2018年7月5日夜、安倍晋三首相ら閣僚や自民党役員が懇親会を行い、満面の笑顔で会合を楽しむ様子が相次いでツイッターに投稿された。 ただ、その時点で西日本を中心に大雨が続いていたこともあり、その緊張感のなさに「不安を感じる」との声も出た。 安倍首相も出席し「若手議員も気さくな写真を取り放題!」 この懇親会は「自民亭」と呼ばれるもので、西村康稔官房副長官がツイッターに投稿した説明によると、「衆議院宿舎の会議室で、月一回食べ物やお酒を持ち寄り、党幹部と若手議員のざっくばらんに話す懇親会」。安倍晋三首相、岸田文雄政調会長、竹下亘政調会長、小野寺五典防衛相、上川陽子法相、吉野正芳復興相らが参加し、西村氏のツイッターには、グラスを片手に持った集合写真とともに 「和気あいあいの中、若手議員も気さくな写真を取り放題!」 「参加した多くの議員は『(安倍総理が差し入れた)獺祭と(岸田政調会長が差し入れた)賀
対中追加関税、報復の標的 トランプ米大統領が仕掛ける貿易戦争。鉄鋼・アルミニウム製品の輸入制限に続き、6日には中国だけを対象にした追加関税を発動する。保護主義政策で利益を受ける「鉄の町」が特需に沸く一方、中国の報復関税の標的となる農家は打撃を被る。トランプ氏の支持基盤に大きな亀裂が生まれている。 視界360度の遠くまで広がる大地に大豆とトウモロコシが青々と茂る。全米3位の農業生産高を誇る中西部ネブラスカ州。農産物の3分の1は輸出され、最大市場が中国だ。中国による報復関税の対象には同州の農産物の大半が含まれ、現地では怒りと不安が交錯していた。 「農業はまるで王子の身代わりにムチ打たれる少年だ」。州南部シェルトンの約970ヘクタールの畑で大豆とトウモロコシを作るロッド・ギャングウィッシュさん(68)は嘆いた。中国による知的財産権侵害に対する制裁措置である追加関税は、ハイテク分野という「王子」を
7月10日、甲南大学文学部より、本記事に関し、「掲載画像の一部が恣意的に切り取られ、悪意を持って解釈される可能性がある。甲南大学のキャンパスであることが特定できる写真、学生の顔が写っている写真を削除してほしい」との要請がありました。 なお、著者の田野大輔氏は、事前に授業を受講している学生には写真撮影の了承を得ていました。 上記の要請を受け、7月12日より、本記事のトップ画像、1〜2ページの画像を、削除するか、公開当初とは別の写真に差し替えています。 「受講生に制服を着させてグラウンドで行進や糾弾を行わせる『ファシズムの体験学習』という授業をやっています」 筆者がこう話をすると、たいていの相手は怪訝な顔をする。 「そんなことをして大丈夫なんですか?」 こうした懸念を抱くのも無理はない。何しろあの「悪の代名詞」たるファシズムである。ナチスを模倣したパフォーマンスを行うなど、いかにも問題がありそ
ネット空間の差別的な表現にどう対処するか。利用者の「通報」をもとに、運営者側が投稿動画を削除したり、広告主が問題を指摘されたサイトへの広告を停止したりする動きが広がっている。差別表現がなくなると歓迎する声がある一方、対象の拡大には言論の自由の観点から慎重さを求める声もある。 「ネトウヨ(ネット右翼)動画を報告しまくろう」。匿名掲示板サイトで呼びかけが始まったのは5月中旬。きっかけは動画投稿サイト「ユーチューブ」に投稿された、ある殺人事件の容疑者が「在日」だ、と根拠なく言及した動画だ。ユーチューブ運営者に規約違反が報告され、この動画が削除された、という書き込みがあった。これを受け、他の動画も通報する動きが広がった。 ユーチューブは、差別を扇動するような「悪意のある表現」は認めないとしており、視聴者が報告できる仕組みもある。違反した動画は削除し、当事者に通知。3回続くとアカウントが停止される。
