ワクチン接種後にばんそうこうを貼る医療従事者=6月17日、ボストン/Adam Glanzman/Bloomberg via Getty Images (CNN) 米国で新型コロナウイルスワクチンの接種を完了した人のうち、接種後に確認される「ブレークスルー感染」で死亡した人の割合は0.001%に満たないことが、米疾病対策センター(CDC)のデータから判明した。 CDCの集計をCNNが分析したところによると、米国で今月2日までに接種を完了した1億6400万人あまりのうち、ブレークスルー感染後に死亡した患者は1507人。さらにこのうち約2割は、新型ウイルス感染症以外の原因で死亡していた。入院した患者は7101人と、0.005%未満にとどまっている。 CDCは前回、7月26日までのデータを発表。今回の最新のデータから、その後の7日間で新たに938人がブレークスルー感染で重症化したことが確認された。