5日の記者会見。山口環境相はイベントに祝電を送った経緯について記者に問われると、悪びれる様子もなく語った。その後の8日の会見では、昨年の夏とクリスマスの2度、祝電を送っていたと明かした。 「今後は出さない」とあらためる様子を見せたが、居直りとも取れる最初の会見の発言は物議を醸した。「頼まれたら全部出す」という言葉に反応したのか、ツイッターには「#山口環境大臣に祝電を頼もう」と、皮肉を込めて、身近な出来事への祝電を求める投稿が相次いだ。 それにしても、政治家は依頼があれば、当該団体の実態を吟味せずに祝電を送るものなのか。元自民党衆院議員の早川忠孝氏は「祝電などの細かな事項は基本的に秘書が対応している」と前置きし、「ただ、何でも応えるというのは普通あり得ない。目先の選挙に必死になるあまり支持者の獲得が最優先になり、外部との付き合い方がルーズになっている」と指摘する。
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