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ブックマーク / number.bunshun.jp (55)

  • フェラーリ、新幹線、大阪メトロ…凄腕“世界的デザイナー”は、なぜJ2山形の新エンブレムを「代表作」と呼ぶのか?(生島洋介)

    「いや、お金の問題じゃないんです。これは名誉なことですから」 2021年7月某日11時。山形と東京、そしてロサンゼルスをつないで行われた最初のオンライン・ミーティングで、予想外の言葉が発せられると、J2モンテディオ山形の鳥飼健司事業アドバイザーは思わず目を潤ませた。 現在のチーム名となって25年を機に、長年愛用したエンブレムの変更を検討してきた山形は、12月10日に地元出身の世界的デザイナー、奥山清行氏が手掛けた新デザインの発表を行った。 就任して3年の相田健太郎社長が「時代の変化に合わせ、モノとして使いやすくする必要がある」と考えてきたエンブレム。冒頭の言葉で動き出した“夢”のプロジェクトが形となった。 予算規模の格差は100分の1以上? 奥山清行/ケン・オクヤマと言えば、あのフェラーリをイタリア人以外で初めてデザインしたことで知られる人物だ。創業者の名を冠した記念モデルである『エンツォ

    フェラーリ、新幹線、大阪メトロ…凄腕“世界的デザイナー”は、なぜJ2山形の新エンブレムを「代表作」と呼ぶのか?(生島洋介)
  • なぜ将棋? レッズ小泉佳穂が影響を受けた羽生善治の“直感力” 自宅では毎日1時間「まだ強くなれる」(杉園昌之)

    Jリーグ公式ツイッターで『ドリブルからシュートまで何を考えていたのでしょうか?』と質問されたときの返答が興味深かった。 《実際は考えている、というよりは、経験則による直感の連続に近いかなと思います》 浦和レッズの小泉佳穂が20節アビスパ福岡戦でJ1初ゴールを決めたときのコメントだ。ピンときた人もいるかもしれない。今季、J2のFC琉球から加入した24歳は無類の将棋好きを公言し、棋士の著書も読み漁っている。ツイッターに残した哲学的な言葉は、まさに羽生善治著の『直感力』(PHP新書)にも書かれていることなのだ。人は影響を受けていることを否定せず、静かな口調で話し始めた。 「羽生先生の考え方はすとんと胸に落ちることが多いんです。長考(長く考える)するよりも第一感(最初の思いつき)のほうが正しいことが多いというのも、素直にうなずけました。サッカー将棋よりも時間のないスポーツです。成功体験から導き

    なぜ将棋? レッズ小泉佳穂が影響を受けた羽生善治の“直感力” 自宅では毎日1時間「まだ強くなれる」(杉園昌之)
  • 《卓球》元相棒の本音「悔しいけど、美誠は水谷さんと組んだ方がいい」なぜ伊藤美誠20歳と水谷隼32歳は相性抜群なのか(生島淳)

    「ディエン」は表ソフトラバーでのスマッシュで、30パーセントほどの力で打つ。 「ファリー」は70パーセントで、コースをコントロールしたスマッシュ。 「コウシャ」は100パーセントで、一撃で仕留める。 では、120パーセント、マックスで力を発揮する単語はなにかと聞けば、こんな漢字を書くという。 発死力。 相手を死に追いやるスマッシュ。 ちなみにバックハンドスマッシュは「抜刀」。腰に位置する剣を抜く鮮やかなイメージが浮かぶ。 中国の卓球は、剣を持ったスポーツなのだ。 「32個の金メダルのうち28個が中国」 東京オリンピック混合ダブルス決勝、水谷隼・伊藤美誠組の相手である許昕・劉詩雯組のふたりは、剣術家のイメージにぴったりの選手だ。 サウスポーの許昕は、大きな青龍刀さえ操りそうなダイナミックなプレーを展開する。一方で劉詩雯は表情をほとんど変えず、安定性が持ち味。どんな攻撃を仕掛けられても、巧みに

    《卓球》元相棒の本音「悔しいけど、美誠は水谷さんと組んだ方がいい」なぜ伊藤美誠20歳と水谷隼32歳は相性抜群なのか(生島淳)
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    kits 2021/07/30
    冒頭から誤った漢字知識。(乒乓 は pingpong の音訳であり兵ではない)
  • 中村憲剛「敵を圧倒して勝ちたい」これからも受け継がれる14番の精神…“憲剛化”したフロンターレ(熊崎敬)

