乳腺炎の原因は「食事」じゃないって、本当? 乳腺炎には2種類あります。細菌感染によって炎症が起こる「感染性」と、なんらかの原因で乳管が詰まって炎症が起こる「非感染性」です。 細菌感染ではない場合の乳腺炎の原因は、「赤ちゃんの飲む量<母乳の分泌量」になって、乳房内に大量の母乳がとどまること。 助産師などの医療関係者が乳腺炎の原因として「乳製品や脂肪分の多い食事」を挙げることが多いのですが、実はこれに科学的根拠はありません。 あっさりした和食だけを食べていても、脂質や乳製品を多く食べていても、常識の範囲内あれば、乳腺炎のリスクは変わらないでしょう。 乳腺炎はどうすれば予防できる? なんらかの事情で授乳間隔が大きくあいたり、授乳姿勢が不適切だったり、下着や抱っこ紐などで乳房が圧迫されたりしていると、乳腺炎のリスクが高まります。 授乳の基本は、お母さんがラクな姿勢をとり、赤ちゃんに乳首を深くくわえ