![トヨタは“モビリティ版アマゾン”を目指す](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/10cfd6eb6a2a8f23170dae2d056fb60e9044abc5/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fbusiness.nikkei.com%2Fatcl%2Freport%2F15%2F110879%2F010900775%2Ffb.jpg)
世界では、未成年に対する性的虐待や暴力があとを絶たない。 今年、日本でもベトナム国籍女児に対する殺人事件が報道されたが、殺人に至らなくとも、性的虐待や暴力が被害者に与える傷跡は大きく、レイプは特に「魂の殺人」と呼ばれることもある。 被害者は、世間体や将来を考えて黙って泣き寝入りすることが多く、特に、未成年は言いたくても他人に伝えることがなかなかできない。加害者が家族や親戚、知人であればなおさら表沙汰にされず、なかなかその実態を掴むのは困難と言われる。 22か国調査から浮かび上がる実態 性的虐待・暴行に関する日本初の実態調査として1998年に行われた『子どもと家族の心と健康』調査があるが、その結果を知って心が痛んだ。回答を得られた18歳以上39歳以下の女性1282名、男性299名のうち、なんと39%の女性、10%の男性が18歳までに性的虐待・暴行を受けていたという。しかも、13歳未満(小学校
前回に引き続き選挙の話をするつもりでいる。 とはいえ、現時点で言えることは少ない。 予測なんてとてもできないし、現状分析さえおぼつかない。 それでもあえて選挙についての文章を書こうと思っているのは、主に記録のためだ。 もう少し丁寧に言えば、すべてが終わって結果が出た後に、何が起こっていたのかをあらためて振り返って考えるための材料として、現時点で見えていることを、なるべく見えているままの形で記録しておこうと考えている、ということだ。 一昨日までの状況は、昨日(9月27日の水曜日)になって一変した。 それで、何もかもわからなくなった。 以下、主だった政党別に、状況を整理しておく。 自民党の状況は、一週間前とそんなに変わっていない。 とはいえ、周辺の状況が一変したことで、この先、選ぶべき戦術には、大幅な修正が求められることになるだろう。 そもそも、今回の選挙は、安倍晋三首相の個人的な独走がもたら
ドイツが、産官学一体となって「Industrie 4.0(インダストリー4.0)」というコンセプトを初めて掲げてから、約6年の歳月が過ぎた。インターネットをはじめとするデジタル技術を最大限活用し、高付加価値の製品やサービスを生み出す産業構造に展開することを目指すというものだ――。日本語で「第4次産業革命」と訳されたこの言葉は、その後、IoT(モノのインターネット)やAI(人工知能)といったデジタル技術の進化と普及に伴って、より現実味を持って受け止められるようになっている。 日経ビジネスオンラインは本日から、本誌特集(2017年8月21日号)との連動企画「ここまで来た!デジタル ドイツ アディダス、VW、シーメンスの変身」で、急速に進むドイツ企業のデジタル化の最前線をリポートしていく。ロンドン支局長の蛯谷敏が、最新事例を徹底取材した。そこから浮かび上がってきたのは、第4次産業革命が、工場にお
線虫や犬など動物の力を活用し、がんを早期発見する試みが始まった。手掛かりは動物にしか分からない、がん患者に特有のかすかな「臭い」だ。パーキンソン病の早期発見にも、臭いが重要な役割を果たすことが分かってきた。 (日経ビジネス2017年6月12日号より転載) 虫に犬、そして人間。多くの生物が持つ「臭い」を感じる仕組みが、がん検査に革命を起こそうとしている。 日立製作所は今年4月、新しい仕組みのがん検査装置を試作したと発表した。人間の尿をシャーレに載せると、その人ががんに罹患しているか、高い確率で判断できるようになる。 この装置で尿を分析しているのはセンサーなどの機械類ではない。「シー・エレガンス」と呼ばれる体長1mm程度の「線虫」だ。取り扱いが容易で大量培養できることから、科学実験などに幅広く使われてきた。この線虫の特徴は、人間の100万倍ともいわれる犬と同等か、それ以上に優れた「嗅覚」を持つ