    「ひとつのクラブに忠誠を尽くす選手だね」 英国では、ひとつのクラブで現役をまっとうする選手を、畏敬の念を込めて“ワンクラブマン”と呼ぶ。 だがユニフォームを変えるほど大金が動くいまは、世界的に希少となった。 Jリーグきってのワンクラブマン Jリーグきってのワンクラブマンが、スパイクを脱ごうとしている。川崎フロンターレの背番号14、中村憲剛。J2時代の2003年にデビューしてから18年、川崎一筋でプレーしてきた。 私は一度、中村をインタビューしたことがあるが、そのときの言葉をいま振り返ると非常に味わい深い。 取材をしたのは、2016シーズン終了後のこと。サポーターにとっては、忘れられないシーズンかもしれない。 風間八宏監督が退任したこの年、川崎は悲願のタイトルを目前にしながら、ことごとく鹿島アントラーズに阻まれた。年間勝点2位で進出したチャンピオンシップでは、ホームでの準決勝で敗れ、続く天皇

    中村憲剛「敵を圧倒して勝ちたい」これからも受け継がれる14番の精神…“憲剛化”したフロンターレ(熊崎敬)
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    kits 2020/12/27
    「鹿島は、自分のリズムでプレーできないときの割り切り方がすごい。試合を殺すようなプレーを平気でする」「でもやっぱり俺は、“サッカー”で優勝したいです」そうであり続けたことに感謝。
  • マンC移籍、板倉滉は等々力育ち。川崎の10番を夢見た少年の13年後。(いしかわごう)

    海を越える日人フットボーラーは、今オフも目立つ。 だが、この海外移籍は、さすがに驚かされた。 板倉滉のイングランド・プレミアリーグのマンチェスター・シティへの完全移籍である。 昨季のプレミアリーグを制し、現在世界最高峰のサッカーを展開しているとも言われている名門クラブに、日人が電撃移籍を果たしたのだ。 労働許可証の関係もあり、オランダ1部リーグ・フローニンゲンへの期限付き移籍が同時に発表されているが、それを差し引いても、大きなインパクトを与える海外移籍ニュースだったと言える。 大きな驚きと同時に、「そもそも、板倉って何者?」という疑問を持ったサッカーファンも多かったかもしれない。A代表の経験がない彼は、世間的な知名度が高いとは言い難い選手だからである。 '18年はベガルタで成長。 板倉滉は現在21歳。 端的に説明すれば、東京五輪世代の有望株ということになる。 川崎フロンターレの下部組織

    マンC移籍、板倉滉は等々力育ち。川崎の10番を夢見た少年の13年後。(いしかわごう)
  • 内田篤人が指名した意外な重要人物。夏の移籍も「憲剛さんに相談したの」。(了戒美子)

    内田篤人が鹿島に戻って、早1カ月が経とうとしている。全てをかなぐり捨ててでも、もう一度活躍を誓う。そんな決意に満ちた移籍だ。 鹿島への恩返し、経験の還元ももちろんミッションとして抱えながら、内田は気で、W杯メンバーに滑り込もうとしている。 しかし、だ。 思い返してみると'14年ブラジルW杯当時、コロンビア戦で日の戦いが幕を閉じた直後、テレビ取材でも、ミックスゾーンでも内田は言っていなかっただろうか。 「(代表引退に関して)ずっと考えていた。人には言っていなかっただけ」 ハリルホジッチ監督就任以降は、最初のキリンチャレンジカップで招集され、出場したのみ。負傷とリハビリにほとんどの期間を費やしたのが理由ではあるが、一体どこで内田は代表入りを望むようになったのか。 なんとなくの気持ちはわからないでもないが、どこで大きく舵を切ったのか。Number944号のインタビューの際に尋ねてみた。 「や

    内田篤人が指名した意外な重要人物。夏の移籍も「憲剛さんに相談したの」。(了戒美子)
  • 齋藤学の思いを聞き続けた1年間。マリノスファーストだった男の決断。(二宮寿朗)

