『滝山コミューン一九七四』 朝日新聞でこの本の書評を見つけたときドキンとした。 やっと答えが見つかるかもしれない。 「ボロ班」「班競争」ずっと心の奥底に残っている記憶。 1970年、私が小学四年生だった一年間、 新任の女性教師がクラスで実践していたあれは いったいなんだったのか。 「滝山コミューン」の滝山とは東京都東久留米市の 滝山団地のことです。 私が通っていたのは小平市のはずれにある小学校だったので 舞台になっている東久留米七小とは直線距離で2キロも離れていない。 作者がこの本で書いていることを経験していた時期より少し前に とても近い場所で私も同じような事を体験していたわけです。 『滝山コミューン一九七四』の感想の前に 個人的な体験を書いておきます。 長文です。愉快な話ではありません。 もしかしたらフィルターがかかっている恐れもあります。 小学四年生だった私のクラスで何が行われていたか