東京地検特捜部が7月4日に文部科学省科学技術・学術政策局長だった佐野太容疑者(同日付で大臣官房付)を逮捕したニュースは、たちまち永田町を駆け巡った。 まず現職の本省局長が逮捕されたことが異例のこと。さらに2016年度から始まった同省の「私立大学研究ブランディング事業」に関して、東京医科大学が佐野容疑者に有利な取り計らいを求める代償として、同大を受験した佐野容疑者の息子への加点を「事実上の賄賂」と認定した点も、初めてのことである。 「次官候補」と言われたエリート局長の不祥事は、どのようにして起こったのだろうか。 佐野容疑者は私学行政のプロ 佐野容疑者は1985年に旧科学技術庁に入庁。2005年に高等教育局私学部参事官、2012年に官房総務課長、2014年に官房審議官、2016年に官房長を務め、2017年に科学技術・学術政策局長に就任した。いわば私学行政のプロでもある。 そもそも「私立大学研究
証券取引等監視委員会は6日、ネット上で企業の事業資金などを募る「ソーシャルレンディング(SL)」を展開する投資募集会社を、金融商品取引法違反(投資家への虚偽説明など)で処分するよう金融庁に勧告した。関係者によると、うその説明で集められた資金の一部が東京都内の証券会社に流れ、そこから5千万円が昨年10月の衆院選期間中に細野豪志元環境相(無所属)に渡ったという。 監視委の発表などによると、この会社は「maneoマーケット」(東京)で、SL業界の国内最大手。2016年10月~昨年12月、証券会社の親会社でもある自然エネルギー開発会社側から資金集めを依頼され、年利11~14%で約3100人から約130億円を集めた。maneo社は投資家に、資金は北海道の太陽光発電やスリランカの水力発電などに使われると説明していたが、実際には開発会社が証券子会社に約2億5千万円を増資するなど、少なくとも10億円以上が
文部科学省の私立大学支援事業を巡る汚職事件で、東京医科大の臼井正彦理事長(77)と鈴木衛学長(69)が辞表を提出し、受理されたことが分かった。
哺乳類進化学:最初期の哺乳類の系統発生を明らかにする 2018年6月7日 Nature 558, 7708 ハラミヤ類は、三畳紀およびジュラ紀に存在したことが知られている謎めいた初期哺乳類の一群である。その存在は、中国で軟組織を伴う全身の標本がよく保存された状態で発見されるまで、長年にわたり遊離した歯の化石から知られているのみだった。ハラミヤ類の中には、現生のモモンガやムササビに似た滑空性の種類も存在した。ハラミヤ類と他の哺乳類との類縁関係に関しては、今なお激しい議論が続いている。果たしてハラミヤ類は、成功を収めた齧歯類様の多丘歯類に近縁だったのか、それともそれよりはるかに原始的だったのか。今回A Huttenlockerたちは、北米に由来するハラミヤ類の完全な頭蓋について報告している。この頭蓋は白亜紀のもので、これまでに記載された中では最も新しいハラミヤ類となる。これは、ハラミヤ類がパン
国土交通省は2日、関西圏の高速道路未整備区間の一つ「大阪湾岸道路(阪神高速湾岸線)西伸部」について年内に着工する方針を明らかにした。東京都内で開かれた阪神間の湾岸エリアなど高速道路の早期整備を求める国会議員連盟の総会で、高橋克法国土交通政務官が報告した。 同西伸部は、阪神高速神戸線の慢性的な渋滞を緩和するため兵庫県や神戸市などが早期整備を求め、2016年に六甲アイランド北(神戸市東灘区)-駒栄(同市長田区)間14・5キロの事業化が決定した。総事業費は約5千億円、完成までに10年程度かかるとされる。 高橋政務官は総会で、六甲アイランド内の工事の入札に関する情報を先月末に公表したことを報告し、「年内の着工に向けて手続きを進める」と述べた。阪神高速道路会社の幸(ゆき)和範社長は駒栄地区のトンネル工事着手への手続きを進めていることを明らかにした。 総会には兵庫県関係国会議員のほか、井戸敏三兵庫県知