    川崎フロンターレの新体制発表が行なわれる2日前だった。 齋藤学は横浜F・マリノスから移籍に踏み切った苦渋の決断をSNSに記した。この1週間前に、両クラブから齋藤のコメントは発表されていた。しかしファン、サポーターの反発は大きく、もう一度自分の思いを伝えるべきだと感じたのであろう。異例とも言える2度目の発信。そこには、こうつづってあった。 ≪僕はマリノスが大好きです。だって、自分の全てが、詰まった、8歳から過ごしてきたクラブですよ。『屑、死ね、裏切り者、怪我治るな』など何を言われてもしょうがない。そう思っていましたが、ひとつだけ言わせてもらいたい。今までマリノスの選手として闘ってきたこと これだけは否定されたくない≫ 文字から聞こえる悲痛な叫びが、筆者の耳にこだました。 1年契約は、何のためだったのか。 1年前、マリノスは揺れていた。 「シティ・フットボール・グループ」がフロント業務に全面的

    齋藤学の思いを聞き続けた1年間。マリノスファーストだった男の決断。(二宮寿朗)
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    kits 2018/01/25
    海外移籍を目指しての単年契約ではなかったということか。
  • 阿部浩之、川崎を淡々と変革中。勝ち方に敏感であれば優勝できる。(いしかわごう)

    試合は5-1で大勝し、自身初となる公式戦のハットトリックを達成。にもかかわらず、ミックスゾーンでゲームを振り返る阿部浩之に笑顔はなかった。厳しい表情を崩さなかったのには理由がある。 「最後の失点がね……余計。全力では喜べないというか。それまでは、ほぼほぼ無理せずに要所要所で崩していて良かったので。最後のところは課題かな」 ルヴァンカップ準々決勝第2戦。 第1戦を2-0で勝利した川崎フロンターレは、敵地での第2戦を5-1と圧勝。2戦合計でのスコアを7-1で終えた。今季リーグ戦では1分1敗と未勝利の相手を、完膚無きまでに叩きのめして、2014年以来となるベスト4進出を決めている。 その勝ち上がりを決定付けたのは、ほかならぬ阿部のゴールである。 5-1だからこそ、勝ち方に敏感になっていた。 序盤から攻勢に出てくるFC東京を受け止めながら虎視眈々とカウンターを狙い、28分、中村憲剛のスルーパスに抜

    阿部浩之、川崎を淡々と変革中。勝ち方に敏感であれば優勝できる。(いしかわごう)
  • ジェフ千葉から消えた脂身と白米。監督が持ち込んだ食事革命が凄い。 - Jリーグ - Number Web - ナンバー

    9年ぶりのJ1復帰を目指すジェフユナイテッド千葉は、今季、いままでにない大改革を進めている。 エスナイデル新監督が率いるチームは、極端なまでのハイラインで守り、猛烈なハイプレスをかけ続ける。前にも後ろにも、とにかく走るのだ。夏場でも、その運動量が落ちることはない。なぜ、そこまで走れるのか――。 監督は「そこにミステリーはない」と言葉に力を込める。厳しいフィジカルトレーニングを課しているのは想像に難くないが、それだけではない。強度の高い練習をこなす体作りから見直し、徹底して事改善に取り組んでいるのだ。 現役時代、イタリアのユベントス、スペインのレアル・マドリーなど、欧州の名門クラブでプレーしてきた元アルゼンチン代表にとっては、当たり前のことを当たり前にしているだけだという。 脂身、濃い味、白米が並ぶ事に監督があ然。 きっかけは、シーズン開幕前の沖縄キャンプだった。 「なぜこんなに味付けが

    ジェフ千葉から消えた脂身と白米。監督が持ち込んだ食事革命が凄い。 - Jリーグ - Number Web - ナンバー
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    kits 2017/09/08
    炭水化物わりとあるし脂肪をそんなに抑える必要あるかなと思う。
  • AFCが済州に下した処分を検証する。日韓サッカー騒動史に新たな視点を。(吉崎エイジーニョ)

    6月9日、韓国の『スポーツソウル』紙が第一報を報じた。5月31日のアジアチャンピオンズリーグラウンド16第2レグ、浦和レッズvs.済州ユナイテッド戦での暴行の処分だ。 ・試合中、警告累積でレッドカードを受けたチョ・ヨンヒョンに6カ月の出場資格停止。制裁金2万ドル。 ・試合終了直前に阿部勇樹に暴行したぺク・ドンギュに3カ月の出場資格停止、制裁金1万5000ドル。 ・試合後、槙野智章を追いかけたクォン・ハンジンに2試合の出場資格停止と制裁金1000ドル。 ・済州のクラブ側に制裁金4万ドル。浦和にも制裁金2万ドル。 これまで大きくは議論されてこなかったチョ・ヨンヒョンへの処罰とその重さは意外なものだった。アジアサッカー連盟(AFC)は後半36分にチョがファウルで退場し、なおかつ試合後の乱闘にまで参加したことに対して重い罰を課したとみられる。第一報が載った『スポーツソウル』は「済州は異議申し立てを

