24日午前、山形市内の中学校で、体育祭の練習を屋外で行っていた生徒13人が熱中症とみられる症状を訴え、病院に搬送されました。いずれも意識はあるということです。 消防によりますと、24日午前10時半ごろ、山形市立第十中学校から「複数の生徒が熱中症とみられる症状で体調不良を訴えている」と通報がありました。 救急隊員が駆けつけたところ、複数の生徒が熱中症とみられる症状で体調不良を訴えていて、男女合わせて13人が救急車などで病院に搬送されました。 いずれも意識はあり、中等症や軽症とみられるということです。 山形市教育委員会によりますと、この中学校では当時、校庭で体育祭の練習が行われていたということです。 山形市では午前中から気温が上がり、通報があった午前10時半には34.3度を観測していて、環境省と気象台は熱中症の危険性が極めて高まるとして、山形県に「熱中症警戒アラート」を発表していました。