「感染者がいまだ市中に潜在している可能性がある」――16日の東京都のモニタリング会議で大曲貴夫医師は警戒感を示した。都が発表する新型コロナウイルスの新規感染者数は氷山の一角。隠れ陽性者が発表の3倍を超える可能性があることが日刊ゲンダイの調査で分かった。 コロナ禍の真っ最中に…小池都知事は退職金3500万円を得ていた 都は繁華街や飲食店、駅前、空港などでモニタリング検査を実施している。感染の疑いがある有症状者や濃厚接触者ではなく、無症状者が検査対象で、市中感染の広がりを推測できる。 7月5日の週は5975人の検査を行い陽性者は3人で陽性率は0.05%だったが、その後、陽性率はみるみる上昇。8月16日の週は0.73%(陽性198人/検査2万6952人)と14倍に跳ね上がっている(別表)。 都は8月10日付で各保健所に対し「積極的疫学調査」の縮小を通知。濃厚接触者や感染経路を詳しく調べるのをやめ
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