    AFCが済州に下した処分を検証する。日韓サッカー騒動史に新たな視点を。(吉崎エイジーニョ)
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    kits 2017/06/10
    「善悪の度合いはあくまで仲裁機関が決める」
  • 待ち望んでいた風間監督との出会い。佐藤寿人は第2の憲剛、嘉人になる。(佐藤俊)

    赤いユニフォームを着た佐藤寿人には、まだ率直に言って違和感がある。しかし、試合になればチームのために全力でゴールを狙う男なのだ。 昨シーズン、J2に降格した名古屋グランパス。 20名の選手がチームを去り、逆に18名の選手が新加入してきた。風間八宏新監督の下、J1昇格に向けて新しいスタートを切ったわけだが、その中で今シーズン、キャプテンを任されたのが佐藤寿人である。 バラバラになったチームにいろんなクラブから多くの選手が集合し、そのチームを取りまとめるのは簡単なことではない。さらに風間メソッドともいえる独特の戦術を消化するのは大変だろうなぁと思いきや、沖縄キャンプでの佐藤の表情は明るかった。 「もう、すっかりチームに慣れました(笑)。もともと知っている選手がいるし、対戦した選手も多い。若い選手とはそんなに接点がないですけど、残った選手も加わった選手もここで結果を残したいという強い想いを持って

    待ち望んでいた風間監督との出会い。佐藤寿人は第2の憲剛、嘉人になる。(佐藤俊)
  • 川崎はポジションの概念すら“壊す”。「DF田坂」は一見奇策、実はロジカル。(飯尾篤史)

    一見、奇策のようで、実は理にかなったものだった。 セカンドステージ、年間順位ともに最下位に沈むアビスパ福岡を等々力陸上競技場に迎えたJ1セカンドステージ11節。試合前に配られたメンバーリストの川崎フロンターレの欄には、GK、4人のDF、4人のMF、2人のFWが並んでいた。 キックオフ直前、オーロラビジョンで紹介された予想フォーメーションは、FW登録の小林悠が右サイドハーフに入る4-2-3-1だったが、ディフェンスラインが4人であることに変わりはなかった。 ところが、ピッチに散らばった川崎の選手たちが描いた陣形は、3-4-3だった。そして、3バックの右に入ったのは、来はサイドハーフなどを務めるMF登録の31歳、身長174センチの田坂祐介だったのだ。 「今週はずっとあそこでやってきて、自分の中では新しい感覚ですね。4バックの右はあるけど、後ろ3枚はこれまで経験がないですから」 ドイツの地で守

    川崎はポジションの概念すら“壊す”。「DF田坂」は一見奇策、実はロジカル。(飯尾篤史)
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    kits 2016/09/14
    あるいは苦しいやりくりの果ての光明。
  • 風間体制5年目でついに化けた!?川崎フロンターレ、快進撃の秘密。(飯尾篤史)

    最後に首位に立ったのは2009年だったから、実に7シーズンぶりのことになる。J1ファーストステージ第3節を終えた時点で2勝1分の勝点7を獲得し、単独首位に躍り出た川崎フロンターレのことだ。 当時の監督は関塚隆(現ジェフ千葉監督)で、前線にはジュニーニョとチョン・テセ(現清水エスパルス)が君臨。ゴールを守っていたのは川島永嗣(現ダンディー・ユナイテッド)だったから、やはり隔世の感がある。 まだ3試合を終えただけだから、この時点での順位に大きな意味はないが、風間八宏監督が'12年4月に就任してからここまで、スタートで躓くことが多かったから、「今年はひと味違う」との印象を感じさせる。 名古屋グランパスとの第3節は、一時は逆転されながら、大久保嘉人と中村憲剛のアベックゴールで3-2とひっくり返した劇的な展開だったが、それ以上に「ひと味違う」という印象を強めているのは、サンフレッチェ広島、湘南ベルマ

    風間体制5年目でついに化けた!?川崎フロンターレ、快進撃の秘密。(飯尾篤史)
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    kits 2016/03/16
    「攻撃の質によって守り方は当然、変わる」
  • ドイツで食事改善ブームが過熱気味。レバンドフスキが牛乳をやめた理由。(木崎伸也)

