ニューイングランド・ペイトリオッツのトム・ブレイディとジュリアン・エデルマン【AP Photo/Charlie Riedel】 ペイトリオッツが2年ぶり通算6度目のスーパーボウル制覇を達成した。レギュラーシーズン中に1試合平均32.9点を記録したラムズをフィールドゴール1本に抑え込んでの勝利だった。 今季序盤は1勝2敗の苦しいスタートで、シーズン中に2度も連敗を喫するなどおよそいつものペイトリオッツらしからぬ戦いが続いた。ところがレギュラーシーズンが終わってみればチーフスに続くAFC第2シードの座を獲得し、プレーオフを勝ち進んで3年連続のスーパーボウル出場を果たしたのだった。 以前にも書いたが、ペイトリオッツは60分の試合の中でどんなにリードされて劣勢になろうとも決してパニックに陥らず、最終的に1点でも勝っていればいいというメンタリティでゲームに臨む。これが顕著に表れたのが最大25点差をひ