タグ

ブックマーク / tonan.seesaa.net (2)

  • 2007年12月: ほぼ文字についてだけのブログ

    隷書や楷書のくさかんむりには、AタイプとBタイプがあり、Aタイプのくさかんむりの下に「者」を書いたのが「著」、Bタイプのくさかんむりの下に「者」を書いたのが「着」にすぎない。 もともと「著」も「着」も同じ字であり、区別がなかった。 これらがいつごろから使い分けられるようになったのかはわからないが、遅くとも江戸時代には、「著」は書物を著す・著書、「着」は到着・着物として使い分けが見られる。 「著=着」はAタイプ、Bタイプ両方のくさかんむりが使われるが、どちらかに決まっている字もある。「苦」はAタイプ、「若」はBタイプである。これは似た字なのでくさかんむりの使い分けが生じたのであろう。 「齊藤」「斎藤」「斉藤」「齊藤」さんの由来について、さらに補足する。 「斎藤」は、藤原利仁の次男、藤原叙用が斎宮頭になったときに「斎藤」と称したのを起源とするらしい。この説が当なら、これは10世紀(平安時代中

    kokogiko
    kokogiko 2009/05/26
  • 「昔は旧字体で書いていた」なんてウソだ!: ほぼ文字についてだけのブログ

    トナン・大熊肇の(ほぼ文字についての)覚え書きです。 充分に検証していないこともありますので、眉につばをつけてご覧ください。 連絡先:hajimeアットマークtonan.jp(「アットマーク」を「@」に変えてください) 『文字の骨組み』2刷の間違いとご指摘 『文字の骨組み』初刷の間違いとご指摘 『文字の組み方』訂正箇所 『旧漢字―書いて、覚えて、楽しめて』というを買ってみた。 旧字体(旧漢字)を鉛筆で書こう、というなのだが、残念ながら旧字体(旧漢字)は(主に明朝体で)印刷をしていた字体であって、手書きをしていた字体ではない。 1949年、当用漢字字体表が発表され新字体が採用された。 これによってそれまで使われていた字体は、旧字体とか旧漢字と呼ばれることになった。 ただしこれは印刷についてのことである。 当用漢字字体表の発表前には、印刷字体と手書き字体は違うものだったのである。 ▲『旧漢

    kokogiko
    kokogiko 2009/04/22
    これは知らんかった。原点にあたらんと判らんことってあるんだなあ。(何でも原点にあたるのが必須と言う意味ではなく、どこまでいってもネットだけでは完結しないのだなあ再実感という意味で)
  • 1