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2019年12月8日のブックマーク (1件)

  • 神戸新聞NEXT|総合|瀬戸内海「きれい過ぎ」ダメ? 「豊かな海」目指し水質管理に新基準

    兵庫県は瀬戸内海の海水について「きれい過ぎてはダメ」と、水質管理に新たな基準を設けました。これまで「きれいな海」を目指して規制してきた海水中の窒素濃度について下限値を設け、下水処理場の水質基準も見直します。「豊かな海」を目指すそうですが、どういうことなのでしょう? (山路 進) ■高度成長期 排水による汚染改善向け法律や規制 高度成長期、阪神や播磨の工業地帯が栄えた一方、工場や家庭の排水で川や海の水は濁り、水をきれいにする法律や規制ができました。 瀬戸内海では植物プランクトンが大量発生し、赤潮が頻発。海の酸素を消費し、浜辺にたくさんの死んだ魚が打ち上げられました。 近畿や中四国、九州の沿岸自治体は瀬戸内海をきれいにするよう求め、1973年に瀬戸内海環境保全臨時措置法が、78年には同保全特別措置法(瀬戸内法)が制定。プランクトンの栄養が増え過ぎた「富栄養化」解消に向け、「栄養塩」とされる窒素

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