横浜市ホームページに小学校襲撃予告を書き込んだとして神奈川県警に誤認逮捕された男性(19)について、横浜地検の堀嗣亜貴(つぐあき)次席検事は23日、取り調べの課題などの検証結果について、少年事件であることを理由に公表しない意向を明らかにした。男性の取り調べについては、供述を誘導した疑いなどが浮上しており、法曹関係者からは疑問の声が出ている。 地検は同日、保護観察処分の決定を出した家裁に処分取り消しを求めたことを公表した上で、堀次席検事は「捜査に不十分な点があったことは否定できず、少年(男性)に心よりおわびする」と謝罪した。家裁は今後、男性の保護観察処分を取り消すとみられる。 堀次席検事は、地検内に今回の問題点を周知するとともに、インターネット犯罪捜査の技術的な対策や取り調べの在り方について、県警と連絡を取り合いながら検証する方針を示した。だが、検証結果については公表しないとした。 今回の誤
橋下徹大阪市長の出自に関する週刊朝日の連載を巡り、橋下氏は22日、おわびが掲載された同誌が市役所に郵送されたことを明かし、「謝り方も知らない鬼畜集団」などと批判、市役所での記者会見で直接謝罪するよう求めた。記事を執筆したノンフィクション作家の佐野眞一氏に対しても、「佐野を(社会的に)抹殺しにいかないといけない」などと激しい言葉を並べており、波紋を呼びそうだ。 橋下氏は大阪市内で記者団に、「僕は子供に、謝る時は週刊誌を送りつけて終わりという育て方はしていない」「人間じゃない。鬼畜、犬猫以下。矯正不可能だ」などと激怒。佐野氏についても、「向こうはペンで僕を殺しにきた。佐野を抹殺しにいかないといけない」「僕と同じくらい異常人格者だ。佐野のルーツを暴いてほしい」などと述べた。 連載は同誌が10月26日号で始めた「ハシシタ 奴の本性」。同誌は2回目以降の連載休止を決めている。23日発売の11月2日号
民主党の細野豪志政調会長は14日のフジテレビの番組で、東日本大震災の復興予算が「全国防災対策費」として被災地以外で使われている問題に関し、「これからは被災地以外には予算を使わないという方向性を明確にすべきだ」と述べた。 細野氏は「当初は被災地に限定する考えで(政府から)法律を出したが、自民党の意見で日本全体に(予算を)付けよう、と判断した。全体としては間違ってなかったと思う」と指摘した上で、「被災地以外は落ち着きを取り戻しており、変えていい」と話した。 また、細野氏は、次期衆院選マニフェストでの原発政策について「政府も党も(2030年代に原発稼働)ゼロとなるように政策資源を投入する方針を出している。それは明記する」と語った。【笈田直樹】
1937年に中国で起きた南京事件を巡り、米ロサンゼルス市の高校が使う副読本に犠牲者数について、日中両国の有識者の主張より多い「40万人」の記述があるとして、名古屋市議2人が14日、ロサンゼルス市に向かい、教育関係者と協議することが分かった。両市は姉妹都市で、河村たかし名古屋市長も「事件について意見交換したい」との趣旨のメッセージを市議に託す。沖縄・尖閣諸島の国有化で日中関係が緊迫化する中、協議の行方は論議を呼ぶ可能性もある。 市議によると、河村市長がロサンゼルス在住の日系女性から数年前、南京事件の質問を受けたのをきっかけに副読本の存在がわかった。副読本には「(南京では)日本兵の銃剣の練習台にされたり、機関銃で撃たれて穴に落とされるなどして、40万人の中国人が命を落とした」などの記述があった。河村市長は「副読本とはいえ、姉妹都市の教科書に根拠のない記載があるのは見過ごせず、議論が必要」との考
テレビ朝日のサッカー中継テーマ曲「クエスチョン・オブ・オナー」などで知られる英ソプラノ歌手サラ・ブライトマン(52)が10日、モスクワ市内で記者会見し、ロシア宇宙船ソユーズに搭乗し、国際宇宙ステーション(ISS)への旅行計画を発表した。宇宙から歌声を地球に届ける。プロ歌手では初の試みで「世界中の子供、大人に夢を与えたい」と話した。 計画ではソユーズ乗組員3人のうちの1人となり、ISS到着後は地球を毎日16周し10日間ほど滞在。この間、プロでは史上初の宇宙歌唱に挑む。 「8歳の頃、月面に初めて人間が立ちました。この頃から宇宙への旅がしたいという極めて強い思いを抱いていた」といい「私は単に夢見る人ではなく、夢を追う人間。届くかもしれない夢を持ち続けることが大事。世界中の子供、大人に夢を与えたい」と話した。国連科学教育文化機関(UNESCO)の平和芸術家を務めており、自身の宇宙飛行は地球環境問題
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