30年のキャリアを誇る経営戦略コンサルタント。情報分析や業界分析に強く、未来予測やイノベーション分野が得意領域。一方で雑学にも強く、経済エンタテナーとして各方面に寄稿。経済クイズ本『戦略思考トレーニング』シリーズは20万部を超えるベストセラー。マスコミ関係者の地下クイズ集団『夜会』のメンバーとしても活躍。 今週もナナメに考えた 鈴木貴博 経済誌をにぎわすニュースや日常的な経済への疑問。そのときどきのトピックスについて経済の専門知識を縦軸に、社会常識を横軸において、ナナメにその意味を考えてみる。 バックナンバー一覧 羽田空港アクセス線構想が本格化 利便性が向上する一方で課題も JR東日本が「羽田空港アクセス線」構想の実現へと、本格的に舵を切り始めた。羽田空港アクセス線は、海外からの日本への玄関口を充実させる路線計画として、2020年の東京五輪に向けて検討がなされていたが、その経費負担をめぐっ
人間のペニスには骨がありませんが、ネズミやネコなどの他のほ乳類には「陰茎骨」と呼ばれる骨が存在しています。なぜ動物たちには骨があるのか。今回のYouTubeのサイエンス系動画チャンネル「SciShow」は、陰茎骨について。動物界ならではの科学がこの骨には隠されていました。 ペニスの骨=「陰茎骨」 マイケル・アランダ氏:これを見ているということは「陰茎骨」という言葉に反応したからでしょうね。ようこそ。今回の解説がためになれれば良いのですが……。 陰茎の骨。文字通り、陰茎の中にある骨のことです。実在している骨で、変な意味ではなく、真面目な意味で、科学的な話題の対象とされるものです。 しかし、陰茎骨に関心を払っている人はそんなにいないのではないでしょうか。その骨についてどうこう言ってみたところで、人間にはそんなものはないのですから。 ごくまれにカルシウムを増強したために陰茎骨らしき骨を持つ人も存
洲本港(兵庫県洲本市)と関西国際空港を65分で結ぶ高速船を運航している「淡路関空ライン」(洲本市)が、国への届け出通り13日限りで定期航路を休止することが分かった。複数の関係者が明らかにした。淡路島内の自治体や経済団体などから方針転換を求められ、小型船に切り替えて運航継続を検討していたが、経営の改善が見込めないことなどから航路維持を断念。同社は5日に記者会見し、正式発表する。 淡路関空ラインは昨年7月9日、インバウンド(訪日外国人)の利用を見込んで航路を開いた。かつて洲本市の第3セクターが運航した「洲本パールライン」は、明石海峡大橋の開通(1998年)や高速バスとの競合に伴って2007年に休止しており、10年ぶりの定期航路復活だった。 同社は1年目に9万6000人の乗船を予測。しかし、認知度の低さやPR不足などで思うように利用者数が伸びず、6月末までの乗客は1万7407人にとどまった。赤字
サービス終了のお知らせ SankeiBizは、2022年12月26日をもちましてサービスを終了させていただきました。長らくのご愛読、誠にありがとうございました。 産経デジタルがお送りする経済ニュースは「iza! 経済ニュース」でお楽しみください。 このページは5秒後に「iza!経済ニュース」(https://www.iza.ne.jp/economy/)に転送されます。 ページが切り替わらない場合は以下のボタンから「iza! 経済ニュース」へ移動をお願いします。 iza! 経済ニュースへ
「日本の自動車関係の税金は高すぎる。これをとにかく何とかしたい」──トヨタ自動車社長で日本自動車工業会(JAMA)の会長でもある豊田章男氏が最近頻繁に口にするのが、日本の自動車税についてだ。JAMA調査によれば、1.8Lの新車を180万円で購入し、13年間使用した場合、ユーザーが負担する税金は170万円にも及ぶ。一体、なぜここまで高いのか。モータージャーナリストの鈴木ケンイチ氏が解説する。 * * * 日本は世界でも有数の自動車立国です。資源のない国ですが、技術や努力をもって世界中に自動車を売りまくってお金を稼いでいます。ところが、そんな国であるのに、最近では日本の若者がクルマを買わないという、いわゆる「若者のクルマ離れ」が問題視されるようになっています。 若者がクルマを買わなくなったのには、いろいろな理由があります。収入の問題もあるでしょうし、クルマ以外にもっと楽しいものがあるのかもしれ
