(58) 2020/01/10 高円寺HACO 佐藤洋一(早稲田大学)「全米調査したけれど〜個人的大規模調査の陽と陰」 今回は、佐藤さんに、戦後占領期に日本で撮影された写真を求めて、アメリカの公文書館や図書館を訪問した調査での経験を元にお話いただきました。さらっと書きましたが、車で4万キロ走って、35箇所の図書館で150あまりのコレクションに目を通して、8万枚の写真を撮影する…というのは並大抵のことではありません…。 写真を使った都市史の研究という観点から写真を渉猟し、何が写っているのか、どう撮られたのか、なぜ撮られたのかを考えていこうとする佐藤先さんのアプローチは、太平洋戦争直後の日本占領期というある意味で特殊な期間を対象にした場合、必然的にアメリカに、公的・私的に残された写真を対象とすることになります(その際に、何が公的で何か私的なのか…という問題は当然あります)。佐藤さんが今回調査し
![勉強会@中央線Z2020~新春の役 - Traveling Librarianー旅する図書館屋](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/5d6a77b4d87829a7d60eea0d7fdca2c3442b2b2d/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcdn-ak.f.st-hatena.com%2Fimages%2Ffotolife%2Fy%2Fyashimaru%2F20200114%2F20200114105619.jpg)