よく、「このままじゃ、日本が滅びるな」といったブコメをみかけるけど、具体的に日本が滅びるってどういう状態をイメージしてるのだろう。 ソ連崩壊みたいな感じ? アメリカに吸収されて日本州になる? それとも、どんどん貧しくなり極貧国になることを指してるのか。 よくわからないんだけど。
国土のグランドデザイン2050と国土形成計画 国土交通省は、2014年に「国土のグランドデザイン2050~対流促進型国土の形成~」を公表しました。西暦2050年の日本を見据え、1)急激な人口減少と少子化、2)高齢化の進展、3)都市間競争の激化などグローバリゼーションの進展、4)巨大災害の切迫とインフラの老朽化、5)食料・水・エネルギーの制約と地球環境問題、6)ICTの劇的な進歩など技術革新の進展、などの動向を踏まえて、国土づくりの理念や考え方をまとめたものです。ここで示された大切なキーワードが、「コンパクト+ネットワーク」です。2015年には、国土づくりの方向性を定めた第2次国土形成計画が策定されました。「対流促進型国土」の形成を図ることを国土の基本構想とし、この実現のための国土構造として「コンパクト+ネットワーク」の形成を進めることが謳われました。 2050年の日本 2050年には、日本
経済や社会の動向を示す指標の1つである「地価公示」。この統計を深掘りして分析してみると、ひと事ではないある社会現象が浮かび上がってきた。 これまで主に中山間地などの課題と指摘されてきた“限界集落化”が、地方都市の住宅地で進んでいるというのだ。いったい何が起きているのだろうか。 (ネットワーク報道部記者 伊賀亮人/テクニカルディレクター 斉藤一成)
先進国のリッチな階層の悩みは、低賃金で雇える労働力(たとえばメイド・女中)が不足することです*1。そこで、必然的に貧しい「外部」から労働者を呼び寄せることになります。 アメリカでは第一次大戦の頃から、奴隷解放後も南部に住んでいた黒人が北部に大移動(Great Migration)を開始しましたが、その背景には、北部の産業界が低賃金労働力を求めたことがありました。大移動は1970年頃に終わりますが、その後はメキシコからの(不法)移民がその代わりとなります。 ヨーロッパでは、アフリカやアジアからの移民が、アメリカの黒人やメキシコ人と同じ役割を果たしています。 移民の時代 作者: フランソワエラン,林 昌宏出版社/メーカー: 明石書店発売日: 2008/09/18メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 3回この商品を含むブログ (1件) を見る 移民や彼らの子どもたちの多大な貢献がなければ、
2014-09-12 ネット社会の発展で東京の価値は再定義された 『融解するオタク・サブカル・ヤンキー ファスト風土適応論』を出版しますを読んで、まだ予約注文しかしてないので見出しだけで考えたことを書く。ファスト風土には何もない。ネット社会の発展でググれる情報の価値は低下し、東京の価値は再定義されたと思う。 ファスト風土は「何もない」「出る杭は打たれる」 相馬時代を18年間過ごしてきた。相馬は古い歴史のある城下町で「鎌倉時代から国替えがなく幕末まで存続できた大名家は島津と相良と相馬だけ」ということや伝統行事「相馬野馬追い」を誇りにしていた。ただ、逆に言うとそれだけだった。コンテンツが歴史しかない人口4万人の寂れた町だった。 そこにジャスコが出来た。マクドナルドやケンタッキーが出来た。マクドナルドやケンタッキーが出来た時には行列が出来たのを憶えている。郷土料理や町の食堂よりも、マクドナルドや
全国の自殺者は今年上半期で一万五千人を超えた。依然、年間三万人のペースが続く。生活が激変した東日本大震災の被災者は、これからがストレスに耐えきれず心が折れそうになる時期だ。
通信社などの勤務を経て、フリーのジャーナリストに。1997年から日本の「ひきこもり 」界隈を取材。東日本大震災直後、被災地に入り、ひきこもる人たちがどう行動したの かを調査。新刊は『ルポ「8050問題」高齢親子〝ひきこもり死〟の現場から 』(河 出新書) 他に『ルポ ひきこもり未満』(集英社新書)『ひきこもる女性たち』(ベ スト新書)、『大人のひきこもり』(講談社現代新書)、『あのとき、大川小学校で何 が起きたのか』(青志社)など多数。TVやラジオにも多数出演。KHJ全国ひきこも り家族会連合会本部広報担当理事。東京都町田市「ひきこもり」ネットワーク専門部会 委員なども務める。YAHOO!ニュース個人オーサー『僕の細道』 「引きこもり」するオトナたち 「会社に行けない」「働けない」――家に引きこもる大人たちが増加し続けている。彼らはなぜ「引きこもり」するようになってしまったのか。理由とそ