ホテル建設が進む京都市都心。開発に伴う発掘調査も増え、平安京の歴史が鮮明になってきた。その一つが、平安京の中心部から離れた現在のJR京都駅周辺の遺構。かつては近くを鴨川が流れる湿地帯で、たびたび氾濫を起こすなど使い勝手が悪く、平城京(奈良市)から遷都され数百年を経てようやく道路が敷設されたことが最近、確認された。平安京といえば碁盤の目に整備された都市空間を想像しがちだが、京の意外な一面を紹介する。(園田和洋) 貴族の避暑地 JR京都駅の南に面したホテル建設予定地(京都市南区)は平安京の左京九条三坊八町=地図の(1)=で、京の南東隅にあたる、いわば当時の僻地(へきち)だった。そんな場所で昨年、京都市埋蔵文化財研究所が発掘調査をしたところ、礎石を伴う立派な建物跡が出土した。 大きさは南北5間=けん(「間」は柱と柱の間、11・0メートル)、東西5間(12・4メートル)で、1間ごとにくまなく柱が立
元アイドルらがプロデュースする海の家「SUMMER&IDOL」が1日、神奈川・鎌倉の由比ガ浜海水浴場でオープンした。 アイドルのセカンドキャリアを創出するべく立ち上げられた「&IDOL」というプロジェクトの一環で、元「アイドリング!!!」の伊藤祐奈(22)が総合プロデューサーを務める。 アイドルになりたいという一般女性を募集したところ、現役女子大生らがエントリー。伊藤自らが「途中で逃げ出さない人」を選考基準に面接を行い、海の家で“アルバイトアイドル”として働いてもらうという。 湘南でも人気のビーチに登場した海の家を見た伊藤は「夢がかなった。涙は出ないけど泣きそう」。一般女性から選ばれたアルバイトアイドルには「ここはいろんな活用の仕方があるので、頑張ってください」とプロデューサーとしてエールを送った。 利用客は一般女性のアルバイトアイドルとチェキの撮影ができるというが、現在のところアルバイト
♪改札口で君のこと、いつも待ったものでした♪ 青春時代に野口五郎さんの『私鉄沿線』を熱唱し、夫婦でTVドラマ『金曜日の妻たち』をドキドキしながら観ていた人たちが暮らす町は今、高齢化の進行という課題を抱えている。多くは丘陵地にある"憧れのニュータウン"ゆえの、宿命とともに。 いわゆるニュータウンは、この国の高度成長期に大都会周辺で多数うまれた。私鉄各社がその開発を得意としていた、沿線のまちづくりはただ鉄道の利用客を増やしただけでなく、人々の希望を満たした。大都市で働き、郊外に暮らす。夢を会社員たちに与えて、少し優雅な文化も創った。けれどもいま、その風景が変わりつつある。 沿線地域において高齢者の増加が顕著であり、勾配の急な地形の住宅地であるなど、移動が容易でない交通空白地域のある「横浜市金沢区富岡エリア」にて、京浜急行電鉄は、横浜国立大学とともに、今秋より「電動小型低速車」の実証実験を始める
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今年3月、半世紀の長きにわたって取り組んできた代々木上原―向ヶ丘遊園間の複々線化を達成した小田急電鉄。同社は4月27日に「中期経営計画(2018~2020年度)」を発表し、次の一手を示した。「次世代モビリティを活用したネットワークの構築」だ。 スローガンは「会いたいときに、会いたい人に、会いに行ける」。IoT、AIや新技術の活用によるさらなる輸送サービスの向上を目指しており、具体的な施策として、直近の取り組みでは「自動運転バスの実証実験」、将来像としては「多様なモビリティサービスを1つのサービス(MaaS)として利用者に提供」することを挙げている。 その経営戦略の中身はどんなものなのだろうか。 SBドライブと組み自動運転実験 まずは「自動運転バスの実証実験」について見ていこう。 昨年12月、小田急電鉄はグループ会社の神奈川中央交通と、沿線にキャンパスを持つ慶應義塾との間で連携協力協定を結ん
