ソ連時代のマッド・サイエンティストたち - 歴ログ -世界史専門ブログ-

「進歩的国家」ソ連が生んだ狂った科学者 マルクス主義理論では、社会主義そして共産主義は人類が普遍的に向かうべき社会であり、成熟し堕落した資本主義が倒されるのは必然であるとされました。 そのため社会主義国であるソ連では、アメリカやイギリスといった資本主義国よりもあらゆる面で進歩的であるのが当然とされ、学術・産業・文化・芸術など科学的であることが尊ばれました。 確かにソ連時代は科学の進歩が著しく進んだ時代ではあるのですが、中には行きすぎてとんでもないマッドサイエンティストが出現しました。 １. イリヤ・イワノビッチ・イワノフ （1870 - 1932） 人間と猿の交配動物を作ろうとした男 イリヤ・イワノビッチ・イワノフはソ連（ロシア）の獣医学者で、異種間の人工授精の先駆者です。 1898年、イワノフはモスクワに動物学研究所を設立し、家畜の性器の構造や生命現象、受精時の付属性腺の分泌物などを研究

[akanama]

“正直、我々はこのソ連の失敗をまったく笑うことはできず、日本でも充分に起こりうることだし、規模の小さいものであれば頻繁に堂々とまかり通っています”

[onigoy]

ビジネス界隈に蔓延している間違ったダーウィニズムも似た考えの気がする。ビジネスの世界でも変化に必ず努力で適応できるとは限らない。結果論的に生き残ったのが勝者であり適者であるというだけだと思う…😔

[anatadehanai]

確かにマッド・サイエンティスト（科学的探究心の暴走で狂ったことをする）というよりは、権力に媚びるあまり事実とかどうでもよくなったケースが多いような。輸血大好きとかは個人的信念っぽいけど。

[ikura_chan]

レモンの品種改良が趣味やったんか、。果実だから野菜と違ってサイクル長いし、なかなか地道な趣味。。

[susahadeth52623]

ルイセンコはマッドサイエンティストというよりは権力の犬科学者。考え方自体はむしろただ古い人。しかし故に1番始末が悪い。

[agricola]

ラマルクの名を出さずにルイセンコを解説するのは公正を欠くんじゃないかな？↓ラマルキズムと遺伝子操作が同じに見える雑頭に進化論は難しすぎるから無理してブコメせんでもいいんやで。

[gogatsu26]

“おまけ：スターリン本人 スターリンはもちろん科学者ではありませんが、経済学、生物学、文学、芸術への関心が高く、自分で直接作品に手を入れたり、指導をしたりすることもありました。”

[tokage3]

共産主義の即物的ゆえに倫理的タブーが薄くなるのか、大陸独裁国家の傾向なのか（某超大国チラッ）

[capriccio-bwv-993]

このマッドサイエンティスト達の中に数学者がいなくて良かったです (´・ω・｀)

[TownBeginner]

最後に科学者じゃなくてスターリンを載せているのがとても良いと思う。マッド・サイエンティストが生まれるのはマッド・サイエンティストが活躍できる土壌があるから。

[junglejungle]

血の交換については先見性があったね。https://wired.jp/2020/06/25/diluting-blood-antiaging/

[suzukiyasufumi]

マッドサイエンティストは話を聞く分にはおもしろいけど、実際いたんだと聞くと恐ろしくなってくる。おそロシア！

[osaan]

「努力したら報われる」はマルクス主義に限らんけど。　　https://bit.ly/3jIaiUe

[timeout]

タ○ホームの悲劇は昔から繰り返されてきた、という事か。

[sgo2]

資本主義陣営で類似例をあまり見ないのは各種の競争によりフィルタリング(淘汰)されるからだろうけど、良い競争を成立させる為のルールや審判が無ければ資本主義陣営でも起こり得る。

[imakita_corp]

80年代末の一連の社会主義国崩壊で個人的に一番衝撃的だったのがルーマニアの孤児院での多数のHIV感染だったが原因は体質改善や治療と称した輸血。お墨付き的なものがあったんだな

[gimonfu_usr]

（ "環境因子によって後天的な遺伝を作り出す" 　でも遺伝子組換とか放射線照射品種改良って、この欲望というか必要性の流れじゃない？　その渇望は笑えない。　）

[bhikkhu]

“環境さえ整えば、生物は進化したい（させたい）方向に進化できる力があると考え”21世紀にもまだ残る反ダーウィニズムの亡霊やな。