凸版印刷は日本郵便㈱と連携し、全国に約2万4000箇所にある郵便局で本を申込み、購入できる「本のギフトカタログサービス」を始動した。出版社6社の児童向け書籍や絵本、図鑑、漫画など12作品を選書したギフトカタログを、6月16日から無料配布し始めた。インターネットによる書籍購入が一般化するなか、ネットに不慣れな年配者、郵便局の利用が多い主婦などを対象に孫や子どもへのプレゼント需要を喚起していく。 今回、商品提供を決めたのは講談社、学研グループ、フレーベル館、ポプラ社、今人舎、くもん出版。読者への販売元は日本郵便の子会社である㈱郵便局物販サービスとなる。 ギフトカタログはA4判の冊子で70万部を発行。今後、趣味や健康に関する本や書籍以外にも着手し、総合カタログにして販売事業を拡大する考えだ。