ブックマーク / kirik.tea-nifty.com (92)

  • 中国政府がおかしい - やまもといちろうBLOG(ブログ)

    まあ簡単に。 極東ブログでも多少解説があったが、少し動きがあったので補足など。一応、来日が目指すべき解決方法は、現代型アジア版ウィーン体制らしきもの(長い)を構築することです。リーダーシップがないとかいろいろ言われるけれど、利害はよそ様と一致していることもあり、まずは今後10年ぐらいの安寧を図っていこうとするならば、この方法ぐらいしかないでしょう。 で、この方策、言い方を間違えると麻生元首相が在任中に提唱していた「自由と繁栄の弧」に酷似しています。知らない奴はぐぐれ。普遍的価値を軸とした緩やかな協調関係を作るドクトリンなのであるが、いまの日政府にそんなリーダーシップは取れるの? と言われる向きもあるものの、実際には中国政府との腹芸がある程度できれば、紛争の槍玉に挙がるのはまず日、という図式を作ることで結構なもんは回避できたりするんですよね。 この辺のブレーンは谷内正太郎さんですが、

    中国政府がおかしい - やまもといちろうBLOG(ブログ)
    kodaif
    kodaif 2010/09/28
    "今後も中国が冒険的で挑発的な外交を進めてくるのは当然と考え、我が国がかかる事態に再び遭遇したとき「どこまで譲歩するのか」「何を主張するのか」の下限線と上限を用意しておくことだろうと思います。"
  • 我が国で報道されない海外事情って、文脈に対する理解の問題じゃないか - やまもといちろうBLOG(ブログ)

    「きっとfinalvent爺が取り上げるだろうから、別にいいだろう」と思っていたら、爺が貫禄のスルーをしおったので、備忘録的にここで書く。何を書くって、ASEANでHillary Clinton国務長官が無双をやらかした話である。かなりはっきりとアメリカの対中戦略の転換の可能性を内外に示したものであったし、何よりも中国のここ十年ぐらいの「穏やかな膨張」と「人民解放軍の良く分からない増長」とのバランスで成り立ってきたアジア外交を文字通り面罵した形になったからだった。 この手のコミュニティでは、あまりにも明確すぎるメッセージをクリントン女史が投げかけたことに対する是非であるとか、いままで意外に不鮮明だったアメリカの対アジア外交がここにきてにわかに分かったことへの戸惑いといった声がたくさん上がってて興味深いわけである。たぶん、次のForeign Affairsやpolicy watch系のところ

    我が国で報道されない海外事情って、文脈に対する理解の問題じゃないか - やまもといちろうBLOG(ブログ)
    kodaif
    kodaif 2010/08/07
    "ある程度国民には事態を知らしめる努力を払うべきなのだが、というか今回ほど明確すぎるメッセージをきちんと日本人だけが受け取らないというのは不思議なことなのだが、もう少しどうにかならないのだろうか。"
  • サッカー観戦が初心者すぎて何を質問すればいいのかすら分からない - やまもといちろうBLOG(ブログ)

    最近巷でワールドカップっていうサッカーが南アフリカでやっていて、日も出ているというのでちらちら観ているわけです。37年生きてきて、まともにサッカーの試合を観るのは5試合ぐらいで、何だかさっぱり分かりません。とりあえず自陣でずっと横にころころ蹴ってて相手が警戒して出てこないまま90分過ぎればどんな強敵でも引き分けにできるんじゃないの? 11人全員で球にわーっと群がるんじゃないんだから、ボールの回ってきそうにないところにいる奴はゴロゴロしながら体力温存しておけば「終盤、足が止まりました」とか言われずに済むんじゃないの? とかそういう素朴な疑問がたくさん湧く。 ・ なんとかかんとかが組織的サッカーだから強い、って言うけど、一人のボールを持ってる人に組織的に動くってことは二人以上張り付くわけだから、相手より二倍消耗するから弱いんじゃないの? ・ 最初のフォーメーションがどうとか書いてて、4-4-

