↑ 南相馬に能美沿いに広がる田も畑も人家も農具も自動車など生きるすべてを奪った大地震と大津波の爪痕 福島原発の事故がチェルノイブイリと同じ危機レベル7と発表された12日、友人たち4人で自主避難地区に指定された福島県南相馬市へ千葉県船橋市から車で出発した。市にとどまる避難者を支援するボランティアとして前日に登録した。前日の福島・茨城地域を襲った震度5の余震の影響で、計画していた常磐道が勿来から通行止めになり、コースを東北道に変えて盤越道の見張るインターで国道439に入った。相馬市に近づくに連れて道路に人影がまったくなくなる。車もまばらであった。退去地域の双葉町の手前の警察の検問を受けた。午後3時すぎに南相馬市に入ると、少し交通量が増えたが道を歩いている人は全く見えない。商店や民家もほとんど戸を閉じていた。 南相馬市の中心部にある社会福祉会館に設けられた災害ボランティアセンターでは若い女性が受