ITmedia の記事によれば、11 日までラスベガスで開催された CES の最中に、スティービー・ワンダーら視覚障害者の権利擁護派が、タッチスクリーン式デバイスを開発しているメーカーに、改善を訴えたそうだ。権利擁護派によれば「製品設計者が視覚障害者のニーズを考慮に入れれば、視覚障害のない人にも使いやすい製品ができるだろう」とのこと。記事中、「スキーで時速 60 マイルで滑り降りることができるが、電子レンジのフラットパネルは操作できない」という意見もあり、現在の便利なデバイスは、一部障害者には却って不便な場合もあるようだ。 ただし、一方では、Google や NPR (National Public Radio) は、視覚障害のある人でも使えるデバイスを開発中だという。障害の無いタレコミ子のような人間は、つい障害に対する配慮を忘れがちだが、デバイスの改善により、より多くの人が便利な生活を享