    サッカー観戦が初心者すぎて何を質問すればいいのかすら分からない - やまもといちろうBLOG(ブログ)
    kodaif
    kodaif 2010/06/29
    "スペースは閉じられているわけだから、相手の後方にスペースが空いてもそこに人を送り込んだら自陣のスペースが空くんじゃね? しかも、自チームがボール持ってるんだからスペース埋める奴が一人少ないわけだし。"
  • 誰しも、人である以上は必ず終わる - やまもといちろうBLOG(ブログ)

    死ぬとかじゃなくてさ。人として。このところ、結構頻繁に「昔、あんなに凄かったのに」とか「あの人のようになりたいと思って仕事してたのに」というケースが多くて。 で、業界の重鎮になっちゃって人の意図とは別の意味で改革や改善の邪魔になってしまったりとか、力の衰えを自覚して消え去ろうとしたりとか、さまざま。 とりわけ、スコアが出る世界だとどうしてもそういう傾向が顕著で。を書いている人なら売れている数だし、営業なら売上や利益の絶対額だし、経営者ならもうそのまんま。コンテンツだと売れた数や評判などにどうしても影響される。これはもう仕方のないことでね。 で、いつか、人は競争の中に身を置くことを恐れるようになるわけだ。切磋琢磨をしなければならない領域から、一線置こうとする。競争している人に影響を与えようとしたり、管理して支配して全体を統括しようとしたりする。自分がまた表舞台に立つと、失敗したとき次がな

    誰しも、人である以上は必ず終わる - やまもといちろうBLOG(ブログ)
    kodaif
    kodaif 2010/06/14
    "人は競争の中に身を置くことを恐れるようになるわけだ。切磋琢磨をしなければならない領域から、一線置こうとする。競争している人に影響を与えようとしたり、管理して支配して全体を統括しようとしたりする。"
  • なんかエコ活動とかやってる奴がいるけどさ - やまもといちろうBLOG(ブログ)

    当にエコとか考えてるなら、風呂の回数減らせよ。一日おきでいいだろ。ドライヤーも使うなって話だ。マイカーでぶんぶん通勤してる奴が、得意げになって使用済み天ぷら油の再利用とか言ってて馬鹿なんだろうかと思う。 「環境を考えて、太陽電池パネルをつけました」とかさ。太陽電池パネルを生産するのにまず二酸化炭素やエネルギーロスがかかるっつーの。 究極のエコってのは活動しないことなんだからさ。自殺こそ最高のエコとか誰か主張し始めるぞマジで。人間が経済活動をすればするほど、電気は喰うしゴミは増える。当たり前のことだと思うんだけどね。確かに二酸化炭素は増やさないけど原子力発電で行き場のない核廃棄物を長期貯蔵してたりとかさ。 環境を考えるのはいいけど、自分の周辺でオナニー的なエコをぶちかましてるだけで、環境に負荷のかかる事業や活動は海外に依存しているとか。 何だろうね。ほんとに。

    なんかエコ活動とかやってる奴がいるけどさ - やまもといちろうBLOG(ブログ)
    kodaif
    kodaif 2010/06/05
    "エコとか考えてるなら、風呂の回数減らせよ。一日おきでいいだろ。ドライヤーも使うなって話だ。マイカーでぶんぶん通勤してる奴が、得意げになって使用済み天ぷら油の再利用とか言ってて馬鹿なんだろうかと思う。"
  • コンテンツ産業の国際化とかの雑談 - やまもといちろうBLOG(ブログ)

