今こそ、「生活保護法」を「生活保障法」に! ~市民生活にかかわる分野での「野党共通政策」で、政権交代後の社会のあり方を示してほしい/小久保哲郎(弁護士)【2022.6】 「生活保護だけは死んでも受けたくない」「生活保護以外で使える制度はありませんか?」 私たちは、コロナ禍に突入した2020年4月から2か月に1度、有志の実行委員会をつくって全国的な無料電話相談会を実施し、1万3000件以上の悲痛な声を聴いてきた(※1)。 社会福祉協議会の特例貸付など制度の利用期限が切れて、どう考えても生活保護を使うしかない状態の人たちから、冒頭紹介したような声を数えきれないほど聞いた。2008年のリーマンショック後の時よりも「生活保護に対する忌避感」が明らかに強まっているというのが、私たちの共通した感想だ。その背景には、2012年春、人気お笑いタレントの母親の生活保護利用に端を発した「生活保護バッシング」と
ロックとはなんだったのか? 情熱的に語られがちなロックを、冷静に、理性的に、「縁側で渋茶をすするお爺さんのように」語る連作エッセイ。ロックの時代が終わったいま、ロックの正体が明かされる!? キッスのジーン・シモンズが近年になって出した著作『才能のあるヤツはなぜ27歳で死んでしまうのか?』は色んな意味で興味深い本である。シモンズはイスラエル出身の苦労人で、子供の頃に母親に連れられて渡米。70年代に結成したキッスのド派手なメイクとステージ演出で成功した。バンドの中では文字通りのCEO的な存在で、キッス関連商品の版権なども管理している実業家である。長いキャリアの中では浮き沈みも経験した彼が、老人となった今になって書いた本が、若くして死んでしまったロックスターたちの死の要因を追究したものなのだ。本人は狂乱の70年代を生き延びたサバイバーである。1969年から1971年にかけてブライアン・ジョーンズ
ロックとはなんだったのか? 情熱的に語られがちなロックを、冷静に、理性的に、「縁側で渋茶をすするお爺さんのように」語る連作エッセイ。ロックの時代が終わったいま、ロックの正体が明かされる!? 英国の批評家であり、ロックの評論でも知られたマーク・フィッシャーの『資本主義リアリズム』は哀しい本である。フィッシャーはフレドリック・ジェイムソンとスラヴォイ・ジジェクの言葉として「資本主義の終わりより、世界の終わりを想像するほうがたやすい」というフレーズを紹介する。言いたいことはわからなくはない。ただしここには一つ大きな誤謬があってですね、人類は、それこそヨハネ黙示録あたりからずっと色んなパターンの世界の終わりを想像し続けてきたのである。世界の終末を描いたエンタメは星の数ほどある。日本だと『デビルマン』とかですね。人類が滅亡した未来を舞台にした『猿の惑星』がカウンターカルチャー真っ盛りの1968年の作
ロックとはなんだったのか? 情熱的に語られがちなロックを、冷静に、理性的に、「縁側で渋茶をすするお爺さんのように」語る連作エッセイ。ロックの時代が終わったいま、ロックの正体が明かされる!? リヴィング・カラーのヴァーノン・リードが近年のインタビューにおいて非常に興味深いことを述べている。かいつまんで言うと、ロックの歴史において黒人のミュージシャンは不当な扱いを受けてきた、という異議申し立てである。1950年代の半ばにロックンロールが誕生した時には、黒人アーティストと白人のアーティストが入り乱れてノリの良い音楽を奏でた。ところが、ロックがカウンターカルチャーと結びついた60年代の後半になると、ロックはラブ&ピースを主張しながら白人中心の文化になってしまう。映画『ウッドストック』を観ればわかるけれども、あの映画で目立っている黒人はジミ・ヘンドリックスだけである。彼はもちろんアメリカで生まれてブ
京都市議の森川央氏(46)=西京区選出、無所属=が9日、田中明秀議長宛てに辞職願を提出した。夏の参院選広島選挙区(改選数2)に日本維新の会公認で立候補するという。 【地図】森川氏が選出されていた西京区 森川氏は京都新聞社の取材に対し「議員報酬の削減や市の財政難に市民の関心を高めることができた」と辞職理由を説明した上で、「広島から核兵器廃絶や二重行政解消を訴えたい」と立候補の動機を述べた。10日にも広島県庁で記者会見を開くという。 森川氏は現在3期目。事務所の照明工事の代金を政務活動費に二重計上した問題を受けて、2020年に維新を離党。市議会で辞職勧告決議が可決された。森川氏は取材に「(辞職は)辞職勧告決議を受けたものでは断じてない」と話した。
