四国経済連合会の長井啓介会長(四国電力会長)は7月30日、首相官邸を訪問して岸田文雄首相と面談し、災害対応力の向上を目指したインフラ整備や、四国新幹線をはじめとする交通ネットワーク整備への支援を要請した。岸田首相は「地域の足となる交通網をどう維持・整備していくかも課題。関係者の連携や予算的な支援などで、国もバックアップしていきたい」と応えた。 >>電子版を1カ月無料でお試し!! 試読キャンペーンはこちらから >>この記事の続きは『電気新聞』本紙または『電気新聞デジタル』でお読みください
四国経済連合会の長井啓介会長(四国電力会長)は7月30日、首相官邸を訪問して岸田文雄首相と面談し、災害対応力の向上を目指したインフラ整備や、四国新幹線をはじめとする交通ネットワーク整備への支援を要請した。岸田首相は「地域の足となる交通網をどう維持・整備していくかも課題。関係者の連携や予算的な支援などで、国もバックアップしていきたい」と応えた。 >>電子版を1カ月無料でお試し!! 試読キャンペーンはこちらから >>この記事の続きは『電気新聞』本紙または『電気新聞デジタル』でお読みください
国が2021年末に公表した洋上風力発電の公募結果を巡り、関係各者に衝撃が広がっている。三菱商事の共同事業体が他者と圧倒的な価格差で3海域とも勝ち取ったからだ。見積もりの方法や他の海域との組み合わせ、販売方法など、競合他社は抜本的な戦略見直しを迫られる可能性がある。 3海域のうち、最も安かったのは秋田県由利本荘市沖の1キロワット時11.99円。2番目に安い応札価格とは5円以上の開きがあったとみられる。競合他社からは「風車代をゼロ円にしても勝てない」「(もし落札価格で応札すれば)年数十億円の赤字が出る」と、悲嘆の声が飛び交う。 安さの秘訣(ひけつ)は何か。複数の関係者が指摘するのは、洋上風力の再生可能エネルギー価値だ。PPA(電力購入契約)や小売りを通じて環境価値を評価する需要家に高値で売る戦略が浮上している。三菱商事らは公募でAmazon、NTTアノードエナジー、キリンホールディングスと組ん
トヨタ自動車が昨年末に閉鎖した東富士工場跡地(静岡県裾野市)で実証都市「ウーブン・シティ」の建設工事に着手した。まだ全体像は明らかになっていないがスマートシティーに関連する自動運転電気自動車(EV)やロボット、人工知能(AI)などの技術開発の場になるという。2025年までに高齢者や子育て世代の家族、研究者などを中心に360人程度、将来的にはトヨタ従業員を含む2千人以上が暮らす予定だ。 「研究者、エンジニア、科学者たちは自動運転やMaaS(モビリティー・アズ・ア・サービス)、AIなどのテクノロジーを自由に試すことができる」。トヨタの豊田章男社長は20年1月に米国ラスベガスで開かれた電子機器の見本市「CES」でウーブン・シティの構想を披露した。 同年3月にはスマートシティーの技術開発に向けてNTTと資本・業務提携した。自動運転技術などを搭載したトヨタの「CASE車」とNTTの5G(第5世代移動
全国の複数エリアで電力需給が逼迫した状態が続いている。長引く寒波の影響で需要電力量が急増。悪天候が続く地域では太陽光発電も期待できず、火力の燃料在庫は底をつきつつある。これに伴い、需要がピークを迎える1点の供給力(キロワット)だけでなく、全時間帯の供給力(キロワット時)が不足。需給調整用の揚水発電の水をくみ上げる電力の確保も危うい状況だ。揚水発電ができなくなれば朝夕の需要ピーク時に時々刻々と変わる需要と供給のバランス調整が難しくなり、最悪の場合は大停電につながる危険性もある。 冬の電力需要曲線は、夏に比べてフラットに近い。ピーク需要は夏ほど高くはないものの、深夜から早朝にかけて需要が多く、1日当たりの需要電力量は夏より多い傾向にある。夏は需要ピーク時の瞬発的に対応できるキロワット確保が求められるのに対し、冬はキロワット時という持続的な電力量をどう確保するかが重要になる。このため、設備容量と
ぼろぼろになったコンクリートの構造体と、錆の目立つ貨車。産業遺産として復元され、今年春から公開されている群馬県中之条町の太子(おおし)駅での光景だ。 構造体は、鉄鉱石を貨車に積むホッパーの基礎部=写真左。太子駅が1945(昭和20)年に開業した鉱山の専用線の始発駅だった名残だ。5月からは古い貨車=写真右=も展示されている。この貨車は、静岡県の大井川鉄道井川線で使用されていた。57(昭和32)年に完成した中部電力井川ダムなど、大井川での電源開発の礎だった井川線。53(昭和28)年製造の貨車も開発に貢献していたという。 つくられてから半世紀以上の時を重ね、静岡と群馬の2地域の産業遺産が並んだ姿は、戦後復興やその後の成長を支えた電源や資源の開発事業を想起させる。 群馬・太子線の太子駅に、静岡・大井川鉄道で活躍した貨車を展示 太子駅は、日本鋼管群馬鉄山の鉄鉱石を運ぶ専用線「太子線」の始発駅として、
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く