米国カリフォルニア州で起きた銃乱射事件で死亡した犯人のiPhone 5cをロック解除するためのツールを米連邦捜査局(FBI)に提供せよという裁判所命令を巡って、AppleとFBIの熾烈な戦いが行われていたが、その最中である3月20日にある外部組織がiPhoneのロックを解除する可能性を示し、FBIがその方法を用いて問題のデータにアクセスできたことで、その手法に注目が集まっている。 この外部組織は、イスラエルの新聞によれば、サン電子が2007年にM&Aにより買収し子会社化した、イスラエルのCellebrite。つまり、この技術は現在、日本企業のものとなっているのだ。