代を背負って立つ子どもや若者の育成が不可欠です。ところが、近年、子どものモラルや学ぶ意欲が低下しており、子どもを取り巻く家庭や地域の教育力の低下も指摘されています。 教育の目的は、志ある国民を育て、品格ある国家、社会

    ”志”は理念ではない - kom’s log
    kechack
    kechack 2006/10/04
    自主や自由を根本的にネガティブに捉えている。「自由」という価値を評価しない人間が自由民主党総裁の資格はない。
  • 日本人入門 - kom’s log

    先週の私はドイツに来て10周年であり、10度目の誕生日でもあった。私の誕生日を祝う友人たちとイタ飯屋でさんざん飲みいしたあとに、じゃあもう一軒、ということで街の中心にある広場に向かった。中世の雰囲気を残す石畳の広場には、我々がよく集う飲み屋がある。その飲み屋の前にある街灯に古い型の自転車が立てかけてあり、フレームには日の丸がぶら下がっていた。どこの日人だ、こんなアホなことしているのは、と私はいいかげん酔っ払っている友人たちにいった。すると彼らは、おもしろい自転車だし写真でもどうだという。そこで私は自転車にまたがった。友人たちは揃ってケータイのシャッターを切りまくっている。そうこうしているうちにどこからともなく封筒を渡された。なんじゃこりゃ、やっとプレゼントかね、とぶつぶついいながら封を切ってみたら自転車の鍵が入っていた。私がまたがっていた日の丸自転車は、私への誕生日プレゼントだったので

    日本人入門 - kom’s log
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    kechack 2006/09/25
    確かに海外経験はおろか外国人との交流経験がないままナショナリズムに触れると、大抵偏狭なものになる。
  • 2006-09-01

    9月。夏休み研究にけりつけなくては。 昨日書いた内容に関連することを加藤紘一が30日付で喋っている。以下引用。 僕は愛国心とかナショナリズムには、どうも今の日を見ると3種類あると思う。 ひとつは、隣の国と戦ったり、抵抗したり批判したりする抵抗するナショナリズムです。これは国境線問題でも島の問題でも戦うナショナリズムです。これは政治家が使うと非常に効率的なナショナリズムだけど、非常に危ないナショナリズムです。 2番目は競争するナショナリズムです。サッカーでわがチームジャパンが勝てばワーと騒ぐ、WBCで王監督の下に勝ったとなると喜ぶ、それからイナバウアーで勝つとうれしいのです。さらにこれが、小学校の数学国際コンテストで勝ったとか、科学技術の想像力があるかとか、最後がGNPの競争です。これは健康な競争するナショナリズムだと考えます。 3番目は、誇るナショナリズムです。日は『これなんだよ』と誇

    2006-09-01
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