日本は現在、空前のインバウンドブームに沸いている。2013年ごろから、日本を訪問する人の数はその前の年に打ち立てた記録を破り続けている。わずか5年ほどで訪日観光客数はほぼ3倍に膨らみ、2013年の1036万人から2017年には3000万人の大台突破に近づいた。 足元でも、訪日観光客数は新たな月間最高記録を次々と更新し続けている。だが、この状況は東京オリンピック後も続くかは現時点では誰にもわからない。 日本の情報はどれも「玄人向け」 この疑問に答えるにはまず、現在のインバウンドブームが何によってもたらされたのかを改めて考える必要がある。筆者が考える限りでは、1)中国をはじめとするアジア諸国に対するビザの緩和、2)多くの国の通貨に対して円安傾向になった、3)格安航空(LCC)や民泊普及などによる旅費の低下――などが挙げられる。 同時に、スマホやソーシャルメディアが果たした役割も見逃せない。日本
カンヌ国際映画祭で最高賞を受賞した映画『万引き家族』(是枝裕和監督)で主演を務めるリリー・フランキーさん。じつは5年のひきこもり歴があるひきこもり経験者でもある。『不登校新聞』の編集長・石井志昂さんと、10代、20代の不登校・ひきこもり当事者ら男女5人が「いまの自分の悩み」をぶつけた。リリー・フランキー流の「生きやすくなるコツ」を紹介する。 まったく自信がもてない、どうしたらいいでしょう 当事者A(10代・女性):今日はよろしくお願いいたします。私は中学2年生から不登校をしています。いじめを受けたせいか、まったく自分に自信が持てません。どうしたらいいのでしょうか? リリー・フランキー(以下、リリー):キミ、いまいくつ? 当事者A:18歳です。 リリー:18歳で自信満々なヤツなんて見ていてイライラするだけだから、そのままでいなさい。大人だって揺らぐし自分に自信がないのはいいことです。 当事者
JR東日本が歩んだ「鉄道復権の30年」 次なる変革の“武器”とは?:杉山淳一の「週刊鉄道経済」(1/5 ページ) 「鉄道の再生・復権は達成した。次の10年は生活の豊かさを起点とし、交流の起点となる駅などを生かしたサービスを創造して新たな価値を提供する」 JR東日本は7月3日、中期経営ビジョンに当たる「変革2027」を発表した。首都圏の輸送を担い、東北の路線網を維持してきた鉄道会社を、海外進出を視野に入れた生活サービス事業へと変革する。もちろん鉄道の重要性は追求する。「変革」には鉄道事業も含まれる。鉄道事業はいままで「お客さまを安全に目的地へお届けする」という責任を最重点項目としてきた。これからは責任に加えて、輸送の質も追求していく。 その意気込みがWebサイトに公開された資料から読み取れる。輸送の質を高めていく。そこで得られた技術と経験が、お客さまの生活向上にも役立っていく。理想的な生活産
東京都の小池百合子知事が率いた「都民ファーストの会」が一気に最大会派に躍り出た昨年7月2日の都議選から1年。この間、設立メンバー2人の離脱に加えて執行部への不満の声も聞こえてくるようになり、内部分裂の可能性を指摘する声があがる。「都民」だけでは過半数に届かない議会構成の中、小池氏が協力を仰ぐ公明党の存在感がかつてないほど際立っている。一方、都議選で大敗した自民党はこの1年、国政で連立を組む公明と距離を置いて小池氏批判を続ける独自路線だが、決定打は出せていない。 大勝も「諸行無常」 「都民」最初の試練は都議選から3カ月たった昨年10月に早くも訪れた。設立メンバーの音喜多駿、上田令子両都議が組織運営のあり方などに異を唱えて会派を離脱、「かがやけTokyo」を設立した。「都民」内外では「両氏に追随して会派を割る人が出るのでは」などと噂され、小池氏や「都民」と対立する自民からは「音喜多氏がまとまっ