私が生まれて初めてオタクに出会ったのは、小学生の頃だった。 育ったのは、人口数万人規模の地方都市の、市街地から大きく離れた集落である。隣近所の付き合いが盛んで、長い伝統を誇る神社を奉じ、どこにも知らない人間などいないような、濃厚な地域社会。それが私の故郷だった。 そういう生活空間というのは、大人達にとって“しがらみの多い場所”だったのかもしれない。しかし小学生の私には関係の無いことで、地域の大人達の見守りのもと、子ども仲間*1と群れながら、まずまず人間関係に恵まれた学童期を過ごせていたと思う。 「俺の兄貴は、祭りにも町の行事にも参加しないよ」 そんな話をクラスメートのA君から聞いたのは、小学校6年生ぐらいの頃だったと思う。 いわく、「うちの兄貴は地域行事にも祭りにも参加していないから、シロクマ君(注:筆者)は知らないんじゃないか。兄貴はゲームに詳しいから、今度うちに遊びに来てみなよ」。 確
ネタ振りとして、またでっかい釣り針が来たのだなあ。 2010-10-06 地方で働くということ http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20101006 経済格差という観点から見ると、日本国内の都市部、地方の不均衡は確かにあって、とはいえ主権国家として地方は放置できないのでどうにかしようと思うんだけど、公的部門で地方を支えようにも観光ぐらいしか成長セクターが思い当たらないのでどうしてもこういう議論になりがちなのではあるが。 たぶん、Chikirin女史は医療や建設といったセクターに興味は元からないんだろうなあと思うのと、最近は地方都市に3DCGデザインやプログラミングなどのソフトウェア関連の発注が増えてきているトレンドはあまり知らないのだろうと思う。丸ごと抜け落ちているから。 で、よりグローバルに言うならば日本が地方問題を抱えるのと相似形にEUでは東欧問題を患っていて
profile daisukemaki 西粟倉・森の学校 代表取締役。京都府出身、1974年生まれ。森林・林業、山村に関わる新規事業の企画・プロデュースなどを各地で手掛けてきた。西粟倉・森の学校の設立とともに代表に就任。趣味は魚釣り。 new entries 日本の田舎の問題はきちんと資本主義が定着していないことだ。 (09/02) archives October 2014 (1) May 2014 (1) November 2012 (2) October 2010 (1) September 2010 (1) others 管理者ページ RSS1.0 Atom0.3 ブログが新しくなりまして、その最初の書き込みになります。 ずいぶん長くブログをお休みしてすいませんでした。 さて、日本の田舎を再生していくために必要なことはなんだろう、問題の本質はどこにあるんだろう・・・ということについ
きし・ひろゆき/1962年東京都生まれ。慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科教授。経済財政政策担当大臣、総務大臣などの政務秘書官を務めた。現在、エイベックス顧問のほか、総合格闘技団体RIZINの運営などにも携わる。 岸博幸のクリエイティブ国富論 メディアや文化などソフトパワーを総称する「クリエイティブ産業」なる新概念が注目を集めている。その正しい捉え方と実践法を経済政策の論客が説く。 バックナンバー一覧 ITとネットは世の中を便利にしかしていない ITとネットは世の中を便利にはしましたが、本当に困っている人を救えるのでしょうか。 この点について、私はこれまですごく懐疑的でした。特に日本では、IT・ネット関連の機器やサービスは若い人の生活を便利にしてきただけだからです。極端に言えば、今や生活に不可欠になっているものの、最悪それがなくても人生困らない、人の生き死ににまでは影響ないものばかり
気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 今秋までに約7500人の特別早期退職者を募集するなど、再生に向けて動き始めた日本航空。その再生に関して、「地方」が一つのキーワードになる。赤字の地方空港路線をどう扱うか。莫大な予算を投じて開設した地方空港とどんな関係を築いていくか。 元気がないとされる日本の地方は、何があれば再生できるのだろう。今回は、首都圏以外の地域(=地方)にフォーカスし、事業再生と地域との関わりに関する現状をお伝えしたい。 大企業から見た地方の価値 地方を考える上で、切り離せないのが大企業の活動である。大企業は地方をどのように位置付けているのか。 製造業であれば、安い土地と労働力によって製品を供給する、単なる工場があるところ、として位置付けているところが少なくない。 業