    最近無闇に忙しいのもあってどうも具合悪いのだが、どうも落ち着いた用事が土日に入る傾向が強くて何となくゆっくり休めないなあ。 で、パートナーがシンガポールから東京へ遊びに来ていたのでミーティングをしたあと、雑談で映画とかゲームの制作体制のあり方的な話に。 ● コンテンツ産業における何某王国化、誰某王朝化 コンテンツ業界は売上を維持し体制を確立するためにも国際化しなければなりませんね、売上比重も国内より海外を重視しようね、というのは当然どこも考えるお話。なので、海外のスタジオを買ってみたり、海外のコンテンツに投資してみたり、海外のクリエイター集団に発注してみたり、海外の現地法人に予算をつけて開発させてみたり、様々な試行錯誤をやってきた。 結論でいうと、「それは日の会社が持っていた独自性が生きなくて、日メーカーがやる必要なくね?」というオチとなって、うっかりすると北欧とかロシアの会社にWW展

    コンテンツ産業の国際化とかの雑談 - やまもといちろうBLOG(ブログ)
    kodaif
    kodaif 2010/06/02
    "誰もがやりたがらない仕事であり、だからこそ社内から企画があまり上がらないわけであって、したがってそういう企画を出せと発注しておきながらなかなか提出した企画に予算がつかないという不思議事態になる。"
  • 鳩山首相、辞任。お疲れ様でした。 - やまもといちろうBLOG(ブログ)

    昨日まで、死にそうな顔だった鳩山さんが、晴れやかな表情で辞任会見をしているのを見て複雑な心境になるのでありますが…。お疲れ様でした。 こうなってしまった以上、鳩山政権のあれこれを語るのも野暮な気もするのですが、最後の最後で鳩山さんが小沢さんに幹事長職の辞任勧告をするという選挙対策的道連れをするなど、鳩山さんらしい党人派的言動が出たなあという気もします。実質的に、小沢さんが鳩山さんの首を取った、という一連の動きの含意もあるのかなあ。この手の自爆に関する美意識は、鳩山さん独特のものだなあと強く思いました。 改めて、首相は善人では務まらない、ということを示した事例だったろうと思います。自身の高額子供手当て問題やら普天間問題やら、すべての問題において首相はその場その場は誠実に対応されようとしていました。彼の中に、打算はあまりなく、かなり気で、自身の理想を周辺からの「アドバイス」とミックスして語ら

    鳩山首相、辞任。お疲れ様でした。 - やまもといちろうBLOG(ブログ)
    kodaif
    kodaif 2010/06/02
    "一方で、一年ごとに首相が変わる、国民の期待が早期に失われてしまうということそのものが、我が国の政治への国内海外からの信認が失われ、重要政策の実行が不可能になるという点でも、実に残念なことであります。"
  • 消費税も大事だけど、せめて成長戦略や外交もお願いしますよ… - やまもといちろうBLOG(ブログ)

    保守の政党が立ち上がるのは良いとして(保守≠保守主義なので注意)、どうも「政治が避けてきた問題に真正面から取り組む」というカタルシスというか自己陶酔があるのか、聞いてもいないのに消費税アップの話が何故か党政策の前面に出ていて、貴方がたは選挙に勝つ気がどれだけあるのかと聞いてみたい気分なんです。 というか、いま離党した人たちは与謝野さんのように決して選挙に強くないベテラン揃いなので、今後党勢を盛り上げるために有力な若手を抜擢しようにも応援に逝ける弾でもないよなあという状況でありまして。 たちあがれ日 公式ホームページ http://www.tachiagare.jp/ 基政策骨子 http://www.tachiagare.jp/pdf/tachiagare_100426.pdf 骨子で「強い経済」というけど、高齢者雇用や社会雇用ニューディールなど出ている政策が全部失業対策で、新産業育成

    消費税も大事だけど、せめて成長戦略や外交もお願いしますよ… - やまもといちろうBLOG(ブログ)
    kodaif
    kodaif 2010/05/02
    "「政治が避けてきた問題に真正面から取り組む」というカタルシスというか自己陶酔があるのか、聞いてもいないのに消費税アップの話が何故か党政策の前面に出ていて、貴方がたは選挙に勝つ気がどれだけあるのか"
  • 勝間和代本に好意的な書評を某誌に書いたら、そこんとこが丸ごと落とされていた件 - やまもといちろうBLOG(ブログ)

