9月30日(現地時間),モロッコ王国の首都ラバトにおいて,黒川恒男駐モロッコ大使とモハメッド・アミン・スビヒ文化大臣(H.E. Mr. Mohamed Amine Sbihi, Minister of Culture)との間で,供与額1億円の無償資金協力「経済社会開発計画」に関する書簡の交換が行われました。 この協力は,我が国で製造された機材(高性能スキャナー等)をモロッコ国内で唯一稀少資料を貯蔵するモロッコ王立図書館に供与することにより,教材となる資料をデジタル化することで,地方からの教材へのアクセスを可能にすることに寄与することが期待されます。 モロッコ政府は,ICTを活用した学校教育の改善,特に地方における学習環境の改善を重視しております。この協力により,地方からの教材へのアクセスを可能にすることで教育分野での地域的,社会的格差の是正を図り,もって教育支援を通じたモロッコの経済社会開