「そのことをいわないようにしてたのは、音楽の仕事のことがあったから。仕事がなくなったら、いやだから。16歳の頃はよく……」といって、また例の、あのクリフ・ダイバーの沈黙。「遊んだものだった。地元にいたのと。何人も。そうしたらウチこいよ、ブラッズ(ロサンゼルス発祥の犯罪組織)に入ろうぜってな感じだった。で、ギャングに入った……」。カーディは19歳でストリッパーの仕事を始めた。「ストリップの仕事で人生が変わったの。お金を稼ぐことしかアタマになくて、ギャングのことなんて、どうでもよくなった」 「ひとついえることがあるとしたら……」とさらに続ける。「ギャングなんてやってても1ドルにもならないってこと。それと彼ら自身、なんで俺はこんなことしてるんだって思ってるの。とにかく、ギャングなんてやっちゃダメ。だからこんな話、あんまりしたくないの。私がギャングの話をすることで若い人たち、若い女の子が、彼らとつ
竹田恒泰氏、首相夫人より先に名誉校長頼まれていた「僕が断ったからそっちに…」 拡大 明治天皇の玄孫で作家の竹田恒泰氏が、1日放送の読売テレビ「そこまで言って委員会NP」(日曜、午後1・30)に出演。学校法人「森友学園」の問題で、安倍昭恵首相夫人より先に、自身が開校予定だった小学校の名誉校長就任を頼まれていたことを明かした。 番組で、昭恵夫人が森友学園が開校を目指していた小学校の名誉校長(17年2月に辞任)を務めていたことが話題となると、竹田氏は「なぜ安倍昭恵さんが名誉校長になったのか、それは簡単でして。まず、私にね、最初、名誉校長になってくれと言ってきたんです」と語った。 竹田氏は「私が断ったから、そっちにいちゃったんです。これが真相なんです。それ以外のなにものでもない。あそこで僕が受けとけばよかったんです。そしたら森友問題なかったかもしれない」と話した。 司会の辛坊治郎氏が「なんで断った
動画配信サイト「ユーチューブ」で異変が起きている。慰安婦問題などの「歴史戦」で中韓両国に批判的な、いわゆる保守系チャンネルが、相次いで閉鎖に追い込まれているのだ。特定の主張を狙い撃ちにした、外部ユーザーらによる「攻撃」の疑いがある。恣意(しい)的な言論規制につながる危険性はないのか。当事者の1人となった、明治天皇の玄孫で、作家の竹田恒泰(つねやす)氏が激白した。 「不当な表現活動はしていないが、アカウントが突然停止し、動画を投稿できなくなった。同様の事例が多発し、外部による組織的な妨害工作の可能性がある。『言論弾圧』『言論人の暗殺』ではないか」 竹田氏は、夕刊フジの取材にこう訴えた。 ユーチューブは、投稿ルールで、人種や民族的出自などに基づき、暴力や差別を扇動する動画の投稿を禁じている。ルールに反すると判断すれば、投稿者に警告を発する。6カ月以内に3回警告を受けると、アカウントは停止する。
居酒屋チェーンの串カツ田中ホールディングスは5日、全席禁煙を始めた6月の既存店の売上高が、前年同月より2・9%減ったものの、来客数は2・2%増えたと発表した。会社員や男性グループが減る一方、家族連れが増えたという。 来客数が前年同月を上回るのは2カ月ぶり。売り上げが減ったのは、子どもや未成年の客が増えて酒の注文が減り、客単価が前年より5%減ったためだ。同社は「短期的には客数の減少を想定していたので、いい結果だ」と分析。「禁煙化が認知され、来客数はさらに増えるのでは」と今後に期待を寄せる。 全席禁煙化について、来店客からは「子どもを連れて来られる」「酒が飲める場で、たばこが吸えないのはありえない」と賛否が分かれた。店頭での喫煙や吸い殻のポイ捨てが増えた店もあり、清掃を強化するという。一方、従業員からは「働く上で快適」「回転率が上がった」「喫煙の常連客が来なくなり残念」との声が上がった。 受動