冬休みの宿題をやっているか調べるアマノハギ。親の要望に応え、今年から始めた=秋田県にかほ市 国の重要無形民俗文化財に指定されている秋田県男鹿市の伝統行事「ナマハゲ」が揺らいでいる。鬼のような面をつけ、「泣く子はいねが(いないか)〜」と、子どもを追い回す荒々しさが持ち味だが、地域社会の変化もあり、近年は、黙って動かない「草食系」の新世代が目立つようになった。ナマハゲに似た「アマノハギ」は、子どもの宿題をみるサービスまで始めた。 昨年の大みそかの夜。鬼のような面をつけ、全身にわらを羽織ったナマハゲが現れた。手には包丁。だが、静かに居間に入り、猫背気味に座った。迎えた高齢夫婦から「どこから来たっすか」と聞かれ、遠慮がちに「えっと……。山の方から……」。 男鹿市では10年ほど前から、こんな光景がみられ始め、今では珍しくなくなった。玄関先で見ていた付添人の吉田公生さん(59)はナマハゲ役の若手
年末年始、実家に帰って「ふるさとはいいな」と思った人も多いでしょう。しかし1週間もいると都会が恋しくなって田舎の不便さがうとましくなり、都会に戻ると「やっぱり都会はいいな」と思うのではないでしょうか。室生犀星の有名な詩は、こう歌います: ふるさとは遠きにありて思ふもの そして悲しくうたふもの よしや うらぶれて異土の乞食となるとても 帰るところにあるまじや ひとり都のゆふぐれに ふるさとおもひ涙ぐむ そのこころもて 遠きみやこにかへらばや 遠きみやこにかへらばや これは望郷の歌のように思われていますが、最後まで読むと、実はその逆であることがわかります。ふるさとに帰りたいが、そこにはもう自分の居場所はないのだと断念し、都会に帰る歌なのです。私には、これが2010年の日本の心象風景を描いているように思えます。 正月から「派遣村」を訪れてホームレスの人々を激励した鳩山首相は、彼らに一時の安住の地
金髪のラテン美女がラーメンをすする町 浜松駅に降り立って、北に5分ほど歩く。遠鉄というローカル線のガード下に十数軒のラーメン屋が軒を連ねている。ひょっこりはいって「ラーメンとビール」と注文すると、隣のカウンターで金髪のラテン系美女がラーメンをすすっている。それが「未来世紀ハママツ」の風景です。 東京駅の地下を歩いてラーメン屋に入っても金髪女性と遭遇する確率は低い。ハママツでは日常茶飯事。なにしろ人口約82万人のうち約3万人が外国人。うち2万人弱がブラジル人。町を外国人が闊歩しています。ブラジル国旗をはためかせたブラジル人が経営するコンビニ、レストランがしっかり根付いています。 「未来世紀ハママツ」へようこそ。 未来世紀ハママツとは、管理社会の恐怖を描いた奇才テリー・ギリアム監督の名作「未来世紀ブラジル」をもじったものです。自由で豊かな普通の生活が、「ブラジル人」という属性を持っているだけで
大阪府の橋下徹知事は29日、大阪市内で企業経営者ら約750人を前に講演し、関西の活性化には都市ごとの役割分担が必要との考えを示したうえで、大阪について「こんな猥雑(わいざつ)な街、いやらしい街はない。ここにカジノを持ってきてどんどんバクチ打ちを集めたらいい。風俗街やホテル街、全部引き受ける」と述べた。 橋下知事は京都と奈良を「世界に誇れる観光の街」、神戸を「日本を代表するファッションの街」と位置づけ、「大阪はエンターテインメントの街でいいじゃないですか。都市で役割分担して、上がってきた税収を分ければいい」と語った。 さらに、「大阪をもっと猥雑にするためにも、カジノをベイエリアに持っていく」と、大阪南港でのカジノ構想を改めてぶち上げた。
福岡7区で「無駄」と批判される公共事業の現実を見てきた。 八女の大自然のなかにコンクリートの巨躯を晒す「朧大橋」。50億円近くの税金を投入したあげく、招き寄せたのは産業廃棄物処理場計画と暴走族だった。橋そのものが道路建設という別の公共事業への誘導装置であることも明らかだ。 疑問の声をよそに進められる「筑後船小屋駅」。大牟田、久留米と県南にふたつの新幹線新駅を持ちながら、中間地点である筑後市に追加設置されたことに対し「政治的」との批判が絶えない。そして、この駅もまた新たな公共事業を作り出す誘導装置となっている。 高速道路でありながら無料で走れる「有明海沿岸道路」。公共事業の適正規模について考えさせられたが、現在も建設工事は進んでいる。 問題は、そのどれもに、事業実現に尽力した自民党・古賀誠元幹事長の名前が冠され「誠橋」「誠駅」「誠道路」と揶揄されることだ。古賀氏自身も「朧橋が『誠橋』であれ、
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