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2017年7月1日のブックマーク (2件)

  • AIをどう使いこなすべきか、羽生棋士と考える

    あらゆる産業のあり方を大きく変える可能性を秘めるAI人工知能)。機械学習によって加速度的に賢くなるAIを、人類はどう使いこなすべきか。日を代表する将棋の棋士とAIベンチャーのトップが未来を語った。 羽生善治氏(以下、羽生):1年前のCES(世界最大の家電見市)でトヨタ自動車のブースに展示されていた機械学習による自動走行のデモンストレーションをビデオで見ました。交差点のような場所をミニチュアカーがぶつからずに行き交っていました。システムを作ったのがプリファード・ネットワークス(PFN)さんと聞き、いつかお話ししたいと思っていたんですよ。 西川徹氏(以下、西川):私と岡野原がコンピューターサイエンス関連の最先端技術を開発するプリファードインフラストラクチャーという会社を創業したのが2006年です。 岡野原は機械学習AI人工知能)を、私は処理スピードの速いコンピューターの研究を担当して

    AIをどう使いこなすべきか、羽生棋士と考える
  • 藤井聡太四段の活躍に学ぶべき「3つの教訓」

    新たな天才の登場は、世間を明るくしてくれる。人間の新たな可能性を見せてくれるからだろう。 昨年、史上最年少でプロ棋士となり、デビュー後に29連勝してプロ将棋界の連勝記録をいきなり塗り替えた藤井聡太四段もそうした天才の一人だ(編集部注:筆者である山崎元氏はアマ四段)。 ことに、日将棋連盟にとっては、世間の前向きな人気を集めている藤井四段は救世主のような存在だろう。というのも、昨年、将棋を題材にした映画『聖の青春』が公開されるなど、せっかく将棋を普及するにあたって絶好の条件を持っていながら、三浦弘行九段の「スマホ使用疑惑問題」を適切に処理できずに、大きくイメージをダウンさせたからだ。 もちろん、今後の藤井四段の活躍の具合によるのだろうが、今後、かつてプロ将棋の公式7大タイトルを全冠制覇した羽生善治氏の「羽生フィーバー」(7冠制覇は1996年)的なブームが起こってもおかしくない。藤井四段の連勝

    藤井聡太四段の活躍に学ぶべき「3つの教訓」