参院法務委員会は10日、懲役刑と禁錮刑を廃止し、「拘禁刑」として一本化する刑法改正案を自民、公明両党などの賛成多数で可決した。 【写真特集】江戸捕物の世界 13日の参院本会議で成立する見通し。刑の種類や名称の変更は1907年の現行刑法制定後、115年間で初めて。犯罪者の「懲らしめ」から「更生」に軸足を移し、再犯防止につなげる狙いだ。 懲役と禁錮は受刑者の身体の自由を奪う「自由刑」に当たる。懲役では印刷や洋裁などの刑務作業を課されるが、禁錮に作業義務はない。 懲役は作業に時間が割かれ、再犯防止指導に十分時間を充てられないという課題が指摘されてきた。2021年版犯罪白書によると、検挙された刑法犯のうち再犯者による事案が占める割合を示す再犯者率は年々増え、20年は49.1%に上る。 禁錮はそもそも対象者が少ない。20年に刑事施設へ入った受刑者1万6620人のうち禁錮は0.3%の53人。また、21
Cornelius's Fantasma was a high point of the mid-'90s Shibuya-kei scene, an eclectic crate-diggers' subgenre that celebrated old sounds. Its vinyl reissue shows it still sounds fresh in 2016. By the mid-‘90s, Japanese pop culture had peaked in global coolness. Anime and video games enthralled kids all over the globe, and author Haruki Murakami was starting to gain traction in the English-language
This article originally appeared on Noisey Mexico. Japanese musician Keigo Oyamada became a cult artist almost overnight. When Matador produced his third record, Fantasma, under the pseudonym Cornelius in 1997, the world received the crazy cocktail of 60s pop, hip-hop, indie-rock, bossa-nova, jazz, and electronic music with open arms—not to mention in his native Japan, where he became an enormous
山下達郎は今年、69歳を迎えた。1975年、シュガー・ベイブの中心メンバーとしてデビューし、翌年にソロシンガーとしてスタート。半世紀近く経った今も新作を世に送り出し、ライブツアーで全国を回る。「制作方針は、風化しない音楽」と語る通り、代表作の「クリスマス・イブ」をはじめ、多くの曲が時代を超えて愛されている。青春時代の苦労、自身の音楽表現、夢を追う若い世代への思い。歩みを振り返りながら、存分に語ってもらった。(文中敬称略/Yahoo!ニュース オリジナル 特集編集部) 「僕らの世代は、日本のロックミュージックの黎明期で、『DON'T TRUST OVER THIRTY』の時代だったことも相まって、30歳から先のロックシンガーの展望なんて全くなかった。僕に限らず将来に関してはみんな探りながら悩みながら、何とか30代40代と、がんばってくぐり抜けてきたんですけど、でもまさか70近くになって、現役
","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下(中⑤企画)パーツ=1541 -->","naka6":"<!-- BFF486 PC記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 --><!-- /news/esi/ichikiji/c6/default.htm -->","naka6Sp":"<!-- BFF3053 SP記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 -->","adcreative72":"<!-- BFF920 広告枠)ADCREATIVE-72 こんな特集も -->\n<!-- Ad BGN -->\n<!-- dfptag PC誘導枠5行 ★ここから -->\n<div class=\"p_infeed_list_wrapper\" id=\"p_infeed_list1\">\n <div class=\"p_infeed_list\">\n <div class=\"
