26日に開かれた東京都教育委員会定例会。都立高に続き、2025年度から中高一貫校入試も性別によらず成績順に合格者が決まる=東京都新宿区の都庁で2023年10月26日午前10時2分、御園生枝里撮影 都立高に続き、「ジェンダー差別」解消 東京都教育委員会は26日、現在の小学5年生が受験する2025年度から都立中高一貫校入試の男女別定員(男女同数)を、性別によらず成績順に合格者が決まる「男女合同定員」に変更する方針を明らかにした。24年度は前年度と同様に「男女別定員」となる。 都立高(普通科)は「ジェンダー差別」との批判を受け、24年度から「合同定員」に変更することをすでに決めており、都教委の担当者は「影響規模(人数)を考え、高校入試の議論が先に進んだ」と釈明した。