    ゲラが送られてきたのをいま確認してびっくりしました。なかったことになってる。おやあ? お陰で行数が足りないことになって加筆しなくちゃいけないので面倒です。 自分をデフレ化しない方法 http://www.amazon.co.jp/dp/4166607383 まあ、ブログで書くのも何だが、勝間和代節を楽しめる人なら、身も蓋もない筆致の良いです。高度成長時代は社会保障も企業経営も難易度低くて問題を先送りすれば経済成長が補填をしてくれたけど、いまはゼロサムゲームなのだから然るべき努力を払うべき、という論述がメインなので、書き方に嫌悪感がなければ納得の内容ではあります。 ただし、表紙が18禁なのと、論述が粗いので気になる人は読む気をなくすのかなという部分はあります。高く自己を売りようのない人にとっては、教条的な部分は相容れないでしょう、という程度かなあ。でも、個人的には面白く読みました。表紙がグ

    勝間和代本に好意的な書評を某誌に書いたら、そこんとこが丸ごと落とされていた件 - やまもといちろうBLOG(ブログ)
    kodaif
    kodaif 2010/03/14
    "表紙がトラウマになることですね。読み終えたときの読後感が、あの表紙は強烈だなあという本論とは関係ないところで引っかかってしまう点でしょうか。夢に出てきそうで怖いです。それも寝汗をかく類の。"
  • フレームワークで分析するのを本当にやめて欲しい - やまもといちろうBLOG(ブログ)

    資料読んでて思うのだが… メソッドとしてフレームワークやマインドマップが使いやすいのは認める。問題の整理をするのに役立つのも分かる。でも4象限や8象限で分析できることなんて多寡が知れている、それを分かっていて割り切って使っているならともかく、成功や失敗、商品企画やマーケティングのあり方を説明するのにフレームワーク「だけ」を使って説明し説得しようというのはよろしくないと思う。 タスク分析とかで、重要度と緊急度で分類するのは一般的だし、その重要度を使いながらPDCサイクルを回そうというのは分かるんだけれども、毎回要素に還元して、事柄を分解してから整理するやり方になるから、問題解決(とか、成功分析、失敗分析とか)のアプローチとしては逆に遠回りになるわけで。 取り組むべき事柄が大量生産だったり、ミッションが明確であるならば、効率を目指してQC的に組織が改善を繰り返すのは効果あると思います。でもさあ

    フレームワークで分析するのを本当にやめて欲しい - やまもといちろうBLOG(ブログ)
    kodaif
    kodaif 2010/03/14
    "それを分かっていて割り切って使っているならともかく、成功や失敗、商品企画やマーケティングのあり方を説明するのにフレームワーク「だけ」を使って説明し説得しようというのはよろしくないと思う。"
  • コンテンツ業界話に関する補遺 - やまもといちろうBLOG(ブログ)

    昨日、コンテンツ業界と産業政策に関するエントリーを書いたところ、思わぬ方面からクレームが来まして、どうやら文意を正確に書かなかったのがいけなかったかと思い、補遺のエントリーを掲載します。 誰かやどこかの会社を揶揄する目的で書いたエントリーではありませんが、気分を害された方には深くお詫び申し上げます。 いやほんと、コンテンツ業界はいったいどうするんだろうね(雑感) http://kirik.tea-nifty.com/diary/2010/03/post-001f.html 少々専門的な話を含みますので、分からんという人は上記エントリーでご容赦ください。とても長いので読み飛ばし奨励です。 ● 「コンテンツ」て結局何よ 一応、私なりの定義で。 コンテンツ=対価を得るために生成された情報 コンテンツ産業=情報産業 では無償で提供されるものはコンテンツではないのか? という問いについては、評価され

