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政治に関するko_iti301083のブックマーク (14)

  • ソ連時代のマッド・サイエンティストたち - 歴ログ -世界史専門ブログ-

    「進歩的国家」ソ連が生んだ狂った科学者 マルクス主義理論では、社会主義そして共産主義は人類が普遍的に向かうべき社会であり、成熟し堕落した資主義が倒されるのは必然であるとされました。 そのため社会主義国であるソ連では、アメリカやイギリスといった資主義国よりもあらゆる面で進歩的であるのが当然とされ、学術・産業・文化・芸術など科学的であることが尊ばれました。 確かにソ連時代は科学の進歩が著しく進んだ時代ではあるのですが、中には行きすぎてとんでもないマッドサイエンティストが出現しました。 1. イリヤ・イワノビッチ・イワノフ (1870 - 1932) 人間と猿の交配動物を作ろうとした男 イリヤ・イワノビッチ・イワノフはソ連(ロシア)の獣医学者で、異種間の人工授精の先駆者です。 1898年、イワノフはモスクワに動物学研究所を設立し、家畜の性器の構造や生命現象、受精時の付属性腺の分泌物などを研究

    ソ連時代のマッド・サイエンティストたち - 歴ログ -世界史専門ブログ-
  • 「反捕鯨」の国際世論はどのように形成されたか - 歴ログ -世界史専門ブログ-

    「可哀想」「環境破壊」だけではない、反捕鯨世論構成の歴史 捕鯨問題は日が欧米諸国と感情的に対立するテーマの一つです。 欧米側は、鯨は絶滅寸前であり捕獲は自然破壊であるし、そもそも鯨は知性のある生き物であるため捕獲するのは非人道的であると主張します。 一方で日側は、シロナガスクジラなど希少な鯨以外は増加しており、捕鯨は自然破壊にはまったくあたらないし、捕鯨文化は日の伝統であるため止めることは文化の破壊であると抵抗します。 様々な思惑が交錯する捕鯨問題はなぜこじれたのか、その歴史を整理したいと思います。 1. 資源としての鯨 昔から世界中の漁民の間で鯨漁は盛んでした。 伝統的に鯨を捕獲してべることで知られるのは日人、北米先住民、アイスランドやノルウェーなどノルディックの人々ですが、他にも捕鯨文化は広く存在します。 インドネシアのスラウェシ島東部・レンバタ島南海岸のラマレラ村には、伝統

    「反捕鯨」の国際世論はどのように形成されたか - 歴ログ -世界史専門ブログ-
  • 壊れた民主主義を立て直すことはできるのか──『民主主義の壊れ方:クーデタ・大惨事・テクノロジー』 - 基本読書

    民主主義の壊れ方:クーデタ・大惨事・テクノロジー 作者:デイヴィッド・ランシマン発売日: 2020/10/27メディア: 単行(ソフトカバー)民主主義が現状まったく無問題に世界中で運用されている、と思う人はそうそういないだろう。民主主義は壊れつつある。あるいは壊れながらも運用されている。民意は反映されず、あるいはおかしな民意に突き動かされて暴走する。議会民主政、司法の独立、報道の自由など、民主主義を成り立たせる重要なパーツも、十全に機能しているケースは稀で、たいていの場合はどこか、あるいはすべてに問題を抱えている。 とはいえ、これまで民主主義は大きな利益を与えてくれていた。最高の制度ではないにせよ、他の制度と比べた場合に、最悪の事態は避けられる。民主主義は、壊れつつあるにしても今のところかなりマシな選択肢だ。書『民主主義の壊れ方』は、クーデタ、大惨事、テクノロジーと三種類の「民主主義の

    壊れた民主主義を立て直すことはできるのか──『民主主義の壊れ方:クーデタ・大惨事・テクノロジー』 - 基本読書
    ko_iti301083
    ko_iti301083 2020/11/13
    調整の民主主義と速さのネットとの祖語からくる軋轢を解決する方法はテクノクラシーとの関わり方なのは同意したいが、本来ならそれをやるべきはずの哲学がそれをまだ示していないのだよな。
  • 財政赤字は、新型コロナ危機を脱する唯一の道という現代貨幣理論の理屈──『財政赤字の神話 MMTと国民のための経済の誕生』 - 基本読書

