「隠すことは何もない」? ネットの“のぞき見”、鈍感さに潜む危険:世界を読み解くニュース・サロン(1/6 ページ) 最近、インターネット上のプライバシー問題がかなり注目を集めている。 日本では日本交通系のJapanTaxi(ジャパンタクシー)が配車アプリで、「ユーザーに十分に説明せずに位置情報などを利用したとし、個人情報保護委員会から行政指導を受けていた」と、日本経済新聞が最近報じた。この配車アプリは、ユーザーがタクシーを下車した後も行動を追跡していたという。 世界に目を向けると、大手SNSのFacebookが、広告対象をピンポイントで設定できる広告サービス(ターゲティング広告)について、求人や住宅売買、信用取引などで年齢や文化的背景、郵便番号を基に対象を絞る仕組みを廃止すると発表。ターゲティング広告では、地域や属性、人種などを事細かに絞って広告を打つことができるのだが、それが差別を助長す
![「隠すことは何もない」? ネットの“のぞき見”、鈍感さに潜む危険](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/bdbb587a5d9dcb9c1695668c65db8518a9bdfef2/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimage.itmedia.co.jp%2Fbusiness%2Farticles%2F1903%2F28%2Fl_yk_salon19032801.jpg)