タグ

ブコメ短編に関するkeiseiryokuのブックマーク (6)

  • 文章のうまいへた

    暇だからむちゃくちゃ書く いきなり浅田次郎の『お腹召しませ』の跋から引用するんだけど「貴き母国語の司祭たる小説家は、その記す言葉の一句一行に責任を負わなければならぬ」って、これなかなかカッコイイこと言ってるけれども、浅田次郎の文章だってたいがいひどいときはある。語彙は豊富だけど脂っこすぎるから格調が損なわれちゃって、なんだか下品だなーって思っちゃう瞬間も多いよねってわりと共感してもらえると思うんだけどどう? で、こういう話をしてると必ず横から口を出してくる手合いがいて、言うことには「最近の小説家は文章のレベルが低すぎる」。こういうやつには気をつけなきゃいけない、なにしろこいつはそんな侮蔑的なことを言いながらむかしの小説をあんまり読んでないからだ。たしかに百田尚樹はおそろしいくらい下手な文章を書くし、現在まで残ってるむかしの小説家の作品の多くはたしかに文章が上手くて、そのうえたとえば川端とか

    文章のうまいへた
    keiseiryoku
    keiseiryoku 2014/07/24
    文章の真贋を見抜けるという自負が自惚れだと気づいたのはいつの頃であったか。技量が増すにつれ過去に下した判断が過ちに満ちていたことを知る。二束三文のふみを讃え玉を通り過ぎて石を拾う。罪深きめしいどもよ。
  • 教師「虚数をiと表します。」俺「ほう」教師「i^2は-1になります」俺「…」

    俺は高校数学を諦めたツイートする

    keiseiryoku
    keiseiryoku 2013/08/09
    「虚数とは?」「手足をもがれたi(わたし)」「…」「掛け合わせても-1(あなたの足を引っ張る)」「でも先生の手足はあるじゃないスか……」「そう、i(手足をもがれたわたし)なんて実在していないのよ」「…」
  • List of kennings - Wikipedia

    keiseiryoku
    keiseiryoku 2010/07/04
    「天才のわいは英語たらいう言語は知らんけどブクマしといちゃるか」「大将、それ古ノルド語でっせ」「なんやと!?」「やっ、ホンマは英語なんやけど」「どっちやねん!」
  • 私情最愛のパン屋さん(「腹ペコな子の話」改題)

    腹ペコな子は、とってもお腹が空いていました。 だから、恋人からパンをもらってべました。もぐもぐむしゃむしゃごっくんこ。お腹いっぱいになりました。でもすぐにまたお腹が空いてしまいます。腹ペコな子は恋人のパンをべ尽くしてしまいました。恋人は腹ペコな子の元を去っていきました。 腹ペコな子は、とってもお腹が空いていました。 だから、友達からパンをもらってべました。もぐもぐむしゃむしゃごっくんこ。お腹いっぱいになりました。でもすぐにまたお腹が空いてしまいます。腹ペコな子は友達のパンをべ尽くしてしまいました。友達は腹ペコな子の元を去っていきました。 腹ペコな子は、とってもお腹が空いていました。 だから、両親からパンをもらってべようとしました。けれども両親は言いました。「私たちはパンを持っていないんだよ」腹ペコな子はがっかりしました。 腹ペコな子は、とってもお腹が空いていました。 腹ペコな子は

    私情最愛のパン屋さん(「腹ペコな子の話」改題)
    keiseiryoku
    keiseiryoku 2010/06/22
    「ぼくは……ぼくはパンを食べてもいいんですね、ジャムおじさん……! こんなに嬉しいことはない……っ!」「そうだよ、カバ男くん、きみはアンパンマンを苦しませるために生まれたんじゃないんだよ。」
  • カフカの日 - 傘をひらいて、空を

    打ちあわせのために長い地下道を抜けて電車に乗り、小さなビルディングの下に来た。着いたら電話してくださいというMさんのメールを確認してからコールボタンを押すと女の人が出た。はあ?何いってるんですか?誰ですかあなた。私は謝罪して電話を切り、アドレス帳を確かめる。Mさんの欄にはなぜだかふたつの携帯電話の番号が登録されていた。 もうひとつの番号を選択すると少しお待ちくださいと言われた。私はふたつの数字の並びをしげしげと眺める。風の音に混じって人の声が、やけにたくさんの人の声が聞こえる。ずいぶんと待っている気がする。 声をかけられて振り返ると人がいて、こんにちはと言う。Mさんとはちがう人のように見える。でも今は仕事中なのだから、私は相手を知っているふりをしなければならない。私はみんなと同じことができるふりをしなくてはいけない。私はほんとうは人の顔を覚えることができない。よほどの頻度で何度も会った相手

    カフカの日 - 傘をひらいて、空を
    keiseiryoku
    keiseiryoku 2010/05/29
    ものがよそよそしく振る舞いだしたなら、早く家に帰って、お風呂に入って、そのまま睡眠をとるべきだ。翌朝、虫になってしまうほどの不条理はなくても、ふっと世界に見限られた気分になる日はあるから。
  • 女しか言わないセリフ - ohnosakiko’s blog

    「私のどこを好きになったの?」 女は、つきあっている男に「ねえ、私のどこを好きになったの?」と、必ず一回は訊きたがるものであるという。知っていても訊く。人によっては何回も訊く。 私はそんなこと訊いたことも気にしたこともありません!という人は、いいのです。一般論として、その傾向があるらしいということだ。 そのことがある時、内輪で話題になった。その話を持ち出したのは男性で、その場には女性が4、5人いたが、誰もはっきりとした解答をしなかった。「私はそんなこと訊いたことないし‥‥わからない」ということだったような気がする。 私は、そのセリフを口にしたことがある。その時は「さあな、忘れた」というあっさりした答で終わりになった。 結婚して十年近くも経ってから突然訊いたのが、よくなかったのかもしれない。それも喧嘩の最中で、そこに「もしかして私のことずっと誤解してたんじゃない?」という意味が(悪意として)

    女しか言わないセリフ - ohnosakiko’s blog
    keiseiryoku
    keiseiryoku 2010/05/25
    「その幸せってなに? 俺はご飯食べた後が幸せ。君も幸せだったら更に幸せ。幸せってのはされるもんじゃなくて、なるものだよ。君の方で勝手に幸せになってくれなくちゃ。こっちはそれを増幅させることしかできね」
  • 1