    「イタリア人の栄養士が事を改善してくれた。それ以来、ジャガイモ、トマト、ナス、精白小麦、牛乳、パンを口にしなくなった」 クラウディオ・ピサロ(ブレーメン) ドイツサッカー界では「事改善」が大ブームになっている――ということは昨年12月の連載で紹介した。正しい事が体の切れを増し、ケガの予防にもつながる。もはや事は“練習”の一部と捉えられるようになった。 ただし、選手はロボットではない。こういうストイックな取り組みを選手はどう感じているのだろう。 今季からアイントラハト・フランクフルトは事改善に力を入れ始め、乳製品を出すのをやめた(代わりに使うのは、アーモンドミルクやオート麦ミルク)。小麦を排除し、ライ麦、ソバ、スペルト小麦(古代穀物)を選んでいる。 長谷部誠が語るザックジャパンでの事。 フランクフルトの冬合宿を訪れた際に長谷部誠に感想を求めると、キャプテンらしい答えが返ってきた

    ドイツで食事改善ブームが過熱気味。レバンドフスキが牛乳をやめた理由。(木崎伸也)
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    kits 2016/02/24
    根拠・方針が定まっていない印象。
  • <スペシャリストに聞く「食」> レース前、カーボローディングは必要か? ~金哲彦×鏑木毅×関根豊子~(前田成彦(Office221))

    多くのランナーが実践するカーボローディング。 その有効性やランと栄養の関係について議論するために、 ランニングコーチ、トレイルランナー、そして管理栄養士が集まった。 好評発売中の雑誌Number Do『この秋、知っておきたいランのABC』、 ランニング初心者から経験者まで読めばきっと走りたくなる特集より、 3人の専門家が教える事法について、特別に公開します! 走り始めたランナーが最初に学ぶ“”に関する知識、おそらくそれは「カーボローディング」ではないだろうか? カーボローディングは、レース数日前から、おにぎりやパスタなど炭水化物を普段より多くべ、体内に糖質を貯め込むというもの。これを多くのランナーが実践してきたが、最近「私はやってません」という声がチラホラ聞こえるようになってきた。どういうこと? 疑問に答えるべく、3人のエキスパートに集まってもらった。おなじみのランニングコーチ・金哲

    <スペシャリストに聞く「食」> レース前、カーボローディングは必要か? ~金哲彦×鏑木毅×関根豊子~(前田成彦(Office221))
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    kits 2016/02/24
    「どれだけ蓄えても数時間で枯渇してしまう糖質はあてにならない。体に蓄えた体脂肪をエネルギーとして優先的に使える体にする方がいいんです」
  • フロンターレ史上初の日本人10番。大島僚太が五輪とJの総取りを狙う。(飯尾篤史)

    マークを自力ではがし、強烈なミドルを叩き込んだ大島僚太。遠藤航との中盤コンビはU-23のまさに心臓だ。 1月17日に洗足学園音楽大学「前田ホール」で行なわれた川崎フロンターレの新体制発表会。招待された約1000人のサポーターが固唾を飲んで見守るなか、中央のスクリーンに新シーズンの背番号が1番から順に映し出されていく。 23番を付けていた登里享平が2番を、新加入の森貴幸が9番を背負うことが発表されていくなかで、会場がひと際大きく沸いたのが、背番号10が発表された瞬間だった。 背番号10、大島僚太――。 「まさか」という驚きと、「ついに」という期待が交錯した大きなどよめきがホールに響く。 そのとき、クラブのレジェンド、ジュニーニョが背負っていた「フロンターレ栄光の10番」を託された男は、カタールのドーハにいた。U-23日本代表の一員として、リオ五輪アジア最終予選に出場しているためだ。 「ため

    フロンターレ史上初の日本人10番。大島僚太が五輪とJの総取りを狙う。(飯尾篤史)
  • 浦和と川崎の“ミラーマッチ”分析。似てるのは形だけ、似てないものは?(飯尾篤史)

    鏡のようで、実は違う――。11月7日のJ1セカンドステージ16節、1-1のドローに終わった浦和レッズ対川崎フロンターレ戦は、そんなゲームだった。 同じシステムのチーム同士の対戦を「ミラーゲーム」と呼ぶことがあるが、3-4-3のシステムを採用する浦和とのゲームにおいて、対戦相手が“あえて”ミラーゲームに持ち込むことがある。 ベガルタ仙台、サガン鳥栖、FC東京といった普段は4バックをベースに戦うチームまでもがわざわざ3-4-3に変更し(FC東京は試合途中で変更)、浦和と対峙する。 それは、なぜか――。浦和と同じシステムにすることで、誰が誰をマークするのか、責任の所在をはっきりさせるためだ。 浦和のシステムには対策も進んでいる。 改めて説明しておくと、もともと浦和のシステム・戦術には4バックのチームを攻略するための工夫がなされている。 攻撃時にはウイングバックがウイングの位置まで上がって5トップ