インターネットで流されるフェイク(偽)ニュースや怪しげな情報、「炎上」している事例などを素早く取材し、真相やその背景などを報告します。
ブランド品のロゴを無断で使用した古着を販売目的で所持したとして、警視庁は、いずれも古着店経営の東京都板橋区赤塚7丁目、滝沢智道(51)と豊島区西池袋3丁目、多田昭美(40)の両容疑者を商標法違反の疑いで逮捕し、5日発表した。2人とも容疑を認めている。こうした製品は「ブート品」と呼ばれ、古着業界で人気があるといい、警視庁によると立件は全国初とみられるという。 生活経済課などによると、滝沢容疑者は5月23日、グッチなどのロゴをあしらった古着のTシャツなど59点を東京・池袋の衣料品店で、多田容疑者も同日、原宿の店で同様の276点を販売目的で所持し、商標権を侵害した疑いがある。滝沢容疑者は以前、人気テレビ番組「開運!なんでも鑑定団」に鑑定士として出演していた。 ブート品は「密造する」などの意味を持つ英語の「ブートレグ」に由来し、1980~90年代に米国で大量に作られた。2人はロサンゼルスで仕入れて
集団的自衛権の行使を認めた安全保障関連法は憲法違反だとして愛知県内の有志による団体が準備を進めている訴訟の原告に、ノーベル物理学賞受賞者の益川敏英・京都大名誉教授(78)が加わることが分かった。益川さんは取材に「日本を戦争ができる国にしたくない」と参加の理由を語った。 団体は、憲法学者らの呼び掛けで結成した「安保法制違憲訴訟の会あいち」。自衛隊イラク派遣差し止め訴訟(2004~08年)で弁護団長だった内河恵一弁護士ら3人が共同代表を務める37人態勢の弁護団も整えた。安保関連法で「平和的生存権」などの憲法上の権利を侵害され、精神的苦痛を受けたとして、国に慰謝料を求める国家賠償請求訴訟を、8月上旬に名古屋地裁に起こす。 原告として参加する人は6月末時点で約170人。現在、京都産業大教授で、名古屋大特別教授も務める益川さんは4月に名古屋の関係者から誘われ、原告になることを「即断」した。市民訴訟に
栃木県那須塩原市にある旅館で5月、男性が2階の窓のアルミ製の手すりに寄りかかったところ、手すりが外れて男性が転落し、死亡する事故が起きていたことがわかった。手すりは製造から35年以上が経過しており、事故が製品の不具合に起因する可能性もあるとして、経済産業省所管の独立行政法人「製品評価技術基盤機構(NITE)」が調べている。 消防関係者などによると、事故は5月20日午後9時頃に発生。旅館の2階の窓の手すりに寄りかかった宿泊客の男性が、手すりごと窓の下の道路に転落し、全身を強く打って死亡した。 6月上旬に手すりのメーカー側から、重大製品事故の報告を義務づける消費生活用製品安全法に基づき、消費者庁に報告があった。その後、製品の安全性や不具合の有無などについて、NITEが調査を始めた。 NITEによると、窓の手すりを巡っては、過去にも部品の腐食や、据え付け工事の際の不備などにより、手すりが落下する
国民民主党が来年の統一地方選に向け、党所属の地方議員をつなぎ留めようと躍起になっている。各種世論調査で政党支持率が低迷する中、女性候補への支援策や擁立目標を打ち出すなど存在感をアピール。旧民進党の地方議員が存続政党の国民に移行せず、立憲民主党へくら替えするケースも続出しており、国民執行部は危機感を強めている。 大塚耕平共同代表は5日の記者会見で「地方議員の皆さんは新党に約800人集まってスタートした。(国民民主の)認知度と方向性の浸透を図る」と強調。国民に所属する地方議員は現在約800人だと明かした。旧民進党時代には約1500人(昨年8月現在)いたが、ほぼ半減した形だ。一方、立憲の地方議員は420人(3日現在)で、旧民進から直接の移籍が多い。まだ移籍先の党を決めかねている地方議員も多いようだ。
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