    財政赤字の神話 MMTと国民のための経済の誕生 作者:ステファニー ケルトン発売日: 2020/10/06メディア: Kindle版この『財政赤字の神話』は、アメリカ経済学者でMMT(現代貨幣理論)の第一人者、民主党のチーフエコノミストやバーニー・サンダース上院議員の政策顧問を務めるステファニー・ケルトンによるMMTの理屈について書かれた一冊である。 MMTは近年、世界を騒がしているが、その第一人者のということでたいへん楽しみに読んだ。MMTの提唱・仮説はかなり大規模なものが含まれていて、正しさが経済の門外漢の僕にはよくわからない部分が多い(大規模な形で実践されていないのだから、経済学者にだってわからんだろうし、意見も割れまくっているが)。が、書にはどのような考えでMMTが成り立っているのかが網羅的に書かれていて、少なくともその理屈に関しては、非常にわかりやすく、かつシンプルなものだ

    財政赤字は、新型コロナ危機を脱する唯一の道という現代貨幣理論の理屈──『財政赤字の神話 MMTと国民のための経済の誕生』 - 基本読書
    ko_iti301083
    ko_iti301083 2020/10/11
    現代版貨幣改鋳とも言えるMMTの話。
  • 【2020年9月版】世界史関連の新刊50冊 - 歴ログ -世界史専門ブログ-

    2020年6月〜2020年9月の世界史関連の新刊の紹介 新型コロナウイルスの影響で各社延期していたのが一気に出たのか偶然かは分かりませんが、今期は世界史関連のが多かったです。いつもは30冊の紹介ですが、今回は50冊紹介いたします。 この記事ですが、ブックマークしてメモ代わりに使ってもらえるといいと思います。ぼくも大型屋に行ったときは、この記事を見ながら探しをしています。 それでは参ります。 1. 『岩波新書〈シリーズ 中国歴史〉 5 「中国」の形成 現代への展望』 岡隆司 著 岩波新書 2020/7/17 「中国」の形成 現代への展望 (シリーズ 中国歴史) 作者:岡 隆司 発売日: 2020/07/18 メディア: 新書 さまざまな勢力が併存、角逐する一七世紀。そのカオスを収拾し、東アジアに君臨した清朝の「盛世」から、多元共存システムがほころびをみせる一八世紀。西洋の衝撃、

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  • アメリカの投票の公平性がいまもなお脅かされつづけていることを記した、闘いの歴史──『投票権をわれらに:選挙制度をめぐるアメリカの新たな闘い』 - 基本読書

    投票権をわれらに:選挙制度をめぐるアメリカの新たな闘い 作者:アリ・バーマン発売日: 2020/06/16メディア: 単行書はアメリカにおける「投票権」をめぐる闘いを記した一冊である。 これは当にえらいで、歴史的な流れとしてどのようにアメリカアフリカアメリカ人をはじめとしたマイノリティから投票権が奪われてきたのか。また、それに対する抵抗の歴史が50年に渡ってみっしりと記された歴史書であり、これを読むことで今アメリカで何が起こっているのかという見通しもぐっとよくなった。法律用語が多く、400ページ超えの大著で読むのは大変だったが、これは今読めてよかった。 投票の権利は特にアメリカにおいては当たり前に与えられるものではない。そもそも奴隷には選挙権などなかった。南北戦争を経て黒人奴隷制が廃止され、人種、肌の色によって投票権に関する制限があってはならないことを定める憲法修正第15条が1

    アメリカの投票の公平性がいまもなお脅かされつづけていることを記した、闘いの歴史──『投票権をわれらに:選挙制度をめぐるアメリカの新たな闘い』 - 基本読書
    ko_iti301083
    ko_iti301083 2020/07/03
    今アメリカで起こっている騒乱の原因の一つ。マジョリティとマイノリティの逆転劇の流れが投票で見えてくるという解説らしい。
  • 大炎上中のジミー・キンメルと、PCについての再確認 - SUPERBAD-ASS

    僕はアメリカのレイトショーホストの中でもキミー・キンメルが大好きだ。先日、番組も3130回の放送を迎え、家族と過ごす為に18年間の歴史の中で初めて夏休みを取ることが話題となった。なお、この夏休みを発表した回では宿敵マット・デイモンも登場し、視聴者を喜ばせた。 そのジミー・キンメルが、今大炎上している。右派よりのニュースメディアであるFOXニュースの記者が、ジミーが2013年のポッドキャストで黒人コメディアン ジョージ・ウォレスのモノマネをした音声、そして1996年にスヌープドッグのモノマネをし、黒人差別用語である「Nワード」を6回も使用した音声を入手し、スクープしたのだ。 Thread: In 2018, Jimmy Kimmel begged Tom Arnold to release a Trump 'N-word' tape. No tape has surfaced. Howeve