“褐色肌、金髪、青い眼”のモデルとして注目を集めているシャラ・ラジマさんによる、移民支援活動の第一人者「移住連」(特定非営利法人 移住者と連帯するネットワーク)代表・鳥井一平さんへのインタビュー。 「移民でいいのかが自分自身もよくわかってない」と言うシャラさんの経験や表現活動と、鳥井さんの移民支援活動に共通するものはあるのか? 鳥井さんは「社会の一員として役割を担って存在していることが大事」だと語る。 私に合うファンデーションもストッキングもなかった シャラ:実は今日、鳥井さんにお話を伺うということで便宜上自分を「移民」と言っているんですけど、自分のことを移民というのは初めてです。移民でいいのかが自分自身もよくわかってないんですよ。 例えばアメリカとか海外の感覚でいうと、チャイナタウンみたいに、中国の文化にプライドを持ちながら外国でコミュニティを形成しているような状態を移民というのではない
自民党の吉川赳 衆議院議員は、週刊誌で18歳の女性に飲酒をすすめたなどと報じられたことを受け、党に迷惑をかけたとして、10日夜に離党届を提出し受理されました。 自民党の吉川赳衆議院議員は9日、「週刊ポスト」の電子版で18歳の女性に飲酒をすすめたり、金銭を渡したりしたなどと報じられ、国会内で記者団に対し「記事を見てから対応する」などと述べました。 これについて自民党の茂木幹事長は10日夜にコメントを発表し、吉川氏が離党届を提出したことを明らかにしました。 そのうえで「岸田総理大臣から、党として事実関係を確認するよう指示を受け、確認中に吉川氏本人から『大変お騒がせし、党にも迷惑をかけたので離党したい』との申し出があった。受理する方向で手続きを進める」としています。 これを受けて自民党は、10日夜に持ち回りの党紀委員会を開き、吉川氏の離党届を受理することを決めました。 吉川氏は、衆議院東海ブロッ
鳩山由紀夫元首相は10日、東京都内で記者会見し、次期衆院選に出馬し、政界復帰を目指す意向を明らかにした。また、自身が代表を務める政治団体「共和党」から夏の参院選の東京、神奈川の両選挙区にもそれぞれ候...
週プレNEWS TOPニュース社会「水」=<コモン>の管理から考える持続可能な社会をつくる方法とは? 斎藤幸平×岸本聡子<対談>【後編】 老若男女や貧富を問わず、われわれが生きていくのに必要不可欠な「水」。あまねく人々が平等に水資源を使えるように、つまり資本主義の暴走からこの大事な公共財を守るために私たちはいかにして意思決定し、動いていくべきなのだろうか? 先に配信した【前編】に引き続き、共著者として名を連ねた新書『未来への大分岐 資本主義の終わりか、人間の終焉か?』がロングセラーを記録している、新進気鋭の若き経済思想家・斎藤幸平氏と、3月に刊行した著書『水道、再び公営化! 欧州・水の闘いから日本が学ぶこと』が話題の、政策シンクタンクNGOの研究員である岸本聡子氏が、世界各国の<コモン>を守る社会運動を紹介しながら、サステナブルな社会をつくっていくビジョンと可能性について語り合った対談の【
5月24日朝、テキサスで18歳の少年がライフルを持って小学校に乱入し、21人を射殺した。 メキシコとの国境に近い小さな町ユヴァルデに住む犯人サルヴァドル・ラモスは、一緒に暮らす祖母を撃ち、フェイスブックに「小学校に銃撃に行く」と書き込み、防弾チョッキを着て、トラックに乗って走り出した。 ラモスはパトカーに追われて路肩に突っ込み、車から出てライフルで目撃者を撃ち、近所のロブ小学校に飛び込んだ。警備していた警官をかわして、授業をしていた4年生の教室に入り、机でドアをバリケードした。 1時間後、警察は教室に突入し、ラモスを射殺した。しかし、その時には9歳から11歳の小学生19人と女性教師2人はラモスに殺されていた。 ラモスは吃音のため中学の頃からイジメにあい、高校を中退し、母とケンカして家を出て、ウェンディーズで働きながら、祖母の家に暮らしていた。 5月16日、18歳の誕生日を迎えると、20日ま
BTS (방탄소년단) 'Yet To Come (The Most Beautiful Moment)' Official MV Credits: Director: Yong Seok Choi (Lumpens) 1st AD: Jihye Yoon (Lumpens) 2nd AD: Ran Ro (Lumpens) Director of Photography: Nam Hyunwoo (MOTHER) B Camera Operator: Eumko Focus Puller: Kim Eunki, Lee Youngwoo 2nd AC: Youngseo Park, Eunil Lee Production Company: OUT OF OFFICE CO Executive Producer / Producer: Tiffany Suh Productio
