「Deez Nuts」は「These Nuts」から転じた、かなり汚いスラングだ。できるだけ上品に訳せば「このバカ野郎たち」になる。言うまでもなく、実在する候補者への皮肉だが、米VentureBeat(VB)が紹介している調査結果ではクリントン、トランプ両候補に次ぐ9%というかなり高い支持率を得ているという。 Deez Nuts候補は、アイオワ州ウィリングフォードに住むブレイディー・オルソンという15歳の少年がこの夏FECのデータベースに登録して“誕生”した。VBによると、Deez Nuts候補の存在が知られて人気が高まるにつれ、そのあとを追ってFECのデータベースに登録するニセ候補者が続々と増えているようだ。 例えば「Dat Phat A$$」(あのデブいケツ)、「Osama Bin Liftin」(オサマ・ビンラディンを持ち上げる)、「Seattle Seachickens Suck」
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