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  • 決闘(デュエル)で死んだ政治家たち - 歴ログ -世界史専門ブログ-

    政府高官も活動家も皆決闘(デュエル)が好きだった ヨーロッパでは19世紀まで自らの名誉を守るための決闘(デュエル)はわりとポピュラーでした。 国王や政府や私闘を禁じてはいたものの、その国王や政府を支える貴族や政治家たちが頻繁にやっていたのだから取り締まりも何もありません。20世紀に入って決闘が古臭くてダサいという価値観が浸透してようやく廃れていきました。 今回は来は禁じるべき立場なのに率先して決闘をやり、しかも敗けて死んだ著名な政治家をピックアップします。 1. ウィリアム・ドゥルーリー(イギリス) どちらが上席かをめぐる口論の末に決闘 ドゥルリー家はイングランド東部のサフォークの地主階級の一家。ウィリアム・ドゥルリーは1557年に父、1558年に祖父の土地を受け継ぎ、ドゥルリー家の当主となります。 1582年にサフォークの高位保安官、1584年~1586年にサフォークのナイト・オブ・ザ

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  • 【ネタバレ有】それは悲願のドラマ『工作 黒金星(ブラック・ヴィーナス)と呼ばれた男』 - えいざつき ~元映画ブログだったポエマーの戯言~

    お題「最近見た映画」 ここでは題名と名称を恣意的に表記します。[敬称略] www.imdb.com 実在したスパイの告白を基にした映画化。1990年代北朝鮮の核開発により緊張状態が高まるなか、元軍人で国家安全企画部に所属しているパク・ソギョンは核開発の実態を探るため、「黒金星(ブラック・ヴィーナス)」というコードネームの工作員として、事業家に扮し中国で活動していた。やがて、慎重な工作活動によって北朝鮮の対外経済委員会所長リ・ミョンウンと接触、最高権力者である金正日と会見する機会もつかむ。しかし迫る韓国大統領選がパクの活動に暗い影をおとしはじめる。 ユン・ジョンビン監督 『工作 黒金星と呼ばれた男』はジョン・ル・カレの陰謀にブライアン・フリーマントルな主人公がフレデリック・フォーサイスの落ちをつけるというコテコテのエスピオナージなのだが、舞台が1980年代韓国大統領選のつど起こったといわれる

    【ネタバレ有】それは悲願のドラマ『工作 黒金星(ブラック・ヴィーナス)と呼ばれた男』 - えいざつき ~元映画ブログだったポエマーの戯言~
    ko_iti301083
    ko_iti301083 2019/08/19
    工作 黒金星と呼ばれた男 の感想。
  • 【全訳】アメリカ軍のゾンビ制圧計画「CONPLAN 8888-11」 - 歴ログ -世界史専門ブログ-

    ゾンビ襲来時の緊急軍事対策マニュアル 「テロリズムの作戦構想計画8888-11(CONPLAN8888-11)」は、アメリカ戦略軍が2010年に作成し2011年に発表した「対ゾンビ制圧計画」です。 仮にゾンビが発生し人的・経済的・資源的被害が発生している場合、どのようにして防衛対策準備を取り、ゾンビを倒し、緊急時から平常事へと回復させるかというステップがまとめられています。 冒頭に「これは冗談で作成されたものではない」と断り書きがわざわざあるように、これはアメリカ戦略軍の当のスタッフによって作られた「物」です。 ただし、どちらかというと「若手戦略家養成のためのプログラム」の一環であるようです。 アメリカ戦略軍は、核抑止力・敵ミサイル攻撃の防御・早期警戒、そのための作戦立案と指揮を負っている機関で、空軍・海軍が持っている核戦力を一括で管理しています。 アメリカ戦略軍の若手戦略家は、一人前

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  • 【中国史】なぜ明朝は「海禁政策」を始めたのか - 歴ログ -世界史専門ブログ-