    浦和と川崎の“ミラーマッチ”分析。似てるのは形だけ、似てないものは?(飯尾篤史)
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    kits 2015/11/11
    「川崎のチーム作りは、まずは個の能力を前面に押し出し、それをチームとしてまとめあげることでチーム力を高めようとするもの」
  • Jで一番“攻めた”LINEスタンプは!?やはりサッカー同様、あのクラブが!(茂野聡士)

    (右上から時計回りに)FW大久保嘉人、GK新井章太、MF谷口彰悟、MF中村憲剛のスタンプ。それぞれパンチが効きすぎている。 「あれ? このクラブもLINEスタンプあるんですか??」 最近のLINEで、サッカー友だち間での“トークあるある”だ。 筆者は一応サッカーライター兼編集者を名乗っているので、仕事においての連絡ツールとしてLINEは欠かせない。「原稿遅れます……」などの緊急事態の際、編集者がきっと顔をひきつらせているであろうと察し、心を和ます(ごまかし、ともいう)ためにサッカー系のスタンプを使ってみたりする。 果たして編集者がスタンプで実際に和んでいるのか? という真偽はさておき、スタンプを使っていたら、どうでもいい疑問が湧いてきた。 JクラブのLINEスタンプ事情って、どうなっているんだろう? 漫画やアニメーションでは世界に名だたる日だけに、いろいろなものをデフォルメするのが得意な

    Jで一番“攻めた”LINEスタンプは!?やはりサッカー同様、あのクラブが!(茂野聡士)
  • 鳥栖、ただいま空中戦依存を治療中。川崎を地上で制圧も、結果は伴わず。(茂野聡士)

    できる限りポゼッションを。 ロングボールを蹴りこんでいこう。 J1第13節・川崎フロンターレvs.サガン鳥栖戦(等々力)の試合前、それぞれのチームに監督が与えたゲームプランだ。 この2つの指示を見て、Jリーグに少しでも興味をある人なら「前者は川崎で、後者は鳥栖だろうね」……と思うだろう。 しかし、だ。 キックオフ直後、川崎がシンプルにロングボールを入れたかと思えば、鳥栖は中盤から最終ラインにかけてボールをつなごうと試みる。 着用しているユニホームが逆なんじゃないか? と思いたくなるような展開でスタートしたのだ。 豊田の空中戦が最大の武器なのは変わらないが。 '12年にJ1初昇格して以降の3シーズンを5位、12位、5位としぶとく生き残ってきた鳥栖。彼らのストロングポイントと言えば、労を惜しまぬハードワーク、そして肉弾戦だ。 シンプルなクロスやロングボールに、セットプレー。 キャプテンの藤田直

    鳥栖、ただいま空中戦依存を治療中。川崎を地上で制圧も、結果は伴わず。(茂野聡士)
  • 「湘南はJ1に残れればいいチーム」浦和の指揮官に、敵は見えているか。(飯尾篤史)

    ゲームというのは、両チームの“共同作業”によって生まれるものだ。 “主役”は勝ったチームだが、敗れたチームが“助演男優賞”に値する輝きを放たなければ、主役も引き立たないし、ゲームという名の作品も引き締まらない。 その点で言えば、今季J2から昇格した湘南ベルマーレを浦和レッズが3-1で下したShonan BMWスタジアム平塚での開幕戦は、まぎれもなく好ゲームだった。 立ち上がりから、前評判どおりのハイプレスと運動量で湘南が先手をとる。一の矢がかわされても、二の矢、三の矢を放つ。インターセプトを狙い、横パスをさらい、背後から突くと、雪崩のような迫力で浦和陣内に攻め込んでいく。 「勝たなきゃいけないという気持ちで臨んでいた」と言ったのは湘南のキャプテン、永木亮太である。ピッチ上からは“浦和をってやる”という気迫がびんびん感じられた。 湘南のプレッシングがいかに鋭く、迫力のあるものであったかは

    「湘南はJ1に残れればいいチーム」浦和の指揮官に、敵は見えているか。(飯尾篤史)
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    kits 2015/03/12
    こういう風に波風立てるための発言でもあると思う。