    コンテンツ業界話に関する補遺 - やまもといちろうBLOG(ブログ)
    kodaif
    kodaif 2010/03/14
    "ただし、産業全体の問題で考えるならば、公式サイトから勝手サイトへ商流が変化する中で、対応の遅れた同業他社の売上を巻き取る形で事業を成長させた形であり、産業全体の売上を牽引するには至っていません。"
  • 週刊朝日が地検に呼ばれたらしいよ - やまもといちろうBLOG(ブログ)

    反検察言論の牙城となっている週刊朝日に業を煮やしたのか、地検特捜部が週刊朝日に厳重抗議だそうで、出頭要請という騒ぎに。岩上安身さんというジャーナリストというかハゲがtwitterでリーク、ちょっとした騒ぎになっております。 東京地検、週刊朝日に抗議 記事に「虚偽の点がある」 http://www.j-cast.com/2010/02/03059378.html #syuttoのリアルタイム結果 http://twitter.com/#search?q=%23syutto 震源地は、やっぱりというか、小沢一郎関連疑惑のトリックスター、上杉隆さん。頑張るねえ。そこに池田信夫さんが参戦して、即座に切り返され真っ二つになっているのが印象的です。 http://twitter.com/uesugitakashi/status/8578891805 [引用]東京地検のみならず、経済学者(笑)からも「捜

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    kodaif
    kodaif 2010/02/10
    "言論がどうのと言う前にちゃんと対応するのが筋でしょうし、発刊停止が強行されたとかならともかく「事情を聞かせろ」で「言論弾圧だ!!」と叫ぶのは脳みそが左に偏ってるんじゃないかと感じました。"
  • 堀江貴文さんに起業を語られてもなあ - やまもといちろうBLOG(ブログ)

    とか言いつつ、面白そうな話だったので。おっしゃることは、ごもっとも。どうも、まぐまぐで有料メルマガを出すので、その導入のような感じらしいんですが、「ブログでは言えない話」なんだそうで、監獄ダイエットについてとか語るんでしょうか。頑張っていただきたいと思います。 起業するという考え方 http://ameblo.jp/takapon-jp/entry-10447641082.html 堀江貴文のブログでは言えない話 http://www.mag2.com/m/0001092981.html メルマガといえば、isologueの磯崎せんせがタイムリーにもベンチャーキャピタルの決算を読みながら「ベンチャー冬の時代」について語っておるところです。ジャフコとか、IPOによるエクジット時代には光通信やトランスコスモスとならんで未公開株戦線で荒らし回っていたのを思い出すと、つわものどもが夢の跡系の諸行無

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    kodaif
    kodaif 2010/02/06
    "興して14年目の私の実感からしますと「上を目指すか目指さないかは別として、大企業への就職が必ずしも自己の生活の安定と同義でなくなった現在、自分の力を試すためにも起業は経験しておくべき」とは思います。"
  • 微妙な調査結果解題 - やまもといちろうBLOG(ブログ)

    ○ 「若者は“テレビ離れ”していない」 若者は“テレビ離れ”していない--M1・F1総研の調査で明らかに http://japan.cnet.com/marketing/story/0,3800080523,20407542,00.htm ほとんどガセネタの域なので、あんまり考える必要もないんですが、一番問題なのは短期的にはテレビの前に座っている人の割合がぐんぐん低下していることと、長期的にはテレビの前に座っている人の可処分所得がぐんぐん低下していることにあります。 ただ、総量で見た場合、いくらネットやケータイが盛り上がっているとはいえ、いまだに娯楽の中心がテレビであることに変わりはなく、テレビに娯楽を求めている層はそうそう減っていないが、好みが分散したり視聴時間帯の占有がゴールデンやプライムの割合低下で広告効果が下がったりということで。 今後、テレビ業界全体が制作費の削減の影響をどう出し

    微妙な調査結果解題 - やまもといちろうBLOG(ブログ)
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    kodaif 2010/01/30
    "考える必要もないんですが、一番問題なのは短期的にはテレビの前に座っている人の割合がぐんぐん低下していることと、長期的にはテレビの前に座っている人の可処分所得がぐんぐん低下していることにあります。"
  • ○○○としては一流だが、人間としてはクズな偉人との付き合い方 - やまもといちろうBLOG(ブログ)

