今日12月21日の「冬至」は、昼間の長さが一年で最も短くなる日です。 そのため、日の出が1年で一番遅く、日の入りが一番早いと思われるかもしれませんが、これは間違いなのです。 実は、日の入りは徐々に遅くなり始めています。 冬至は1年で一番「昼間の時間が短い」のは確かです。 今年の冬至(東京)は、日の入り時刻から日の出時刻を差し引いた昼の時間は9時間45分です。ちなみに、仙台や札幌など北の地域は昼の時間がこれより短く、大阪や福岡など南の地域は長くなります。 しかし、日の出が一番遅く、日の入りが一番早いのは冬至ではありません。 一年のうちで最も日の出が遅い時期は冬至を過ぎた後に、最も日の入りの早い時期は冬至の前にやってきます。 この冬では、東京で日の出が一番遅くなるのは、1月1日~13日の6時51分、日の入りが一番早いのは11月28日~12月12日の16時28分です。 公転面に対して地軸が傾いて
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