「沖縄の新聞はつぶせ」「マスコミ懲らしめるには広告収入をなくせばいい」など言論抑圧、沖縄侮辱の暴言が飛び交った自民党議員の勉強会「文化芸術懇話会」の源流ともいえる靖国派政治団体の存在が本紙の調べでわかりました。 この政治団体は「国想(おも)う在野議員の会」。自民党が野党時代の2010年3月5日に設立届が総務相、東京都選挙管理委員会に提出されています。 本紙が情報公開で入手した同会の「規約」には、「日本の歴史・伝統・文化を大切にし国柄を守る理念に基づき…必要な政治活動を行う」と記述しています。 代表者は、自民党で文部科学相、国土交通相などを歴任、10年6月に離党し、たちあがれ日本、日本維新の会に所属した中山成彬(なりあき)元衆院議員です。 「主たる事務所」は、安倍首相の側近、萩生田(はぎうだ)光一総裁特別補佐(衆院東京24区)の東京都八王子市の事務所内に置き、会計責任者・事務担当者も萩生田氏