    景気が悪いのもあって、世間では能力位でしっかり仕事をしてくれる人を選別するようになったのか、皆さん不思議な相談をお持ちかけになられるケースが増えました。ああ、もちろん私が一流だなどと傲慢な考えを持っているわけじゃないですよ。どちらかというと敗戦処理がエキスパートだというだけで、変な仕事が押し付けられてくるというだけの話です。 で、あっと驚くような大手企業さんの、あーあと思うような下水処理案件が頻繁に流れてくるわけです。まるでクソ溜めのような世界ではあるんですが、もうそういう汚い案件を見てもどうも思わなくなってきました。金額がでかかったり、関わっている人数が多かったり、関係先が大手企業だったりするだけで、汚いものは汚いわけですね。 そういう「みんなが逃げ散ろうと思っているところでの経済ババ抜き」で大事になる前段での見極めというのがありまして。 ○ 失敗大型案件は、たいてい発起時点で偉い人が

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    kodaif 2010/01/28
    "資金繰りさえどうにかなれば法的整理でも良い場合のみで、実際問題として地雷のような案件というのは「潰すに潰せないけど、存在していると迷惑だし皆が損する」けど「カネで決着できない」問題で炸裂するわけです"
  • 「ブログサバト」の効用 - やまもといちろうBLOG(ブログ)

    尊敬するファイナル爺が、毎週なぜかブログサバトと称して、一日ネットから意図的に距離を置いているようである。ありゃいったい何だと思っていた。というか、サバトが何であるかをそもそも良く知らない。安息日なのだろうが、ネットを禁じることが安息を意味するとはなかなか思いづらい。他の理由があるのではないかと思った。年齢から来る疲れ目か何かか。 ちと用事があって、物理的にネットから遮断されることとなり、携帯もなかなか通じない状況に陥ったとき、数時間ほど「私が連絡取れないあいだ、何かあるのではないか」という強迫神経症のような目眩に襲われ、仕事はもちろん家内や幼い倅に何か起きたらどうしようとか、twitter上で誰か炎上してたらとか、さまざま頭をよぎったわけである。 ところが、実際に高速で流れる情報の渦から文字通り距離を置いて半日も過ぎると、常に神経質にあれこれ考え続けていたことが一転、物凄く遠くから状況が

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    kodaif
    kodaif 2010/01/27
    "とはいえ、安息から醒めてみたら、取引先のアホが問題を起こしていて事態が混乱を極めて鬱になる。また収拾するためにあれこれやるんだぜ。これだから馬鹿がいる世の中は面白い。本当に、楽しいよ。生きてて。"
  • 再びJAL再建の件を無責任に私が勝手な評論する - やまもといちろうBLOG(ブログ)

    お茶中、少し時間ができたので、短く寸評など。 週刊ダイヤモンドの辻広雅文氏が、過去に破綻したナニについての対比を解説したところ、再びぐっちー氏が反論。これを読んだ某関係者がぐっちー氏に事実無根というか、単なる暴論として内容証明でも送ろうかという勢いであります。 3人の財界人が語る「稲盛日航」が危ういこれだけの理由 http://diamond.jp/series/tsujihiro/10093/ 日航空再生は不可能 http://guccipost.jp/cgi-bin/WebObjects/12336a3d498.woa/wa/read/sq_126408e9b50/ お年玉を貰い終わった私としては、JALが潰れようが解体されようがもはやどうでもいいので、投入される税金の金額が100円でも少なければそれでいいやと思います。 ただ、再生の定義が「会社が存続し、利益を上げられ再上場まで持っ

    再びJAL再建の件を無責任に私が勝手な評論する - やまもといちろうBLOG(ブログ)
    kodaif
    kodaif 2010/01/23
    "踏み込んで黒字まっしぐらのリストラを敢行できるのか、に尽きます。整備費や機材費といった、保有資産の質や運行に関するノウハウを損なわずに、本業以外にぶら下がっているあらゆるコストを削り落とすことが重要"
  • JALの労組は、本当に真の勇者の集まりだな - やまもといちろうBLOG(ブログ)

