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ブックマーク / hokke-ookami.hatenablog.com (68)

  • 『1937 南京の真実』の真実 - 法華狼の日記

    映画『南京の真実』の制作が進まず、南京事件と関係の薄い東京裁判を主題とした第一部しか完成しなかったため、第三部のシナリオを先行してマンガ化したもの。 監督の水島総が原作、前田俊夫が作画。製作・監修を映画『南京の真実』製作委員会とチャンネル桜エンタテインメントが担当。 海外で日サブカルチャーの代名詞として「HENTAI」が使われるようになった一因『うろつき童子』*1。その原作者が作画という時点で、悪い冗談のようなマンガである。気で海外向けに展開したいなら、もっと別の作画担当者を捕まえるべきではなかったか。もちろん、前田俊夫でもカルト人気はつかめるかもしれないが、『南京の真実』で情報戦をしかけたい対象とは層が違いすぎるだろう。毎日新聞の海外サイト1コラムとは比べようもないほど「国辱」ではないかと愚考する。 それはさておき、かなり作画は不安定。さすがに完全な素人だった『やっぱり有り得なかった

    『1937 南京の真実』の真実 - 法華狼の日記
    kokogiko
    kokogiko 2009/11/13
  • 伊藤博文はテロリスト - 法華狼の日記

    これは陰謀論でもトンデモでもない、真面目な話。最近に安重根へ言及した*1こともあって、テロリストとしての伊藤博文について色々と考えている。 たとえば、番組改変期の2時間特別ドラマとして、伊藤博文の生涯を追ってみると、けっこう面白いものができると思うのだ。 一例として、ハルビン駅から物語を導入してみてはどうだろうか。駅ならば人数が少なくても群集を描写でき、制作費が安くても相応に豪華な雰囲気が出ることだろう。 そして群集に紛れた安重根が凶弾をはなつ。倒れる伊藤博文と、捕縛される安重根。 生死の境界を一時さまよう伊藤博文の記憶は、走馬灯のように過去へさかのぼる。それと並行して、安重根が独立運動に挫折し、暗殺を行うにいたった経緯を描く。過去へ向かう物語と、未来へ向かう物語。そしてドラマの結末で、二人の姿がテロリストとして重なりあう…… さて、こんなことを考えるようになったきっかけについても話そう。

    伊藤博文はテロリスト - 法華狼の日記
    kokogiko
    kokogiko 2009/11/01
    id:noharra『近代国家は独立戦争か市民革命で作られる』しかし明治維新はどちらでもない罠/批判とかじゃなくて指摘だけ
  • 英雄が殴られるまで - 法華狼の日記

    いうまでもないが、英雄は聖人君子と違って、最初から非の打ち所のない人間ではない。どちらかといえば長所も短所も極端な人間ではないだろうか。歴史をたぐって出てくる様々な「英雄」は、時に軽率、時に間抜けで、倫理や道徳を超越した者が少なくない。 英雄とは社会を変革する異端であったし、逆にいえば、変革の責を社会が押しつける生け贄であった。 在特会から集団暴行を受けたid:toled氏が英雄視されることを、懸念する意見が複数ある。 http://d.hatena.ne.jp/y_arim/20090929/1254246684 まあ、ぼくの言いたいことはnopiko氏とzaikabou氏とfont-da氏に全部言われてしまっているんだけれども、たかだか排外主義に反対するだけの簡単なお仕事が「殉教者」呼ばわりされたり「覚悟」が必要とされたりする現状が十分に異常事態なんだね。 上記y_arim氏のエントリ

    英雄が殴られるまで - 法華狼の日記
    kokogiko
    kokogiko 2009/10/01
  • ゆとり教育を批判するだけでは自説の証明にならないよ - 法華狼の日記

    まだ後編は上げられていないが、「階層間の学力格差や機会均等など」が書かれる予定らしいので*1、あまり補足されないだろうと推測して書く。とりあえず現行の「ゆとり教育」が失策であることも前提とする。 教育問題に関して(前編) - 雑記帳 「ゆとり教育(のうちの「総合的な学習」)」に関しては、しつこいくらいにそれを行う教員の資質・指導力の改善が指摘され、求められ続けてきましたが、そういった教育政策は失敗に終わっておきながら、教員だけは「10年に1回、30時間程度の研修」も嫌だというのは……という事で、私の日教組への認識は「左翼としての日教組」ではなく、「失敗している教育政策の片棒を担ぎながらも責任をスルーしている集団」です。 何らかの失敗をした者は、意味がない苦労*2を引き受けなければならないという考えは、全く賛同できない。 失業者は趣味を持ってはいけないとか、容疑者の実名を報道しなければならな

    ゆとり教育を批判するだけでは自説の証明にならないよ - 法華狼の日記
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    kokogiko 2009/09/19
  • どの時代にも当てはまりそうな出来事 - 法華狼の日記