総務省は6月末、法制執務業務支援システム(通称e-LAWS)を本格稼働させた。4000以上にのぼる国所管の法令をインターネット上で参照でき、二次利用もしやすくなる。記者や弁護士には非常に有り難いシステムなのだが、このシステムが登場したことの本質的な意味は省庁の働き方改革にある。「国会審議の前には、職場に缶詰め」「資料の書式を間違えると、破り捨てられる」――。あまりに前時代的、儀礼的な霞が関の「伝統芸能」に、働くママたちが終止符を打ったのだ。 e-LAWSは約4000の国所管の全法令を収録している。これまでもオンラインデータベースは存在していたのだが、旧式と新式では大きな違いが2つある。 まず一つ目の違いは、データの作成主体だ。旧式のデータベースは総務省だけで作成していた。新式では各省庁が所管する法律のデータベース化を担当する。業務負担を分散することにより、正確性と更新頻度が大幅に向上すると
アパレル業界がかつてない不振にあえいでいる。大手アパレル4社の売上高は激減。店舗の閉鎖やブランドの撤退も相次いでいる。アパレル業界と歩みをともにしてきた百貨店業界も、店舗閉鎖が続き、「洋服が売れない」事態は深刻さを増している。 なぜ突如、業界は不振に見舞われたのか。経済誌「日経ビジネス」の記者が、アパレル産業を構成するサプライチェーンのすべてをくまなく取材した書籍『誰がアパレルを殺すのか』が今年5月、発売された。 業界を代表するアパレル企業や百貨店の経営者から、アパレル各社の不良在庫を買い取る在庫処分業者、売り場に立つ販売員など、幅広い関係者への取材を通して、不振の原因を探った。この1冊を読めば、アパレル産業の「今」と「未来」が鮮明に見えるはずだ。関連記事を随時連載していきます。 百貨店や大手アパレル(衣料品)企業に業界不振の理由を聞くと、判を押したように返ってくる答えがある。「若者がアパ
2017/06/19 21:21 不法改造発覚時の西田憲正社長のコメントはいただけないものだったが、今回の記事で紹介された、業界の常識にとらわれない工夫は、手放しで素晴らしいと思う。 正確な記憶か自信はないが、昭和初期に新橋の第一ホテルを創業した小林一三も、当時では珍しい全館冷暖房を導入する一方、客室のカーペットはベッドの下には敷かずにコスト削減を図ったらしい。 2017/06/19 20:35 成功事例として際立ったものではあると思いますが、ヨイショしすぎでしょう。東横インはよく利用しますが、その他のホテルと比べても、際立って良いとは思いません。まあ、回転率アップやコスト削減はホテル側にとっての良いことであって、客にとってはどうでもいいことなのですけどね。まあ、支配人が全店女性というのは女尊男卑で気持ち悪いなぁと思っていたのですが、その理由を初めて知ることができた点は良かったです。 20
図書館の蔵書検索システムを手掛けるカーリルは今年4月、こんな挑発的なプレスリリースを発表した。社員数がわずか5人のベンチャー企業ながら、日本全国の図書館で使われている蔵書検索システムを抜本的に変えようとしている。まさに宣戦布告と言っていい。 手始めに京都府立図書館と提携、京都府内の公立図書館であれば蔵書の貸し出し状況を横断的に検索できる業務用システムを納めた。都道府県という広域で使えるシステムの提供は初めてだが、「年内にもう一つ案件が取れそう。目指すは47都道府県の制覇です」。カーリルの吉本龍司代表は、くたびれたTシャツ姿で、机に置いてあった都道府県のパズルを1つ裏返した。 統一されない書籍データ カーリルの強みは検索速度。例えば、京都府内の全図書館を対象に、借りたい本の蔵書状況を検索するのに必要な時間はわずか0.5秒。従来のシステムに比べ数十分の1の時間に縮まるという。 それほどの改良余
今回から始まるワークスアプリケーションズ代表取締役CEO牧野正幸氏の連載「ジャケットを脱がない生き方」。牧野氏は社員4000人を擁するソフトウェア企業を創り、率いている。Great Place to Work Institute Japan(GPTWジャパン)が実施している「働きがいのある会社」ランキングで1位に選ばれたことがあり、従業員満足度が高い会社としても知られる。 牧野氏の趣味はスーツ。「シャツは本来、下着。人前に晒せない」という服飾史における正統を堅持し、ジャケットを脱いだ牧野氏を見た者はいないという。ここに牧野氏の考え方が凝縮されていると考え、コラムタイトルにした。 これに限らず、自分の言動に一本節を通そうとするこだわりの強さが、牧野氏の能力と魅力の源泉だと編集部は考えた。仕事に限らず、あらゆる分野にわたる牧野氏のこだわりを読者にお届けしたい。 編集:牧野さん、これからよろしく
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