    「そもそもを考えるシリーズ」と銘打って、債務超過7,000億 JALはそんなに悪かった?というコラムがあるのですが、「こうした試算を大企業全体に当てはめれば、かなりの企業が実質債務超過になりそうな気がします」とか書いてあって、事実関係を主張したいんじゃなくて感覚なんだそれ、と思いました。 ただ、確かに労働組合が単純悪とは言えず、労働者に経営感覚や社会常識といった智恵があったら労働者であるはずもないので、彼らに知性を求めるのは酷であるし、徒党を組んだら文殊の智恵となる類のミツバチのような群生的な集合知など期待できようもありません。突き詰めれば、微妙な人が結社化して経営の合理化がなかなかできなかったという過去の経営が営々と積み重ねた赤字が問題だろうと思うので、労働組合としては真面目に問題に取り組んでるだけなんだろうなあと。知力が足りないだけで。

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    kodaif
    kodaif 2010/01/23
    "結社化して経営の合理化がなかなかできなかったという過去の経営が営々と積み重ねた赤字が問題だろうと思うので、労働組合としては真面目に問題に取り組んでるだけなんだろうなあと。知力が足りないだけで。"
  • 小沢さんの事務所前がとんでもない人だかりなんですけど - やまもといちろうBLOG(ブログ)

    強制捜査ですってね、奥さん。っていうか、私の会社のどまん前ですよ。 東京地検、小沢幹事長「陸山会」と「鹿島」捜索 http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100113-OYT1T00974.htm 「陸山会」事務所など一斉捜索 東京地検 http://www.nikkei.co.jp/news/main/20100113NT001000413012010.html [引用]関係者によると、陸山会は04年10月29日、秘書の寮を建てる目的で、東京都世田谷区の宅地476平方メートルを都内の不動産会社から約3億4千万円で購入。04年分の収支報告書に記載せず、05年分の報告書に同年1月に購入したとして記載した。 突破口としてはまあこんなもんじゃないでしょうかね。小沢会見が事実であれば、物証はあらかた検察が前回持っていっているはずなので、見せしめ的側面もある

    小沢さんの事務所前がとんでもない人だかりなんですけど - やまもといちろうBLOG(ブログ)
    kodaif
    kodaif 2010/01/13
    "空気作りに検察リークが使われるというロジックでやっておるわけですけれども、まあそういう側面もあるのでしょう。実際、そういう三味線が美しく奏でられないと偉くなれない器量なしだという判断になるのかも"
  • 補遺:新聞業界を含むメディア再編話についての補足 - やまもといちろうBLOG(ブログ)

    日経BPのインタビューを受け、ついでにこのブログでもエントリーを書いたのですが、遠回しに書いたり冗長にしたりしてぼやかしてたら、まだ趣旨に誤解があるようなので。 新聞のネット進出が苦戦続きなのはなぜか http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20091222/202408/ 日経BPで、グループ会社の悲哀を代弁するコメントを寄せました http://kirik.tea-nifty.com/diary/2009/12/bp-d3a5.html ○ もちろんポジショントークです 記事もそうですし、メディアから通常の取引の範囲内でお金を貰って書いています。メディア企業から戦略のすべてを開示されているとか、全部が音を言われているとは当然思っていないけれど、打った手の狙いや背後関係や組織人事といったところはある程度は知っています。 通常の取引以外でも、個別

    補遺:新聞業界を含むメディア再編話についての補足 - やまもといちろうBLOG(ブログ)
    kodaif
    kodaif 2009/12/25
    "成長だけが重要なのではなく、いわゆる残存者利益というものがあります。また、既存メディアから脱藩した人が、受けたジャーナリスト教育を活かして各種ウェブメディアで活躍しているという点も忘れてはなりません"