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ブックマーク / gamenokasabuta.blog86.fc2.com (2)

  • さあ? やはり1年戦争だった 『プレステ3はなぜ失敗したのか?』

    プレステ3はなぜ失敗したのか?(多根清史) 最初に断っておきますが、このは読んでないので、「書評」ではありません。このエントリーもの紹介カテゴリーには入れてません。 わぱさんから振られたので、いちおう反応。 著者の多根清史氏は、名前をあちこちで見かけるものの、ネットでの知名度はやや低いかな。新清士氏や野安ゆきお氏の方がはるかに有名で、発言もはるかに面白いです。 そういう意味では、わざわざ買って読む気は起きません。まぁ発熱時代からの古参読者が買っても仕方ないような気がしますが、総括する意味ではいいのかもしれません。 どちらかというと、このの価値(?)はPS3発売から1年も経たないのに、敗北認定したことにあります。まあPS3は誰が見ても劣勢極まる状況ですが、2度の年末商戦を待たずに敗北認定を出すのは、ネットならともかく、商業メディアとしてはやや性急。他が似たようなを出す前に出そうという

  • さあ? 小説家は小説をどう読むのか? 『小説の読み書き』

    小説の読み書き(佐藤 正午) amazon bk1 このは企画を思いついた編集者のアイデアの勝利でしょう。 プロの小説家は他人の書いた小説をどう読むのか? ただの読者とは違う、小説家の読み方、書き方とは? 小説家でない多くの読みにとって、これはもう、好奇心がわきます。このの存在を知ってすぐにアマゾンで注文しました。真っ先に読みました。 小説家の佐藤正午が、川端康成、志賀直哉、森鴎外、永井荷風、夏目漱石といった大家の作品を読んで感想文を書いていきます。やはりただの読者とは視点が違います。普通の書評や感想文は、書いてある内容や筋書き、主題を語ることに主眼を置いていますが、文体にやたらとこだわっています。まぁ文体を重視した書評も世の中にはありますが、「自分だったらどう書くか」という視点をもてるのは、やはり小説家だけでしょう。 三島由紀夫は耳が良くて、音にこだわって書く。太宰治は読点を打ちま

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