    明朝によるグローバルシステム構築の試み 経済発展と科学技術の発展が著しい中国中国政治・経済・科学についてのニュースを聞かない日はないくらい、国際舞台での中国の存在感は増しています。以前は国際秩序の構築には関心を示さなかった中国も、AIIBの創立などで中国発の政治経済交易圏を作ろうとしています。 これは歴史的に見ると目新しいことではなく、自国と体制の安全保障を確立しながらも、あふれんばかりの旺盛な人々の欲を御しながら、国家の元で適切に対外交易と経済発展を成し遂げようとする試みは、歴代の中国の王朝が常に頭を悩ませていた問題でした。 その一つの大きな試みが、明朝時代の「海禁政策」でありました。 1. 明初の対外課題とその対策 明王朝は元王朝末期の混乱状態の中で成立した王朝。創設者の朱元璋は最貧の乞僧から身を起こし皇帝にまでのし上がったどえらい男です。明朝成立後も中国の混乱はすぐには収まら

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  • 映画『スターリンの葬送狂騒曲』と原作コミック『La Mort de Staline』の比較(ネタバレありの感想) - 雁丸(がんまる)の原作代読映画レビュー

    今回紹介する作品は 映画『スターリンの葬送狂騒曲』です。 【あらすじ】 1953年、ソ連の最高権力者ヨシフ・スターリンが脳出血により危篤状態に陥った。すぐに側近たちが邸宅に集められるが、皆一様にスターリンの後釜を狙い、色めき立っていた。そんな中スターリンの補佐役で一番の腹心あったマレンコフが書記長職の代理を務めることになり、マレンコフと手を結んでいたNKVD警備隊トップのベリヤが第一副議長の座を手に入れる。ナンバー2に成り上がったベリヤは、マレンコフを裏で操り権力を振るおうと目論むが、第一書記長のフルシチョフはベリヤに出し抜かれたことが気に入らず、権力者の座を奪取しようと狙っていた… 【原作】 原作はファビアン・ニュリ作、ティエリ・ロバン画のグラフィックノベル『La Mort de Staline』です。 スターリンの葬送狂騒曲 (ShoPro Books) 作者: ファビアン・ニュリ,テ

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    ko_iti301083
    ko_iti301083 2018/09/25
    原作だけではなく史実も取り入れて分かりやすい。
  • 2010年代に独立を宣言したミクロネーション(自称国家) - 歴ログ -世界史専門ブログ-

    どんどん新しく生まれるミクロネーション 国際的には全く認められていないものの、ある特定の地域が勝手に独立宣言をする場合があります。ミクロネーションという名前で呼ばれ、日語では「自称国家」と言われます。 こういう地域は毎年のように新しく出来ていて、2010年以降もかなりの数が生まれています。 この記事では、2010年以降に独立を宣言し比較的メディアに露出し認知度の高いミクロネーションを紹介します。 1. フィレッティーノ公国(2011年独立宣言) 人口600人未満の寒村が独立を宣言 2011年9月、イタリア・ラツィオ州フロジノーネ県にあるフィレッティーノという人口600人未満の寒村が独立を宣言しました。 フィレッティーノはかつてはリゾート地として栄えましたが過疎化が進行。住民の数も減り、行政効率化のために近隣のトレヴィと合併が計画されていました。 イタリアでは日と同様、市町村合併が進行し

    2010年代に独立を宣言したミクロネーション(自称国家) - 歴ログ -世界史専門ブログ-
  • 映画『ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男』感想&政治と映画についての考察 - 物語る亀

    カエルくん(以下カエル) 「え〜、今回は『ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男』の感想記事ですが、少しだけ違う視点も入ります」 主 「ズバリ、政治映画の関係性について考えるという記事だね」 カエル「何度も語っているけれど、改めて語りましょうということだね」 主「特にこの週は政治的な映画が他にも公開されていて、詳しい記事を書くつもりはないけれど『ペンタゴンペーパーズ』もある。上手いのもわかるし、評価される映画だとは思うけれど、自分は全くノれなくて、記事を書くつもりもないんです。 その理由も含めて『映画政治の関係性』について、ちょっとだけ言及しておこうということです」 カエル「なのでチャーチルの映画の感想記事としては薄めになるのかなぁ……でも読む価値はある記事だと思うので、ぜひ読んでください。 ということで、感想記事スタート!」 作品紹介・あらすじ 1 感想 演出のうまさ

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