    事実か虚構かは判然としないが、学生運動の時代にもよくあっただろうこと。両親ともめる若い左翼の姿は最近に『ドキュメンタリ宣言』でも見た*1。 ネトウヨ大憤死の巻 ただし、政治運動をしていた時点では与党を応援していたのに、行動が反体制という皮肉。西村真悟や維新政党新風あたりを応援していたなら、ある意味で整合性があったのだが。 もちろん、体制に深く依存するような政治活動へ若者が参加することも珍しくない。その意味では、たとえ引用されている記述が真実でも驚くには値しないだろう。 http://b.hatena.ne.jp/entry/anond.hatelabo.jp/20090831052505 政治的な立ち位置を超えて、同情的なコメントが目立つ。 ところで、あまりブックマークコメントでは指摘されていないが、弁護を一つ。 「学生」ということから未成年という推論がされているが、それが正しいと仮定する

    どの時代にも当てはまりそうな出来事 - 法華狼の日記
    kokogiko
    kokogiko 2009/09/03
    はまる対象がネトウヨでなくても、左翼学生運動でも新興宗教でもよくありそうな話だ。
  • まさか、こういう論点で「人種」という表現が争われるとは思わなかった - 法華狼の日記

    以前にも取り上げた*1zamudo氏とやりとりしていて、ひっくり返った。 憲法9条無防備論者による殺人未遂事件 : 週刊オブイェクト 好戦的な平和主義者という人種は、そこいら中に普通に居るものと思った方が良いでしょうね。 まずはJSF氏による上記の発言を見てから、下記コメント欄の抜粋を読んでほしい。なお、JSF氏による上記発言は下記エントリでも引用している。 たしかに9条以前の問題 - 法華狼の日記 hokke-ookami 2009/08/10 08:13 たとえば、イスラム教徒による強盗殺人事件を一つ引いて“強盗殺人するイスラム教徒という人種は、そこいら中に普通に居るものと思った方がいい”とコメントした場合、どのように受け取られるか理解できないものでしょうか。 見ての通り、ある程度まで自由意思で変更できる属性として、「平和主義者」と「イスラム教徒」をそろえた。「人種」という言葉は、一種

    まさか、こういう論点で「人種」という表現が争われるとは思わなかった - 法華狼の日記
    kokogiko
    kokogiko 2009/08/21
    JSF氏はともかく、こういう文脈や元文章の存在を無視して、一単語にこだわって全体を煙に巻こうとする連中はいる。以前、民族の定義でmunyuuとやりあったが、国連決議等の原典をあたると文脈での理解の方が正しかった。
  • おそらく本当に新書一冊も読まない人 - 法華狼の日記

    何を批判したいのか判然としないレポートマンガを読んだ。 ◆ ケシクズ ◆:■ スネークレポマンin三鷹 これのどこが「確かに、この人の批判に正しいことはたくさんある」*1のだろうか。 つまるところ、マイクでヘイトスピーチをアジって妨害する集団に属していても、わざわざ誇示さえしなければ、誰でも自由に入ることができたというだけの話。門戸は広く開かれていたわけだ。どちらかといえば、見学者に対しても「売春楽しかったーー?」*2と遠くから声をかけるような集団こそ、入場を阻害しているのではないだろうか。 そもそも、同じブログでプリンスホテルにくだされた判決を拒絶したばかりなのだから*3、きちんと最初から妨害者を排除している主催者を作者は肯定するべきだろう。 しかしマンガとしては、冒頭からナノゼリー先生を好意的に描いていることに苦笑しつつも、対立しているイベント主催者や参加者もさほど醜悪に描いていないの

    おそらく本当に新書一冊も読まない人 - 法華狼の日記
    kokogiko
    kokogiko 2009/08/11
  • かくて万民、万死に値する - 法華狼の日記

    あいりん地区で起こっている「暴動」の情報を、いくつか整理してgood2nd氏が伝えている。 日で暴動起きてるんですけど - good2nd 警官による暴行が労働者の主張どおり事実だとすれば、重大な人権問題であるはずです。極めて深刻な。釜ケ崎では過去にも暴動が起きており、警察への抗議に端を発するものも多いようです*1。チベット人住民を不当に逮捕して暴行したと言われる中国の警察と何が違うというのでしょうか?当事者として、「事実無根」と言いはって済ませるのではなく、納得のいく説明をする義務が大阪府警にはあると考えます。 また同地では昨年には住民登録の削除が行われるなど、人権状況の点で憂慮すべき問題があります。ゆえなき突発的な事件ではないでしょう。この国が人権に配慮するというのなら、まず今回の事実関係を明らかにした上で、警察のような実力組織による抑圧を完全に根絶しなければなりません。 これに対す

    かくて万民、万死に値する - 法華狼の日記