UNIX の慣習にもとづき、合計8セクションから構成されていますが、実際に中身が用意されているのはセクション1, 2, 3のみです。順番に見ていきましょう。 セクション1の実体は intro.1 であり、Introduction to user commands と名付けられています。*BSD の intro.1 はほぼテンプレートファイルのままですが、Linux の場合は、ログイン・シェル・パス名・ディレクトリ・ファイルシステムについて、簡単に解説されています。 man 2 syscalls セクション2はシステムコールを担当していますが、Linux の intro.2 は秀逸です。DESCRIPTION の先頭には次の一節が据えられています。 DESCRIPTION Section 2 of the manual describes the Linux system calls. A