武部元幹事長、沈黙…北海道12区 前回の郵政選挙では小泉さんの横で「偉大なるイエスマン」と称し、はしゃぎまくっていた自民党の武部勤元幹事長(68)。今回は一転、地元(北海道12区)に張り付き、地に足の着いた選挙戦を展開している。武部氏陣営が恐れているのは、民主党の松木謙公氏(50)というよりも、その背後に控える北の“大地”のあの人だった。 解散直前の「麻生降ろし」。メディアに露出しては首相批判をぶっていた武部氏だが、選挙戦では一転、隠密行動を続けている。「週刊誌などにいろいろ書かれるのを嫌がっている。本人が『取材を受けるな』と指令を出しているようです」(地元関係者)。 地元に張り付き、10人単位の会合にはマメに出席しているが、そのスケジュールが明かされることはほとんどない。密着取材を試みたい地元メディア関係者はこう憤った。「小泉元首相とウニを食べに行くような時は、連絡してくるのに…。マニフ