国内消費は年々減少 しかし海外輸出は7年連続過去最高国内での消費量は1973年(昭和48年)がピークと言われており、下降の一途をたどっています。酒類の多様化、パワーハラスメント対策の普及やお酒に弱い体質(元来日本人・倭人の体質はアルコール分解に非常に弱い人種)の人はお酒を飲まないなどの現代的風潮がさらに日本酒離れに拍車をかけています。 歴史的に神事と長らく寄り添ってきた日本酒が神に見捨てられるように庶民の間では少しずつ置いてきぼりと言った感じです。国税庁によれば、国内の酒類消費数量のうち日本酒が占めるのはわずか6.7%と破滅的な状況です。 しかし、世界での評価は全く違います。特に世界の主要都市で日本酒を見かけないことはないほどです。実は日本酒(清酒)の海外輸出量はここ7年連続で過去最高を記録しています。この海外での日本酒の評価とその人気の要因は何なのでしょうか? 日本酒が海外で人気の秘密約