ここのところ本来ならば隔週休みである筈の『土曜日』を奪われ、日曜日しか休みがない状態が続いている。日曜日が休みなだけマシじゃないかと、ブラックにお勤めの人々から石や生卵、火炎瓶が飛んできそうであるが、育メンの私に日曜日はない。夏休みに突入した娘、更に娘がずっと家にいることでストレスフルな嫁、彼女らが6日間溜めに溜めた『どっかいきたい』欲求が、私が6日間溜めに溜めたマッターホルンのような疲労の頂上に登り「やっほー!」と叫ぶので、私は鈴虫にすら劣る声でやっほと鳴くしかないのである。やっほやっほと泣くしかないのである。 本日は夜勤の疲れが残り、疲労で風呂に入ることすらままならず、後頭部から室外犬のチャーミングな香りを放ちながら目を覚ました私に「川へ行って泳ぎたい」と、くりっくりのおめめでほざく彼女らを、ライトなバンに乗せ、BBQを楽しむDQNに毒づきながらハイウェイをランウェイ。川へと向かったの