こんにちは。2022年6月1日に新しい書籍を出しました。 当然ながら、この新書をたくさんの人に買って欲しいと思っています。そんな中、各社から、何か新書にまつわる記事を出しましょう、というありがたいお話をいただきました。とても嬉しく思っていたのですが……。 実際に打ち合わせてみると、ほとんどのウェブ媒体さんが「抜粋記事が欲しい」とおっしゃるのです。 「抜粋記事」とは、本の中からある部分の文章を抜き出して作成する立ち読み的な記事のことです。 前作『つけびの村』刊行からもうすぐ3年になりますが、その間に新刊紹介の方法は大きく変化していました。最近は、ウェブ媒体で新刊を紹介する方法として「抜粋記事」がとにかく大流行りしています。手軽に作れて、バズれば本が売れる。媒体と著者、どちらにも旨味があるという理由です。 どうやら、あまりにも旨味があるようで「抜粋記事」ばかりが求められてしまいます。 とはいえ
家にいる時何をしてるの? って聞かれると、私は大体ドキュメンタリー映像を見ている。 特に『プロフェッショナル 仕事の流儀』をよく見ている。今日は菓子職人の回を見たが、とにかくすごかった。なにがすごいかのか。 突然繁盛店を畳んだ伝説の菓子職人。多くの人に惜しまれつつも、初老の彼は夫婦で週末だけ営業する小さな店を始めた。今までの慌ただしかった仕事を忘れるように、平日は1人だけのアトリエで作業に没頭する。日が差し込んでくると、飴細工が透き通るので、手を止めてじっと見つめる。前触れもなくアトリエの時計が誤作動を始める。老職人は作業の手を止めず、何も気にしない様子で笑い、「壊れてるんじゃないかな。私と一緒。合わさってない、止まってないもんね」と言って、淡々と作業を続ける。理想的菓子づくりの世界に入り込んだ老職人の後ろでは壊れた時計が狂った時間を刻み続けている。 NHK プロフェッショナル 仕事の流儀
プロフィール欄に「秋葉原事件加藤智大の元同僚で友人です」と書かれたTwitterのアカウントがある。アカウントの所有者である大友秀逸さんは、仙台市の警備会社で加藤智大死刑囚と一緒に働いた経験がある。「実名・顔出し」で情報発信をしており、このため何度もメディアの取材を受けてきた。なぜそんなリスクを引き受けているのか。無差別殺傷事件を取材している写真家・ノンフィクションライターのインベカヲリ★さんが聞いた――。(第1回) ※本稿は、インベカヲリ★『「死刑になりたくて、他人を殺しました」無差別殺傷犯の論理』(イースト・プレス)の一部を再編集したものです。 「『人を殺したい』という内容のメールが来るんです」 こんなツイッターアカウントがある。 「秋葉原事件加藤智大の元同僚で友人です。どなたでもご意見や質問などございましたら自由に書き込んでください」 「秋葉原無差別殺傷事件」が起きたのは、2008年
1997年の5月、Led Zeppelinの「Whole Lotta Love」を歌いながらミシシッピ川に飛び込んで行方不明になったシンガー・ソングライターのJeff Buckleyは、数日後に遺体となって発見された。その少し前、彼はメンフィス動物園の蝶の飼育員に応募していたという。 そんなミシシッピ川の流れる音も収録されたKevin Morbyのアルバム『This Is A Photograph』は、パンデミックから逃れるためにロックンロールの聖地メンフィスを訪れた彼が、Jeff BuckleyやElvis Presleyが生前暮らしていた家や、ガレージ・ロッカーのJay Reatardが暮らしていた街から、インスピレーションを受けて制作されたものだ。 病院に運び込まれた父親が一命を取り留めた夜、実家で偶然見つけた家族写真から自身のルーツを辿るタイトル曲や、パートナーであるWaxahat
上空3万6000フィート(1万メートル)で注文された飲み物は、「墨」の入った手で提供できるようになった。英ヴァージン・アトランティック航空は先週、勤務中の客室乗務員がタトゥーを露出することについて、禁止規定を緩和したと発表した。 ヴァージン・アトランティックの制服を着た従業員は、接客時にボディアートを見せてもほぼ支障がなくなった。顔と首のタトゥーは隠す必要があるが、広報担当者はこの方針も変更される可能性があると伝えた。乗務員はこれまで、タトゥーをすべて覆い隠すことが義務付けられていた。 ヴァージン・アトランティック航空のチーフ・ピープル・オフィサー、エステル・ホリングスワース氏によると、今回の変更の狙いは、インクルージョン(包括性)とダイバーシティ(多様性)に関する同社の方針をより明確にすることだ。 ...
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く